ケンテイビアス・コールドウェル＝ポープ

この人物の日本語表記には、以下のような表記揺れがあります。
  • ケンタビオス・コールドウェル＝ポープ
ケンテイビアス・コールドウェル＝ポープ
Kentavious Caldwell-Pope
ワシントン・ウィザーズでのコールドウェル＝ポープ
(2022年)
オーランド・マジック  No.3
ポジション SG
所属リーグ NBA
基本情報
愛称 KCP
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1993-02-18) 1993年2月18日（31歳）
出身地 ジョージア州トーマストン
身長 196cm (6 ft 5 in)
体重 93kg (205 lb)
ウィングスパン 203cm  (6 ft 8 in)[1]
キャリア情報
高校 グリーンビル高等学校（英語版）
大学 ジョージア大学
NBAドラフト 2013年 / 1巡目 / 全体8位[1]
プロ選手期間 2013年–現在
経歴
2013–2017デトロイト・ピストンズ
2017–2021ロサンゼルス・レイカーズ
2021–2022ワシントン・ウィザーズ
2022–2024デンバー・ナゲッツ
2024–オーランド・マジック
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ケンテイビアス・タネル・コールドウェル＝ポープ（Kentavious Tannell Caldwell-Pope, 1993年2月18日 - ）は、アメリカ合衆国ジョージア州トーマストン出身のプロバスケットボール選手。NBAのオーランド・マジックに所属している。ポジションはシューティングガード。

経歴

カレッジ

ジョージア大学でのコールドウェル＝ボープ（2012年）

ジョージア州のグリーンビル高校時代から全米クラスの選手だったコールドウェル＝ボープは、マクドナルド・オール・アメリカンに選出された[2]。

大学進学にあたり、アラバマ大学、テネシー大学、ジョージア工科大学などの関係者がリクルートに訪れる中、コールドウェル＝ボープはジョージア大学に進学。2年生時に平均18.3ポイントを記録し、SECの最優秀選手に選出された。

デトロイト・ピストンズ

2013年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明し、全体8位でデトロイト・ピストンズから指名を受け入団した[3]。 2014–15シーズンには全82試合にスターターとして出場し、1試合平均12.7得点、3.1リバウンドを記録した。2014年4月16日には、オクラホマシティ・サンダー戦でキャリアハイとなる30得点を記録した[4]。

2017年2月1日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦でキャリアハイを更新する38得点を記録し、チームは118-98で勝利した[5]。

2016年12月、ワシントン・ウィザーズ戦でのコールドウェル＝ポープ。

7月7日にピストンズはボストン・セルティックスからエイブリー・ブラッドリーを獲得したのを受け、コールドウェル＝ポープに出していたクオリファイング・オファーを取り下げたことを発表した[6]。

ロサンゼルス・レイカーズ

2017年7月11日にロサンゼルス・レイカーズと1年1,800万ドルの契約に合意した[7]。

11月27日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で29得点を記録したが、チームは115-120で敗れた[8]。2018年2月24日のサクラメント・キングス戦でキャリアハイに並ぶ8本の3ポイントシュートを含む34得点を記録し、チームは113-108で勝利した[9]。

7月6日にレイカーズと1年1,200万ドルの再契約に合意した[10][11]。

2019年3月19日のミルウォーキー・バックス戦でシーズンハイとなる35得点を記録したが、チームは101-115で敗れた[12]。

2019年7月6日にレイカーズと2年総額約1,600万ドルの再契約に合意した[13]。その契約の1年目となった2019-20シーズン、自身2016年ぶりとなるプレーオフに出場を果たした。チームはNBAファイナルまで進み、自身初のNBAチャンピオンを獲得した[14]。

オフにプレイヤーオプションを破棄してFAとなり、2020年11月21日にレイカーズと3年総額4,000万ドルで再契約した[15]。

ワシントン・ウィザーズ

2021年8月6日に5チーム間の大型トレードでカイル・クーズマ、モントレズ・ハレルと共にワシントン・ウィザーズへ移籍した[16]。

デンバー・ナゲッツ

2022年7月6日にモンテ・モリス、ウィル・バートンとのトレードで、イシュ・スミスと共にデンバー・ナゲッツへ移籍した[17]。また、移籍と同時にナゲッツと2年総額3,000万ドルの契約延長に合意した[18]。

移籍1年目の2022-23シーズン、チームはNBAファイナルまで進み、自身2度目かつフランチャイズ史上初のNBAチャンピオンを獲得した。

2023-24シーズン終了後にプレイヤーオプションを破棄し、FAとなった[19]。

オーランド・マジック

2024年7月6日にオーランド・マジックと3年総額6,600万ドルの契約に合意した[20]。

プレースタイル

運動能力が高く、シューターとしてだけではなくトランジションオフェンスも得意としている。また、ガードおよびスモールフォワードとしても守備をこなすスウィングマンの3&D選手である[21]。

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド数  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック数  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  優勝シーズン     リーグリーダー

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2013–14 DET 80 41 19.8 .396 .319 .770 2.0 .7 .9 .2 5.9
2014–15 82 82 31.5 .401 .345 .696 3.1 1.3 1.1 .2 12.7
2015–16 76 76 36.7 .420 .309 .811 3.7 1.8 1.4 .2 14.5
2016–17 76 75 33.3 .399 .350 .832 3.3 2.5 1.2 .2 13.8
2017–18 LAL 74 74 33.2 .426 .383 .789 5.2 2.2 1.4 .2 13.4
2018–19 82* 23 24.8 .430 .347 .867 2.9 1.3 .9 .2 11.4
2019–20 69 26 25.5 .467 .385 .775 2.1 1.6 .8 .2 9.3
2020–21 67 67 28.4 .431 .410 .866 2.7 1.9 .9 .4 9.7
2021–22 WAS 77 77 30.2 .435 .390 .890 3.4 1.9 1.1 .3 13.2
2022–23 DEN 76 76 31.3 .462 .423 .824 2.7 2.4 1.5 .5 10.8
2023–24 76 76 31.6 .460 .406 .894 2.4 2.4 1.3 .6 10.1
通算 835 693 29.6 .427 .369 .819 3.0 1.8 1.1 .3 11.4

