あいち国際女性映画祭
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あいち国際女性映画祭 Aichi International Women's Film Festival | |
---|---|
![]() 会場となるウィルあいち(2013年3月) | |
イベントの種類 | 映画祭 |
開催時期 | 毎年9月上旬 |
初回開催 | 1996年6月 |
会場 | 愛知県女性総合センター(ウィルあいち)ほか、4会場 |
主催 | 公益財団法人あいち男女共同参画財団、同映画祭運営委員会 |
公式サイト | |
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あいち国際女性映画祭(あいちこくさいじょせいえいがさい)は、愛知県で毎年9月上旬に開催される映画祭。1996年に始まった。第1回は6月上旬に行われた。
概要
中京圏では唯一の国際映画祭。名古屋市東区のウィルあいちで開催される。小牧市、日進市、田原市、北名古屋市、弥富市、豊田市、長久手市、安城市、幸田町、犬山市、知立市など各年によって異なるが、周辺の複数都市でも作品の上映が行われる。
世界中で活動する女性監督を招待し、女性の生き方などをテーマとした作品や女性映画監督の作品を上映。開催期間中は関連したシンポジウムやワークショップも執り行われる。
各年概要
1996年
1996年(平成8年)6月6日から10日までの5日間で開催され、日本初公開5作品を含む24作品を上映し、12,029人が参加した[1]。
映画上映の他には、映画の製作現場から見える「女の視点、男の視点」をテーマにシンポジウムを3度にわたり開催し、岩波ホールの総支配人であった高野悦子による講演「映像が女性で輝くとき」や、黒澤プロダクションのプロダクションマネージャー野上照代による講演「わが青春に悔いなしの時代」が開催された[1]。
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
女人、四十。 | ![]() | 許鞍華 | ベルリン国際映画祭主演女優賞受賞 |
少年の叫び | ![]() | アニエス・メレ | |
画魂 | ![]() | 黄蜀芹 | |
冬の河童 | ![]() | 風間志織 | |
人でなしの恋 | ![]() | 松浦雅子 | 江戸川乱歩原作 |
天の馬 | ![]() | ナンサリーン・オランチメグ | |
ウィッシュ・夢がかなうとき | ![]() | マーサ・クーリッジ | |
ツーフレンズ | ![]() | ジェーン・カンピオン | |
私の子供 | ![]() | オリビア・ラマサン | |
ウインズ・オブ・ゴッド | ![]() | 奈良橋陽子 | |
インディラ | ![]() | スハシニ・マニ・ラトナム | |
杉の子たちの20年 | ![]() | 藤原智子 | |
歌舞伎役者 片岡仁佐衛門〜登仙の巻 | ![]() | 羽田澄子 | |
エコエコアザラクII | ![]() | 佐藤嗣麻子 | |
かたつもり/につつまれて | ![]() | 河瀬直美 | |
エデンの園 | ![]() | マリア・ノバロ | |
ピクチャーブライド | ![]() | カヨ・マタノ・ハッタ |
1997年
1997年(平成8年)9月3日から7日までの5日間で開催され、日本初公開4作品を含む14作品を上映し、12,770人が参加した[1]。
映画上映の他には、前年に続いて岩波ホール支配人・高野悦子による「女性が拓く新しい世界」と題した講演のほか、クララ・ローや高山由紀子ら映画監督や脚本家、衣装デザイナーのワダ・エミ、俳優ウッタラ・バオカルらによる対談が6回企画開催された[1]。
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
宋家の三姉妹 | ![]() ![]() ![]() | メイベル・チャン | |
のら猫の日記 | ![]() | リサ・クリューガー | |
姉妹 | ![]() | スミトラ・バーヴェー | |
アントニア | ![]() ![]() ![]() | マルレーン・ゴリス | 第68回アカデミー外国語映画賞受賞 |
鏡のない家に光あふれ | ![]() | 渋谷昶子 | |
フローティング・ライフ | ![]() | クララ・ロー | |
ユキエ | ![]() | 松井久子 | |
ある貴婦人の肖像 | ![]() ![]() | ジェーン・カンピオン | |
住民が選択した街の福祉 | ![]() | 羽田澄子 | |
ホーム・フォー・ザ・ホリディ | ![]() | ジョディ・フォスター | |
風のかたみ | ![]() | 高山由紀子 | |
淋しい日曜日 | ![]() | ベリット・オット・ネースハイム | |
太陽に抱かれて | ![]() | ミラ・ナイール | |
ワン・マンス・レイター | ![]() | ノーチカ・ファン・ブラッケル |
1998年
