ジャクソン・ホリデイ

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  • ジャクソン・ホリデー
ジャクソン・ホリデイ
Jackson Holliday
ボルチモア・オリオールズ #7
ルーキー級FCLオリオールズ時代
(2022年8月18日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州オースティン
生年月日 (2003-12-04) 2003年12月4日(20歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
180 lb =約81.6 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手二塁手
プロ入り 2022年 MLBドラフト1巡目
初出場 2024年4月10日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
この表について
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プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

ジャクソン・マシュー・ホリデイJackson Matthew Holliday, 2003年12月4日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州オースティン出身のプロ野球選手遊撃手)。右投左打。MLBボルチモア・オリオールズ所属。

父のマット・ホリデイ、叔父のジョシュ・ホリデイ(英語版)も元プロ野球選手。

経歴

プロ入り前

高校1年目のシーズン終了後に、卒業後は叔父のジョシュが監督を務めるオクラホマ州立大学へ進学する予定であることを発表した[1]

3年目の2021年に打率.500、6本塁打、50打点の成績を記録し、U-18のアメリカ合衆国代表に選出された[2]

4年目の2022年には1試合3本塁打や1イニング2本塁打などを記録し、注目を集めた[3]

プロ入りとオリオールズ時代

2022年のMLBドラフト1巡目(全体1位)でボルチモア・オリオールズから指名され、予定していた大学進学を取りやめプロ入り[4]。契約金は819万ドルで、同ドラフトで全体2位指名されたドリュー・ジョーンズの818万ドルを上回る高校生史上最高額となった[5]

2023年6月26日にオールスター・フューチャーズゲームに選出された[6]

2024年スプリングトレーニングに招待選手として参加した。開幕は傘下AAA級のノーフォーク・タイズで迎えた。4月10日にメジャーに昇格。背番号は「7」で、これは父親がカージナルス時代と現役最終年のロッキーズでの2018年に着用した背番号である[7]。また、オリオールズの歴史としてはカル・リプケン・シニア(英語版)が着用し、その後は息子のビリー・リプケンが着用し、以降は準永久欠番となっていた背番号であった[7]。10日の朝にビリーともう1人の息子であるカル・リプケン・ジュニアで議論し、オリオールズに背番号7を復活させることに合意[7]。ジュニアは「リプケン家はホリデイが父親の背番号7を着用することに興奮しており、彼のプレーを観戦するのが楽しみ」だとツイートした[7]。父親のマットも長年に渡って準永久欠番となっていた背番号を着用して貰えることは光栄だと公表した[7]。同日のフェンウェイ・パークでのレッドソックス戦でメジャーデビューを果たした[8]。この試合でメジャー初打点を記録している。翌11日の試合では二塁手として出場した。4月14日のミルウォーキー・ブルワーズ戦にて7回にアブナー・ウリベからメジャー初安打を記録した。デビュー後10試合で34打数2安打、18三振と結果を残せず、4月27日にAAA級ノーフォークへ降格となった。7月末に再昇格すると7月31日のトロント・ブルージェイズ戦でメジャー初本塁打となる満塁ホームランを記録した[9]

家族

父のマットはMLBで15年間プレーして通算316本塁打を記録し、オールスターゲームに7度選出された[10]

叔父のジョシュはマイナーリーグで2年間プレーし、現在はオクラホマ州立大学で監督を務めている。

詳細情報

記録

背番号

  • 7(2024年4月10日 - )

脚注

  1. ^ “Jackson Holliday commits to Oklahoma State” (英語). GoPokes.com. 2022年4月29日閲覧。
  2. ^ World, Barry Lewis Tulsa. “USA Baseball selects Owasso's Brennan Phillips, Stillwater's Jackson Holliday to 18U team” (英語). Tulsa World. 2022年4月29日閲覧。
  3. ^ [email protected], Hallie Hart. “Stillwater baseball team rallies for walk-off win against Tulsa Union” (英語). Stillwater News Press. 2022年4月29日閲覧。
  4. ^ “Orioles sign first overall Draft selection Jackson Holliday” (英語). MLB.com. 2022年7月29日閲覧。
  5. ^ “Orioles Agree To Terms With First Overall Pick Jackson Holliday” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年7月29日閲覧。
  6. ^ Jonathan Mayo (June 26, 2023). “Here are the 2023 Futures Game rosters” (英語). MLB.com. June 29, 2023閲覧。
  7. ^ a b c d e Jake Rill (April 10, 2024). “Ripken family 'thrilled' for Holliday to wear dad's No. 7” (英語). MLB.com. April 11, 2024閲覧。
  8. ^ Theo DeRosa (2024年4月10日). “All the highlights from Holliday's hyped debut” (英語). MLB.com. 2024年4月11日閲覧。
  9. ^ 「オリオールズの超有望株ジャクソン・ホリデーが初本塁打となる満塁弾「僕が打てる最高の打球」」『日刊スポーツ』2024年8月1日。2024年8月18日閲覧
  10. ^ Kepner, Tyler (2007年10月25日). “Holliday’s Son Follows the Family Tradition” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2007/10/25/sports/baseball/25holliday.html 2022年4月29日閲覧。 

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ジャクソン・ホリデイに関連するカテゴリがあります。
  • 選手の通算成績と情報 MLB、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
  • Jackson Holliday stats MiLB.com (英語)
  • Jackson Holliday (@jackson__holliday7) - Instagram
  • Jackson Holliday (@J_Holliday7) - X(旧Twitter)
ボルチモア・オリオールズ ロースター
投手
捕手
内野手
外野手
指名打者
監督・コーチ
  • 18 ブランドン・ハイド(監督)
  • 57 フレディ・ゴンザレス(ベンチコーチ)
  • 62 マット・ボーグシュルテ(英語版)(打撃コーチ)
  • 82 ライアン・フラー(英語版)(打撃コーチ)
  • 61 コディ・アッシー(攻撃戦略コーチ)
  • 75 ドリュー・フレンチ(英語版)(投手コーチ)
  • 77 ミッチ・プラスマイヤー(投手コーチ補佐)
  • 89 ライアン・クリメック(投手戦略コーチ)
  • 9 アンソニー・サンダース(一塁コーチ)
  • 36 トニー・マンソリーノ(英語版)(三塁コーチ)
  • 70 ティム・カジンス(英語版)(捕手コーチ兼フィールドコーディネイター)
  • 59 ホセ・ヘルナンデス(コーチ)
公式サイト(英語)より 40人ロースター 監督・コーチ一覧 2024年8月24日更新
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
1巡目指名
補足指名
  • 31位:スターリン・トンプソン(英語版) (COL)
  • 32位:サル・スチュワート(英語版) (CIN)
戦力均衡
  • 33位:ディラン・ビーバーズ(英語版) (BAL)
  • 34位:ランドン・シムズ(英語版) (ARI)
  • 35位:JR・リッチー(英語版) (ATL)
  • 36位:トーマス・ハリントン(英語版) (PIT)
  • 37位:ジャスティン・キャンベル(英語版) (CLE)
  • 38位:ジョーダン・ベック (COL)
  • 39位:ロビー・スネリング (SD)
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