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2016 DET 4 4 40.3 .440 .444 .714 4.3 2.8 1.8 .3 15.3
2020 LAL 21 21 29.0 .418 .378 .815 2.1 1.3 1.0 .2 10.7
2021 5 5 29.2 .379 .211 1.000 2.8 1.0 1.0 .0 6.2
2023 DEN 20 20 33.6 .457 .380 .829 3.3 1.6 1.3 .7 10.6
2024 12 12 35.0 .395 .327 1.000 2.9 2.6 1.4 .4 8.1
通算 62 62 32.4 .426 .365 .847 2.8 1.7 1.2 .4 10.1

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2011–12 ジョージア 32 32 32.1 .396 .304 .654 5.2 1.2 1.8 .3 13.2
2012–13 32 32 33.9 .433 .373 .799 7.1 1.8 2.0 .5 18.5
通算[22] 64 64 33.0 .415 .339 .727 6.2 1.5 1.9 .4 15.9


脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “Kentavious-Caldwell-Pope”. draftexpress.com (2013年). 2020年10月18日閲覧。
  2. ^ http://www.ledger-enquirer.com/2011/02/10/1454929/high-school-basksetball-greenvilles.html
  3. ^ http://www.usatoday.com/story/sports/ncaab/sec/2013/04/15/georgia-sophomore-star-entering-nba-draft/2084371/
  4. ^ Notebook: Thunder 112, Pistons 111
  5. ^ “Caldwell-Pope scores 38 in Pistons' 118-98 win over Pelicans”. ESPN.com (February 1, 2017). October 18, 2020閲覧。
  6. ^ Pistons renounced to the rights to Caldwell-Pope, the player becomes an UFA
  7. ^ Lakers will sign Kentavious Caldwell-Pope to a one-year, $18 million contract
  8. ^ “Kentavious Caldwell-Pope 2017-18 Game Log”. Basketball-Reference.com. January 15, 2018閲覧。
  9. ^ “Caldwell-Pope's season-high 34 points help Lakers top Kings”. ESPN.com (February 24, 2018). October 18, 2020閲覧。
  10. ^ “Lakers Re-Sign Kentavious Caldwell-Pope”. NBA.com (July 6, 2018). July 6, 2018閲覧。
  11. ^ Barnewall, Chris (July 2, 2018). “2018 NBA free agency: Lakers, Kentavious Caldwell-Pope agree to deal after LeBron's commitment”. CBSSports.com. July 6, 2018閲覧。
  12. ^ “Bucks beat Lakers 115-101; Antetokounmpo, James sit out”. ESPN.com (March 19, 2019). October 18, 2020閲覧。
  13. ^ “Kentavious Caldwell-Pope, Lakers Agree to Reported 2-Year Contract Worth $16M” (英語). BleacherReport.com (July 6, 2019). July 6, 2019閲覧。
  14. ^ “レイカーズが10年ぶり、リーグ最多に並ぶ17回目の優勝”. SportingNews (2020年10月12日). 2020年10月12日閲覧。
  15. ^ “Kentavious Caldwell-Pope nets a three-year, $40 million deal to return to Los Angeles Lakers, agent says” (英語). ESPN (2020年11月21日). 2020年11月22日閲覧。
  16. ^ “Lakers Acquire Russell Westbrook” (英語). Los Angeles Lakers. 2021年8月7日閲覧。
  17. ^ “Wizards acquire Morris and Barton in trade with Denver” (英語). www.nba.com. 2022年7月7日閲覧。
  18. ^ “Nuggets, KCP agree to 2-year, $30M extension” (英語). ESPN.com (2022年7月14日). 2024年7月9日閲覧。
  19. ^ “Report: Kentavious Caldwell-Pope Declines $15M Nuggets Contract Option Before NBA FA” (英語). Bleacher Report. 2024年7月9日閲覧。
  20. ^ “Kentavious Caldwell-Pope leaves Nuggets, signs with Magic” (英語). NBA.com. 2024年7月9日閲覧。
  21. ^ “Los Angeles Lakers Player Spotlight: Kentavious Caldwell-Pope” (英語). lasportshub.com. 2021年6月17日閲覧。
  22. ^ Kentavious Caldwell-Pope, rivals.yahoo.com. Retrieved 20 April 2013.

外部リンク

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デンバー・ナゲッツ 2022-23NBA優勝

0 クリスチャン・ブラウン | 1 マイケル・ポーター・ジュニア | 5 ケンテイビアス・コールドウェル＝ポープ | 6 デアンドレ・ジョーダン | 7 レジー・ジャクソン | 8 ペイトン・ワトソン | 10 ジャック・ホワイト | 11 ブルース・ブラウン | 13 トーマス・ブライアント | 14 イシュ・スミス | 15 ニコラ・ヨキッチ（ファイナルMVP）| 21 コリン・ギレスピー | 22 ジーク・ナジ | 27 ジャマール・マレー | 31 ブラッコ・チャンチャー | 32 ジェフ・グリーン | 50 アーロン・ゴードン

ヘッドコーチ：マイケル・マローン

アシスタントコーチ:デビッド・アデルマン | ジョン・ベケット | ライアン・ボウエン | ポパイ・ジョーンズ | チャールズ・クラスク | ライアン・サンダース | オグンジェン・ストヤコビッチ | エルビス・バルカーセル

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