1998年(平成10年)9月11日から15日までの5日間で開催され、日本初公開4作品を含む14作品を上映し、13,478人が参加した[1]。
会期中には高野悦子の講演会や監督やその他ゲストトークの機会を開催し、直接参加者と交流する場を設けて女性の立場からの国際交流を促した[1][2]。
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
幸福の街 | ![]() | 李少紅 | |
愛を乞うひと | ![]() | 平山秀幸 | |
ダロウェイ夫人 | ![]() ![]() | マルレーン・ゴリス | |
ルイズ その旅立ち | ![]() | 藤原智子 | |
遥か遠くで | ![]() | リディア・ボブロヴァ | |
女と女と井戸の中 | ![]() | サマンサ・ラング | |
輝きの海 | ![]() ![]() | ビーバン・キドロン | |
落下する夕方 | ![]() | 合津直枝 | |
カリブは最高! | ![]() | マーサ・クーリッジ | |
世界に響いた銃声 | ![]() | クリスチャン・チョイ | |
ビヨンド・サイレンス | ![]() | カロリーヌ・リンク | 東京国際映画祭グランプリ受賞 |
わたしがSuKi | ![]() | 槙坪夛鶴子 | |
カドリーユ | ![]() | ヴァレリー・ルメルシェ | |
半生縁 | ![]() | アン・ホイ |
1999年
1999年(平成11年)9月8日から12日までの5日間で開催され、日本初公開9作品を含む14作品を上映し、12,732人が参加した[1]。
開催期間中に、映画監督、専門家を招いたトークイベントが8回開催された。映画プロデューサーの松井久子による講演や、「第七官界彷徨-尾崎翠を探して」の監督である浜野佐知によるゲストトークなどが行われた[1]。
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
太陽への道 | ![]() ![]() ![]() | イエスィム・ウスタオウル | |
玻璃の城 | ![]() | メイベル・チャン | |
ヴァンドーム広場 | ![]() | ニコール・ガルシア | |
美術館の隣の動物園 | ![]() | イ・ジョンヒャン | |
エイミー | ![]() | ナディア・タス | |
ロージー | ![]() | パトリス・トーイ | |
第七官界彷徨-尾崎翠を探して | ![]() | 浜野佐知 | |
シュウシュウの季節 | ![]() ![]() ![]() | ジョアン・チェン | |
海に抱かれて | ![]() | マリルー・ディアス・アバヤ | |
家庭教師 | ![]() | 李虹 | |
ティーンズ・ゲーム | ![]() | クリスティーナ・オロフソン | |
ザ・パーソナルズ:黄昏のロマンス | ![]() | 伊比恵子 | アカデミー賞ドキュメンタリー短編賞受賞 |
バンディッツ | ![]() | カーチャ・フォン・ガルニエ | |
逢いたくてヴェニス | ![]() | ビビアン・ナーフェ |
2000年
あいち国際女性映画祭2000は、2000年(平成12年)9月6日から同10日を会期とし、主会場となるウィルあいちのほか、9日には豊田市民文化会館・安城市文化センター・長久手町文化の家、10日には犬山市民文化会館・幸田町民会館においてもイベントが開催された[3]。参加者は15,733人となり、このうち主会場以外の参加者は3,309人となった[1]。
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
はじまりはオペラ[1] | ![]() | ハイデ・ヘイアー | ウィルホール・豊田市上映、ゲストとして駐日ノルウェー王国大使夫人[1] |
パロミタ[1] | ![]() | アパルナ・セン | 日本初上映、ウィルホール・長久手町上映、監督来場[4] |
アム・アイ・ビューティフル?[1] | ![]() | ドーリス・デリエ | 愛知初上映[4] |
ワン・アンド・オンリー[1] | ![]() | スサンネ・ビア | 日本初上映、ウィルホール・安城市上映、監督来場[4] |
さよならイスタンブール[1] | ![]() ![]() ![]() | ジャーナン・ゲレデ | 日本初上映、ウィルホール・幸田町上映、監督来場[4] |
恋文[1] | ![]() | 田中絹代 | 1953年の作品、ウィルホール上映[4] |
ウーマン・オン・トップ[1] | ![]() | フィナ・トレス | 日本初上映、ウィルホール上映[4] |
セット・ミー・フリー[1] | ![]() ![]() ![]() | レア・プール | ウィルホール・犬山市上映[4] |
問題はこれからです[1] | ![]() | 羽田澄子 | ウィルホール上映、監督来場[4] |
新しい肌[1] | ![]() | エミリ・ドゥルーズ | |
伝説の舞姫 崔承喜[1] | ![]() | 藤原智子 | |
写真家の女たち[1] | ![]() | オードリー・ウェルス | |
