てり

てり(本名:若生 育功(わこう やすのり)、1967年3月8日 - )は、日本ライトノベル作家。ペンネームの由来は、テリヤキに似ていると言われたことから。東京都杉並区阿佐ヶ谷在住。

略歴

東京都杉並区西荻窪生まれ。所沢市立上新井小学校、川越市立城南中学校立教高等学校(現・立教新座高等学校)、立教大学法学部法学科卒業。サッカー専門新聞エル・ゴラッソ創刊当初(2004年後半)は、清水エスパルス初代担当記者として、若生 泰典(わこう やすのり)名義でライター活動を行っていた。ライトノベル作家としては、45歳という遅咲きのデビューであり[1]講談社BOX最年長新人である(2013年1月現在)[2]

受賞歴

  • 講談社 第11回 BOX-AiR新人賞(2012年3月) - 「おかまのサリー」(電子雑誌 BOX-AiR 掲載時に「サリー&マグナム OF THE GENUS ASPHALT」に改題)
  • クリエイティブメディア出版 第1回 えほん・児童書コンテスト えほん部門 最優秀部門賞(2014年8月) - 「しゃっくりくん」 - 絵:ヤマシタ カリン
  • クリエイティブメディア出版 第3回 えほん・児童書コンテスト 児童書部門 最優秀部門賞(2016年10月) - 「恐怖のイクラ星人」(鉄腕フロン名義)
  • クリエイティブメディア出版 第3回 えほん・児童書コンテスト えほん部門 特別賞(2016年10月) - 「こらいおんのゆうごはん」 - 絵:ものあみん

作品リスト

単行本(及び評価)

  • 「サリー&マグナム OF THE GENUS ASPHALT」(講談社BOX、2013年1月、ISBN 978-4-06-283827-6)[3] - イラスト:De
    • アニマ・ソラリス - 著者インタビュー
    • 積ん読パラダイス - 書評
    • いつも月夜に本と酒 - 書評
    • 好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! - 書評
    • 京都大学SF・幻想文学研究会ブログ - 書評
    • この世の全てはこともなし - 書評
    • 十七段雑記 - 書評
    • 読書メーター - 感想

雑誌掲載

  • 「サリー&マグナム OF THE GENUS ASPHALT」(講談社「BOX-AiR」 14号(2012年5月)から19号(2012年10月)まで連載) - イラスト:De
  • 「新緑のファンタジー ~新緑的半裸爺~」(講談社「BOX-AiR」 24号(2013年3月)) - イラスト:希

ネット公開

  • 「セントポールの勇者たち」(ウェブ・マガジン「アニマ・ソラリス」第143号(2012年4月))
  • 「ドア」 - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)(本人のブログ(2012年9月))
  • 「海とお金」 - ウェイバックマシン(2016年3月5日アーカイブ分)(本人のブログ(2012年9月))
  • 「梨沙ちゃんと桃奈ちゃんとパパの不思議な冒険」(pixiv(2012年11月))
  • 「代打、ゴリアテ」(ウェブ・マガジン「アニマ・ソラリス」第151号(2013年4月))
  • 「損得勘定」 - ウェイバックマシン(本人のブログ(2015年10月))
  • 「ライチ! サンキューベリーめっちゃ!」(NOVEL DAYS(2018年9月))

作詞

  • 「涙の阿佐ヶ谷」(2014年9月) - 動画:原

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ デビュー作「サリー&マグナム OF THE GENUS ASPHALT」の単行本のカバーに印刷されているキャッチコピーは、「夢は、叶う。四十五歳の新人ラノベ作家 てり」。
  2. ^ メールマガジン「ファンタスティック講談社BOX」 vol.151
  3. ^ 表題作のほか、書き下ろし掌編「我が名はマグナム ~服部半蔵を待ちながら~」が、あとがきの中に収録されている。

関連項目

外部リンク

  • 執筆の空調エンジニア てり - ウェイバックマシン(2019年11月1日アーカイブ分) - 本人のブログ
  • 若生 育功 - Facebook
  • てり (@sally_and_magnum) - Instagram ウィキデータを編集
  • てり - pixiv ウィキデータを編集
  • てり (ID:SALLY_AND_MAGNUM) - NOVEL DAYS
  • てり - アニマ・ソラリス
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