アリオク
この項目では、聖書に登場する存在について説明しています。アリオクのステージネームを使用しているスウェーデンのミュージシャンについては「ダニエル・ロステン」をご覧ください。 |
アリオク(Arioch)またはアリヨク、アリオーシュとは、ヘブライ語で「獰猛な獅子」を意味する語。旧約聖書にはこの名を持つ人物が二人登場し、ヨーロッパの悪魔学でも同名の悪魔の存在が語られている。
旧約聖書一人目のアリオクは『創世記』14章に登場するエラサルの王。二人目は『ダニエル書』2章に登場するネブカドネザル王の侍衛の長、高官である。口語訳では「アリオク」と表記されるが新改訳と新共同訳では「アリヨク」と訳出されている。
フレッド・ゲティングズ著『悪魔の事典』によると「復讐のデーモン」であるという。