シャドウ・ボクサー[1] | ![]() | カーチャ・バンコスキー | |
ボクと空と麦畑[1] | ![]() | リン・ラムジー | |
老親[1] | ![]() | 槙坪夛鶴子 | 愛知初上映、ウィルホール上映、監督・主演萬田久子来場[4] |
ボクとママとおまわりさん[1] | ![]() ![]() ![]() | エラ・レムハーゲン | 豊田市・ウィルホール上映、監督来場[4] |
2001年
2001年(平成13年)9月5日から9日までの5日間で開催され、14作品(そのうち日本初公開は4作品)が上映された[1]。監督によるトーク・講演会などを実施、参加者と交流する場を設けて、女性の立場からの国際交流を促進した[1]。安城市・犬山市でも開催し、地域に広がる映画祭となった[1]。
- 対象:一般
- 定員:上映各回800人
- 参加者:15,422人
- 入場料:上映1回前売800円、当日1,000円(交流パーティ2,000円、ゲストトーク・講演会などは無料)[1]
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
折り梅 | ![]() | 松井久子 | |
太陽の娘たち | ![]() | マリヤム・シャフリヤール | |
ムッシュ・カステラの恋 | ![]() | アニエス・ジャウイ | |
夢は時をこえて-津田梅子が紡いだ日本 | ![]() | 藤原智子 | |
2秒 | ![]() | マノン・ブリアン | |
こどもの時間 | ![]() | 野中真理子 | |
ディープリィ | ![]() ![]() | シェリ・エルウッド | |
白夜の時を越えて | ![]() | ピルヨ・ホンカサロ | |
ビューティフル | ![]() | サリー・フィールド | |
ヴィクトール 小さな恋人 | ![]() | サンドリーヌ・ヴェッセ | |
西洋鏡 | ![]() ![]() | アン・フー | |
ブラックボード 背負う人 | ![]() | サミラ・マフマルバフ | カンヌ国際映画祭審査員賞受賞 |
百合祭 | ![]() | 浜野佐知 | |
ダンボールハウスガール | ![]() | 松浦雅子 |
2002年
2002年(平成14年)9月4日(水)から9月8日(日)の4日間開催され、日本初公開2作品を含む15作品を上映し、15,598人が参加した[1]。
映画上映の他には、映画監督である吉田喜重がこれまでの映画人生を振り返る講演会が開催された他、シンポジウム「女性監督はいま 世界の女性監督のおかれている立場」では、女性監督本人による現在の状況についての報告が行われた[5]。
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
鏡の女たち | ![]() | 吉田喜重 | |
ネバー・マインド・ザ・ウォール | ![]() | コニー・ヴァルター | |
ガイア・ガールズ | ![]() | キム・ロンジノット ジャノ・ウィルアムズ | 日本の女子プロレス団体GAEA JAPANを追ったドキュメンタリー |
家族の旅立ち | ![]() | アネット・K・オルセン | |
ワイキキ・ブラザーズ | ![]() | イム・スルレ | |
彼女たちの時間 | ![]() | カトリーヌ・コルシニ | |
アンジェリカとローネの夏休み | ![]() ![]() | セシリア・ホルベック・トリアー | |
不実の愛、かくも燃え | ![]() | リヴ・ウルマン | |
MON-ZEN | ![]() | ドーリス・デリエ | |
元始、女性は太陽であった 平塚らいてうの生涯 | ![]() | 羽田澄子 | |
アイ・ラブ北京 | ![]() | ニン・イン | |
私が女になった日 | ![]() | マルズィエ・メシュキニ | |
キルミー・レイター | ![]() | ダナ・ラスティグ | |
火星のカノン | ![]() | 風間志織 | |
シャーロット・グレイ | ![]() ![]() | ジリアン・アームストロング | |
タラウマラの村々にて | ![]() | 山崎博子 | |
DV-ドメスティック・バイオレンス | ![]() | フレデリック・ワイズマン |
2003年
17作品(日本初公開は3作品)を上映。この年は2005年愛・地球博の開催を意識し、環境問題等についても広く考える場を開設した。また、地域的な広がりをもった映画祭をめざし、小牧市、犬山市、師勝町の3市町でも開催した[1]。
定員は上映各回800人で、参加者14793人(うち内3市町884人)、入場料は上映1回前売800円、当日1000円(交流パーティーは2000円、ゲストトーク・シンポジウム等は無料)[1]。
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
愛にかける橋 | ![]() ![]() | フー・メイ | |
ギャラクシーにようこそ | ![]() | パトリシア・プラトネール | |
