エン・カレム
エン・カレム(ヘブライ語: עַיִן כרֶם、英語: Ein Karem)はイスラエルのエルサレム西郊外にある村である。
概要
エン・カレムはイスラエルのエルサレム地区にある村で、エルサレムの西郊外にある。エン(ein)はヘブライ語で「泉」、カレム(karem)は「ブドウ」の意味で、「葡萄園の泉」という意味である。アラブ人によって建てられた石造りの家々が、杉と松の木々が生える丘に囲まれた美しい村である。1948年の第一次中東戦争でアラブ人はこの村から逃げて、その後モロッコとルーマニア出身のユダヤ人が住むようになった。
6世紀ごろより、ここは『新約聖書』の「ルカによる福音書』1章39節に書かれている、ザカリア、その妻・エリサベツ、彼らの子供・洗礼者ヨハネが暮らしていた「ユダの山里」であるということで、巡礼者が絶えなくなった。
エン・カレムには次のような施設があることで有名である。 [1] [2] [3]
- 洗礼者ヨハネ誕生教会(Church of St. John the Baptist)
- 聖母マリアがいとこのエリサベツを訪ねた所に建つ訪問教会
- ハダッサ病院に「シャガールの窓」(Chagall Windows)
交通
- 中央バス・ステーション(Jerusalem Central Bus Station)で20番バス
- ヘルツルの丘で28番バス
脚注
- ^ エン・カレム(マリアの訪問教会と洗者ヨハネの教会)
- ^ 『地球の歩き方 E 05、イスラエル 2013~2014』(ダイヤモンド・ビッグ社)
- ^ "Israel & the Palestinian Territories" (Lonely Planet Publications, 2012)
参照項目
外部リンク
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