シー・エミリー・プレイ
「シー・エミリー・プレイ」 | ||||
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ピンク・フロイド の シングル | ||||
B面 | 黒と緑のかかし | |||
リリース | ||||
録音 | 1967年 | |||
ジャンル | サイケデリック・ロック | |||
レーベル | EMI | |||
作詞・作曲 | シド・バレット | |||
プロデュース | ノーマン・スミス | |||
チャート最高順位 | ||||
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ピンク・フロイド シングル 年表 | ||||
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「シー・エミリー・プレイ」(See Emily Play)は、ピンク・フロイドが1967年に発表した2枚目のシングル。
解説
A面・B面ともに、作詞・作曲はシド・バレットによる。「シー・エミリー・プレイ」は、当初"Games for May"という仮タイトルが付けられていた[1]。
ピンク・フロイドにとって初の全英トップ10入りを果たし、バンドはテレビ番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』でも、この曲を演奏した。しかし、バンドはその後シングル・ヒットに恵まれず、1969年以降はシングルを発売しない方針に移ったため、1979年に「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」が全英1位を獲得するまで、ピンク・フロイドのシングルが全英チャートに入ることはなかった[2]。
表題曲はオリジナル・アルバム未収録で、後に『ピンク・フロイドの道』(1971年)等のコンピレーション・アルバムに収録されたが、アメリカや日本では、ファースト・アルバム『夜明けの口笛吹き』の初回盤に収録された。B面「黒と緑のかかし」(原題:Scarecrow)は、『夜明けの口笛吹き』収録のものと同じヴァージョン。日本では本作がピンク・フロイドの第1弾シングルとして発売され、当時は「エミリーはプレイ・ガール」という日本語タイトルが付いていた[1]。
カヴァー
- デヴィッド・ボウイ - 『ピンナップス』(1973年)
- オール・アバウト・イヴ - 『キープセイクス〜ベスト・オブ・オール・アバウト・イヴ』(2006年、デモ録音)
- オリジナル・ラヴ - 『キングスロード』「エミリーはプレイガール」(訳詞:田島貴男)(2006年)
- マーサ・ウェインライト - 『アイ・ノウ・ユア・マリッジ・バット・アイヴ・ガット・フィーリング・トゥ』(2008年)
脚注
- ^ a b 『ピンク・フロイド全曲解説』(アンディ・マベット著、山崎智之・訳、シンコー・ミュージック、ISBN 4-401-70105-4)p.18, 193-194
- ^ ChartArchive-Pink Floyd-
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シド・バレット | デヴィッド・ギルモア | ニック・メイスン | ロジャー・ウォーターズ | リチャード・ライト | |
スタジオ・アルバム | 夜明けの口笛吹き | 神秘 | ウマグマ | 原子心母 | おせっかい | 狂気 | 炎〜あなたがここにいてほしい | アニマルズ | ザ・ウォール | ファイナル・カット | 鬱 | 対 | 永遠 |
サウンドトラック | モア | 砂丘 | 雲の影 | 道 カレラ・パンアメリカーナ |
ライヴ・アルバム | ウマグマ | 光〜PERFECT LIVE! | P.U.L.S.E | ザ・ウォール・ライヴ:アールズ・コート1980-1981 | 狂気: ライヴ・アット・ウェンブリー1974 |
コンピレーション・アルバム | |
ボックス・セット | シャイン・オン | スタジオ・ワークス | ピンク・フロイドBOX | The Early Years 1965-1972 | The Later Years |
映像作品 | ロンドン1966-1967 | 光〜PERFECT LIVE! PINK FLOYD IN CONCERT | 驚異 |
主な楽曲 | アーノルド・レーン | シー・エミリー・プレイ | 神秘 | 原子心母 | 吹けよ風、呼べよ嵐 | ピロウ・オブ・ウインズ | フィアレス | サン・トロペ | シーマスのブルース | エコーズ | マネー | タイム | クレイジー・ダイアモンド | あなたがここにいてほしい | シープ | アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール | グッバイ・ブルー・スカイ | コンフォタブリー・ナム | ザ・トライアル | 幻の翼 |
映画 | |
関連バンド | |
関連人物 | |
関連項目 | |
レコード会社 | ハーヴェスト・レコード | EMI | コロムビア・レコード | ソニー・ミュージック |
カテゴリ |