ミー・ウィズアウト・ユー | ![]() | サンドラ・ゴールドバッカー | |
パーフェクト・マッチ | ![]() | モ・ジウン | |
風の舞〜闇を拓く光の詩〜 | ![]() | 宮崎信恵 | |
密愛 | ![]() | ビョン・ヨンジュ | |
アクセルの挑戦 | ![]() | ピア・ボヴィン | |
光、新たに | ![]() | マリルー・ディアス=アバヤ | |
アニムスアニマ | ![]() | 斉藤玲子 | |
もも子、かえるの歌が聞こえるよ。 | ![]() | 四分一節子 | |
沙羅双樹 | ![]() | 川瀬直美 | |
ベンデラ-旗- | ![]() | ナン・トリフェニ・アハナス | |
ベッカムに恋して | ![]() ![]() | グリンダ・チャーダ | |
母と娘 | ![]() | ロリー・B・キントス | |
囁く砂 | ![]() ![]() | ナン・トリフェニ・アハナス | |
おばあちゃんのガーデン | ![]() | リンダ・オーハマ | |
ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海 アフリカへの想い(併映) | ![]() | レニ・リーフェンシュタール | レニ・リーフェンシュタールの47年ぶりの新作 |
2004年
2004年(平成16年)9月8日から12日までの5日間で開催され、18作品(そのうち日本初公開は5作品)が上映された[1]。監督によるトーク・講演会なども実施した[1]。前年に引き続き2005年愛・地球博の開催に向けて、環境問題をテーマに考える場も設定した[1]。犬山市・常滑市・小牧市・師勝町の4市町でも開催した[1]。
- 対象:一般
- 定員:上映各回800人
- 参加者:14,614人
- 入場料:上映1回前売800円、当日1,000円(交流パーティ2,000円、ゲストトーク・シンポジウムなどは無料)[1]
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
氷雨 | ![]() | キム・ウンスク | |
バブーシャ〜おばあちゃん | ![]() ![]() | リディア・ボブロヴァ | |
世界でいちばん私をかわいがってくれたあの人が去った | ![]() | マー・シャオイン | |
ママは負けない | ![]() | フランチェスカ・コメンチーニ | |
ラミアの白い凧 | ![]() ![]() | ランダ・シャハル・サッバグ | |
オーギュスタン 恋々風塵 | ![]() | アンヌ・フォンテーヌ | |
戀之風景 | ![]() ![]() | キャロル・ライ | |
少女ヘジャル | ![]() | ハンダン・イペクチ | |
しあわせな孤独 | ![]() | スザンネ・ビア | |
子猫をお願い | ![]() | チョン・ジェウン | |
娘道成寺 蛇炎の恋 | 日本 | 髙山由紀子 | |
恋愛適齢期 | ![]() | ナンシー・メイヤーズ | |
やさしい嘘 | ![]() ![]() | ジュリー・ベルトゥチェリ | |
兼子 Kaneko | ![]() | 渋谷昶子 | |
TAIZO〜戦場カメラマン・一ノ瀬泰造の真実〜 | ![]() | 中島多圭子 | 報道カメラマンの一ノ瀬泰造を描く |
トントンギコギコ図工の時間 | ![]() | 野中真理子 | |
人形芸人 Dont&Not | ![]() | 舩引亜樹 | |
木場〜住めば都〜 | ![]() | カトリーヌ・カドウ |
2005年
日本初公開8作品を含む17作品を上映した。NPOとの協同企画や映画監督等によるゲストトークを開催するとともに、映画祭の開催10回目を記念したイベントとして3作品の再上映と記念講演を行った。地域的な広がりを求め、愛知県内の5市町村(豊田市、犬山市、小牧市、豊明市、師勝町)でも開催した[1]。
- 対 象:一般
- 定 員:上映各回800人
- 参加者:16,580人(内5市町 2,203人)
- 入場料:上映1回前売800円、当日1,000円
(交流パーティーは2,000円、ゲストトーク・シンポジウム等は無料)[1]。
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
美術館の隣の動物園 | ![]() | イ・ジョンヒャン | |
宋家の三姉妹 | ![]() | メイベル・チャン | |
ビヨンド・サイレンス | ![]() | カロリーヌ・リンク | |
Oh Happy Day | ![]() | ヘラ・ヨーフ | |
僕らのバレエ教室 | ![]() | ピョン・ヨンジュ | |
魂の色 | ![]() | ヘルマ・サンダース=ブラームス | |
雲が出るまで | ![]() ![]() ![]() ![]() | イエシム・ウスタオール | |
ベアテの贈りもの | ![]() | 藤原智子 | |
昔と今 | ![]() | マリルー・ディアス・アバヤ | |
アメノナカノ青空 | ![]() | イ・オニ | |
