イオ (小惑星)

曖昧さ回避 「イオ (衛星)」とは異なります。
イオ
85 Io
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1865年9月19日
発見者 C. H. F. ピーターズ
軌道要素と性質
元期:2008年11月30日 (JD 2,454,800.5)
軌道長半径 (a) 2.654 AU
近日点距離 (q) 2.145 AU
遠日点距離 (Q) 3.162 AU
離心率 (e) 0.192
公転周期 (P) 4.32
軌道傾斜角 (i) 11.96 度
近日点引数 (ω) 122.17 度
昇交点黄経 (Ω) 203.40 度
平均近点角 (M) 75.06 度
物理的性質
直径 154.79 km
自転周期 6.8751 時間
スペクトル分類 FC / B
絶対等級 (H) 7.61
アルベド(反射能) 0.0666
色指数 (B-V) 0.668
色指数 (U-B) 0.294
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イオ[1] (85 Io) は、小惑星帯に位置する小惑星の一つ。1865年9月19日にアメリカ合衆国天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズ (Christian Heinrich Friedrich Peters) によりニューヨーク州クリントン郡で発見された。ギリシア神話のゼウスの愛人イーオーにちなみ命名された。イオ (Io) という名前は954番のリー (Li)、697402番のアオ (Ao) などと共に、全ての小惑星の中で最も短いものの一つである。また、木星の衛星にも同名のイオがある。

炭素化合物に富むC型小惑星であるため、比較的大きいが暗い。パノパエアと同様、エウノミア族と似たような軌道を回っているが、S型小惑星によって構成されているエウノミア族の母天体から形成されたものではないと思われる。

1995年12月10日には北アメリカで、2004年12月7日には日本で、その約18時間後にはヨーロッパで、同年12月13日にはやはりヨーロッパで掩蔽が観測された。

出典

  1. ^ “小惑星日本語表記索引 : 51 - 100”. 日本惑星協会. 2019年3月12日閲覧。

関連項目

  • 小惑星の一覧 (1-1000)

外部リンク

  • イオ - JPL Small-Body Database ウィキデータを編集
    • 接近アプローチ · 発見 · 天体暦 · 軌道図 · 軌道要素 · 物理パラメータ
  • 2004.12.07 小惑星イオによる掩蔽の観測成果


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