シナピン
シナピン | |
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シナピンチオシアネートの化学構造 | |
別称 Sinapoylcholine | |
特性 | |
化学式 | C16H24NO5 |
モル質量 | 310.36 g/mol |
精密質量 | 310.165447 u |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
シナピン (Sinapine) は、クロガラシの種子に含まれるアルカロイドアミンである。シナピン酸のコリンエステルであると考えられている。1825年にフランスの化学者Etienne Ossian Henryが発見した[1]。
代謝
シナピンエステラーゼは、シナピンと水をシナピン酸とコリンに変換する酵素である。
シナポイルグルコース-コリンO-シナポイルトランスフェラーゼは、1-O-シナポイル-β-D-グルコースとコリンをD-グルコースとシナピンに変換する酵素である。
出典
- ^ Tzagoloff A (1963). “Metabolism of Sinapine in Mustard Plants. I. Degradation of Sinapine into Sinapic Acid & Choline”. Plant Physiol. 38 (2): 202-206. PMID 16655775.