ダブルシフト-子育て奮闘記- | ![]() | マリア・エッセーン | |
せかいのおわり | ![]() | 風間志織 | |
山中常磐 | 日本 | 羽田澄子 | |
私の青い鳥 | ![]() | マイケ・デ・ヨング | |
暖情 | ![]() | ウーラン・ターナ | |
愛をつづる詩 | ![]() ![]() | サリー・ポッター | |
恋の花咲く 伊豆の踊子 | ![]() | 五所平之助 | |
the Letter〜君に届く愛の詩〜 | ![]() | パウーン・チャンタラシリ | |
人間の約束 | ![]() | 吉田喜重 | 1986年の作品 |
流れる | ![]() | 成瀬巳喜男 | 1956年の作品 |
ヤカオランの春 あるアフガン家族の肖像 | ![]() | 川崎けい子 中津義人 | |
みやび 三島由紀夫 | ![]() | 田中千世子 | |
稲妻 | ![]() | 成瀬巳喜男 | 1952年の作品 |
ガラスのうさぎ | ![]() | 四分一節子 | |
チルソクの夏 | ![]() | 佐々部清 |
2006年
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
暖情 | ![]() | ウーラン・ターナ | |
プードルのトリミング | ![]() | アネッテ・ヴィンドバルド・ヴォン・ヴァルテー | |
絹の繭から-日系米人国籍離脱の物語 | ![]() | サツキ・イナ スティーブン・ホーサップル | |
エマニュエルの贈りもの | ![]() | リサ・ラックス ナンシー・スターン | |
細い目 | ![]() | ヤスミン・アフマド | |
ある愛の風景 | ![]() | スザンネ・ビア | |
三池 終わらない炭鉱の物語 | ![]() | 熊谷博子 | |
母ギーラーネ | ![]() | ラクシャン・バニエテマド モフセン・アブドルヴァッハーブ | |
私たち | ![]() | マー・リーウェン | |
無名の人-石井筆子の生涯 | ![]() | 宮崎信恵 | 観客賞 |
ウィンキーの白い馬 | ![]() ![]() | ミシャ・カンプ | |
あの鷹巣町のその後 | ![]() | 羽田澄子 | |
ハイジャックフライト93 | ![]() | アントニア・バード | |
幸福のスイッチ | ![]() | 安田真奈 | |
KAMATAKI 窯焚 | ![]() ![]() | クロード・ガニオン | |
三年身籠る | ![]() | 唯野未歩子 | |
ステップ!ステップ!ステップ! | ![]() | マリリン・アグレロ | |
四月の雪 | ![]() | ホ・ジノ | |
白い巨塔 | ![]() | 山本薩夫 | 1966年の作品 |
エロス+虐殺 | ![]() | 吉田喜重 | 1970年の作品 |
復讐するは我にあり | ![]() | 今村昌平 | 1979年の作品。今村昌平追悼作品として上映 |
ALWAYS 三丁目の夕日 | ![]() | 山崎貴 |
2007年
2007年9月5日から9月9日の間に開催された。日本初公開作品4本の上映と、世界的にも注目されている女性映画監督作品14本と日本映画の名作5本を上映した。 監督や俳優や関係者と市民が交流できるパーティーや、映画とジェンダーを考えるトークセッションや映像制作のワークショップが行われた[6]。
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
殯の森 | ![]() ![]() | 河瀬直美 | 第60回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞 |
マーズ&ヴィーナス | ![]() | エヴァ・ダール | |
リタの息子 | ![]() | ヒルデ・ヴァン・ミーゲム | |
ムクシン | ![]() | ヤスミン・アハマド | |
無窮動 | ![]() | ニン・イン | |
マサイの恋人 | ![]() | ヘルミーネ・フントゲブルト | |
君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956 | ![]() | クリスティナ・ゴダ | 観客賞。上映時は『チルドレン・オブ・グローリー』 |
オフサイド | ![]() | ブケット・アルアクス | |
花の夢-ある中国残留婦人- | ![]() | 東志津 | ドキュメンタリー。愛知県興行協会賞 |
URINARA祖国-母のまなざし、息子の声 | ![]() | 河真鮮 | ドキュメンタリー |
半身反義 | ![]() | 竹藤佳世 | ドキュメンタリー |
漁師と妻 | ![]() | ドリス・デリエ | |
デスパレート 愛された記憶 | ![]() | アン・ホイ | |
アフター・ウェディング | ![]() | スサンネ・ビア | |
白い馬の季節 | ![]() | ニンツァイ | |
終りよければすべてよし | ![]() | 羽田澄子 | |
みてあそぶアートアニメの世界 | |||
ゆれる | ![]() | 西川美和 | |
さくらん | ![]() | 蜷川実花 | |
血は乾いている | ![]() | 吉田喜重 | 1960年の作品 |
細雪 | ![]() | 市川崑 | 1983年の作品 |
武士の一分 | ![]() | 山田洋次 | |
学校 | ![]() | 山田洋次 | 1983年の作品 |
フラガール | ![]() | 李相日 |
2008年
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
私たちの生涯最高の瞬間 | ![]() | イム・スルレ | 観客賞 |
シンガポール・ドリーム | ![]() | イェン・イェン・ウー コリン・ゴー | |
小梅姐さん | ![]() | 山本眸古 | 愛知県興行協会賞 |
ストーン・エンジェル | ![]() | カリ・スコグランド | |
日常 | ![]() | 笹部香 | |
秉愛(原題) | ![]() | フォン・イェン | |
ファイター | ![]() | ナターシャ・アーティー | |
ボーン・イントゥ・ブロッセルズ(原題) | ![]() ![]() | ロス・カウフマン ザナ・ブリスキ | |
ネコナデ | ![]() | 大森美香 | |
今日という日が最後なら、 | ![]() | 柳明菜 | |
ティラミス | ![]() | パウラ・ヴァンデルウスト | |
空想の森 | ![]() | 田代陽子 | |
心理学者 原口鶴子の青春 100年前のコロンビア大留学生が伝えたかったこと | ![]() | 泉悦子 | |
パリ、恋人たちの2日間 | ![]() ![]() | ジュリー・デルピー | |
アウェイ・フロム・ハー君を想う | ![]() | サラ・ポーリー | |
ピンチクリフ・グランプリ | ![]() | イヴォ・カプリノ | 1975年製作の人形アニメ映画 |
水で書かれた物語 | ![]() | 吉田喜重 | 1965年の作品 |
野良犬 | ![]() | 黒澤明 | 1949年の作品 |
おかあさん | ![]() | 成瀬巳喜男 | 1952年の作品 |
東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 | ![]() | 松岡錠司 | |
母べえ | ![]() | 山田洋次 | |
それでもボクはやってない | ![]() | 周防正行 |
2009年
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
今、このままがいい | ![]() | プ・ジヨン | |
星の国から孫ふたり〜「自閉症」児の贈りもの〜 | ![]() | 槙坪夛鶴子 | |
ドゥーニャとデイジー | ![]() ![]() | ダナ・ネチュシュタン | |
飛べ、ペンギン | ![]() | イム・スルレ | |
イメルダ | ![]() ![]() | ラモーナ・ディアス | |
チベットの音調 | ![]() | ダイ・ウェイ | |
エスケープ | ![]() | カトリーネ・ヴィンフェルド | |
つぶより花舞台 | ![]() | 鯨エマ | |
生きていく日々 | ![]() ![]() | アン・ホイ | |
とらわれの水 | ![]() ![]() | ディーパ・メータ | 観客賞 |
私を撮って | ![]() | アンナ・ネグリ | |
あした天気になる?〜発達障がいのある人たちの生活記録〜 | ![]() | 宮崎信恵 | 愛知県興行協会賞 |
空とコムローイ 〜タイ、コンティップ村の子どもたち〜 | ![]() | 三浦淳子 | |
ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1 | ![]() ![]() | 早川由美子 | |
赤い点 | ![]() ![]() | 宮山麻里枝 | |
台湾人生 | ![]() | 酒井充子 | |
子供の情景 | ![]() ![]() | ハナ・マフマルバフ | |
女のみづうみ | ![]() | 吉田喜重 | 1966年の作品 |
おくりびと | ![]() | 滝田洋二郎 | |
羅生門 デジタル完全版 | ![]() | 黒澤明 | 1950年の作品 |
ぐるりのこと。 | ![]() | 橋口亮輔 | |
つみきのいえ | ![]() | 加藤久仁生 | |
劔岳 点の記 | ![]() | 木村大作 | |
ロイドの巨人征服 | ![]() | フレッド・ニューメイヤー サム・テイラー | 1923年の作品 |
2010年
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
レオニー | ![]() | 松井久子 | |
ミスにんじん | ![]() | イ・ギョンミ | |
ザクロとミルラ | ![]() | ナジュワ・ナッジャール | |
ハーブ&ドロシー アートの歴史を塗りかえた小さな二人 | ![]() | 佐々木芽生 | |
あなたのためならどこまでも | ![]() | 桂あやめ | |
坡州(パジュ) | ![]() | パク・チャノク | |
あぜみちジャンピンッ! | ![]() | 西川文恵 | |
愛その他の悪霊について | ![]() ![]() | イルダ・イダルゴ | |
母の道、娘の選択 | ![]() | 我謝京子 | |
プリンセス マヤ- | ![]() | テレサ・ファビク | |
祝の島 | ![]() | 纐纈あや | |
月あかりの下で | ![]() | 太田直子 | |
ブレスド | ![]() | アナ・コッキノス | |
嗚呼 満蒙開拓団 | ![]() | 羽田澄子 | |
フローズン・リバー | ![]() | コートニー・ハント | |
ハート・ロッカー | ![]() | キャスリン・ビグロー | |
Believe in Me | ![]() | キム・ジニョン | 韓国短編作品-1 |
The After... | ![]() | チェ・ヒョンヨン | |
You Will Know | ![]() | キム・ヨンジェ | |
Garivegas | ![]() | キム・ソンミン | 韓国短編作品-2 |
Feel Good Story | ![]() | イ・ギョンミ | |
Oh! Beauriful Life | ![]() | キム・インスク | |
To Be | ![]() | パク・チャノク | |
嘘つき女の明けない夜明け | ![]() | 熊谷まどか | 日本短編作品 |
ホールイン・ワンダーランド | ![]() | 清水艶 | |
アンダーウェア・アフェア | ![]() | 岨手由貴子 | |
情炎 | ![]() | 吉田喜重 | 1967年の映画 |
ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜 | ![]() | 根岸吉太郎 | |
隠し砦の三悪人 | ![]() | 黒澤明 | |
映画の肖像 黒澤明 大林宣彦 映画的対話 | ![]() | 大林宣彦 | |
大誘拐 RAINBOW KIDS | ![]() | 岡本喜八 | |
ディア・ドクター | ![]() | 西川美和 |
2011年
2011年9月7日から11日までの5日間開催され、全23作品が上映された。北名古屋市、弥富市、一宮市、小牧市でも開催[7]。
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
百合子、ダスヴィダーニヤ | ![]() | 浜野佐知 | |
遥かなるふるさと 旅順・大連 | ![]() | 羽田澄子 | |
牛と一緒に7泊8日 | ![]() | イム・スルレ | |
明日はきっとよくなる | ![]() | ドロタ・ケンジェジャフスカ | |
私の少女時代 | ![]() | チャオ・ホイリー フェン・ゼンジ | |
テンバ 希望の少年 | ![]() ![]() | ステファニー・シチョルト | 愛知県興行協会賞 |
山川菊栄の思想と活動‐姉妹よ、まずかく疑うことを習え | ![]() | 山上千恵子 | |
2lines 私、妊娠しました | ![]() | チミン | |
ヘアドレッサー | ![]() | ドリス・デリエ | |
HANAMI | ![]() | ドリス・デリエ | |
漁師と妻 | ![]() | ドリス・デリエ | |
さようならUR | ![]() | 早川由美子 | |
沈黙の春を生きて | ![]() | 坂田雅子 | 観客賞 |
ブッダ・マウンテン | ![]() | 李玉(リー・ユー) | |
悲しみのミルク | ![]() | クラウディア・リョサ | |
キッズ・オールライト | ![]() | リサ・チョロデンコ | |
ツイステッド・ルーツ | ![]() | サーラ・サーレラ | |
樹氷のよろめき | ![]() | 吉田喜重 | |
告白 | ![]() | 中島哲也 | |
放浪記 | ![]() | 成瀬巳喜男 | |
大奥 | ![]() | 金子文紀 | |
武士の家計簿 | ![]() | 森田芳光 | |
春との旅 | ![]() | 小林政広 |
2012年
2012年9月1日から9日までの9日間開催され、全32作品が上映された。弥富市でも開催[8]。
作品名 | 製作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|
少女の夢-いのちつないで- | ![]() | 中平悠里 | |
オーム・シャンティ・オーム | ![]() | ファラー・カーン | |
失われた大地 | ![]() ![]() ![]() ![]() | ミハル・ボガニム | |
牧夫、魚を飼う | ![]() | シャー・リーチュン | |
グッバイ・マイ・ファーストラヴ(仮題) | ![]() | ミア・ハンセン=ラヴ | |
私のテヘラン | ![]() ![]() | グラナーズ・ムサウィー | |
ロスト・イン・北京 | ![]() | 李玉(リー・ユー) | |
聴こえてる、ふりをしただけ | ![]() | 今泉かおり | |
世界が終わりを告げる前に | ![]() | アナ・ルイーザ・アゼヴェド | |
トムボーイ | ![]() | セリーヌ・シアマ | |
ムトゥン~今を生きる | ![]() | サンドラ・コグッチ | |
ここにおるんじゃけぇ | ![]() | 下之坊修子 | |
ドーバーばばぁ 織姫たちの挑戦 | ![]() | 中島久枝 | |
密告者とその家族 | ![]() ![]() ![]() | ルーシー・シャツ、アディ・バラシュ | |
カタロゥガン!ロラたちに正義を! | ![]() | 竹見智恵子 | |
毎日がアルツハイマー | ![]() | 関口祐加 | |
小さな町の小さな映画館 | ![]() | 森田惠子 | |
手に手をとって | ![]() | 顏蘭權、莊益增 | |
あかり | ![]() | 谷本佳織 | |
UTAGE | ![]() | やましたつぼみ | |
わたしたちがうたうとき | ![]() | 木村有理子 | |
ニューキッズオンザゲリラ | ![]() | 阿部綾織 高橋那月 | |
ふたつのウーテル | ![]() | 田崎恵美 |
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2019年(令和元年)9月4日から9月8日までの5日間に開催され、9月7日は弥富市・蟹江町でも上映が行われた[9]。フィルム・コンペティションの受賞作品は以下の通りである[9]。
- グランプリ及び観客賞
- 実写部門:『わたしのヒーロー』監督;佐藤 陽子
- アニメーション部門:『タイムマシン』監督;袴田 くるみ
- 審査員特別賞
- 実写部門:『CA$H』監督;タン・ウェイティン
- アニメーション部門:『His name is Pesu』監督;大巻 弘美
また、はるな愛の初監督作品である『mama』が特別招待作品として上映された[10]。
2020年
新型コロナウィルス(Covid-19)感染防止対策を講じた上で、2020年(令和2年)9月3日から9月6日までの4日間に開催された[9]。全30作品(そのうち日本初公開4作品、愛知県初公開7作品)を上映[9]。例年行われてきた監督・俳優らの招聘のうち、海外からのものは見送った[11]。フィルム・コンペティションの受賞作品は以下の通りである[9]。
- グランプリ
- 実写部門:『リッちゃん、健ちゃんの夏。』監督;大森 歩(おおもり あゆみ)
- アニメーション部門:『ペン&マジック』監督;きし あやこ
- 観客賞
- 実写部門:『Birth ーめぐるいのちー』監督;川崎 技花(かわさき あやか)
- アニメーション部門:『Driving Lessons』監督;マルズィエ・リアヒ
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an “あいち国際女性映画祭1996-2007” (PDF). あいち国際女性映画祭. 2020年11月9日閲覧。[要ページ番号]
- ^ “あいち女性国際映画祭'98”. あいち男女共同参画財団. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “あいち国際女性映画祭2000”. 2020年11月15日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “メインプログラム”. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “愛知国際女性映画祭2002”. 財団法人あいち女性総合センター. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “あいち国際女性映画祭1996‐2007”. あいち国際女性映画祭. 2020年11月18日閲覧。
- ^ “あいち国際女性映画祭2011”. あいち国際女性映画祭. 2020年12月20日閲覧。
- ^ “あいち国際女性映画祭2012”. あいち国際女性映画祭. 2020年12月20日閲覧。
- ^ a b c d e “あいち国際女性映画祭2020”. 財団法人あいち女性総合センター. 2020年11月16日閲覧。
- ^ “おはよう 出番です テレビ愛知のバラエティー番組で司会 はるな愛 いろんな人の表情を伝えられるエンタメは絶対必要”. 中日新聞朝刊: p. 13. (2020年7月16日)
- ^ “格差、障害、家族…描いた30作 9月3~6日 あいち国際女性映画祭”. 中日新聞朝刊県内総合版: p. 15. (2020年7月29日)
関連項目
- ソウル国際女性映画祭(英語版)
外部リンク
- 公式サイト(ウィルあいちHP)(日本語)
- 各年のアーカイブ
- あいち国際女性映画祭 (@aiwff) - X(旧Twitter)
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