トプシー・ターヴィー
この項目では、1999年公開の映画について説明しています。1996年公開のディズニー映画『ノートルダムの鐘』の挿入歌については「ノートルダムの鐘#主題歌・挿入歌」をご覧ください。 |
トプシー・ターヴィー | |
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Topsy-Turvy | |
監督 | マイク・リー |
脚本 | マイク・リー |
製作 | サイモン・チャニング=ウィリアムズ(英語版) |
出演者 | ジム・ブロードベント アラン・コーデュナー(英語版) ティモシー・スポール レスリー・マンヴィル |
撮影 | ディック・ポープ |
編集 | ロビン・セイルズ |
製作会社 | シン・マン・フィルムズ(英語版) |
配給 | パテ |
公開 | 1999年9月3日(VIFF) 1999年12月15日 |
上映時間 | 160分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
製作費 | $20,000,000[1] |
興行収入 | $6,208,548[2] |
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『トプシー・ターヴィー』(Topsy-Turvy)は、マイク・リー監督・脚本による1999年のミュージカルドラマ映画である。W・S・ギルバートとアーサー・サリヴァンが1884年から1885年までの15か月間で『ミカド』を完成させる過程が描かれる。ギルバートをジム・ブロードベント、サリヴァンをアラン・コーデュナー(英語版)が演じる。
アカデミー賞では4部門にノミネートされ、メイクアップ賞と衣裳デザイン賞を獲得した。
あらすじ
1884年、ロンドン。それまで数々の人気喜歌劇を手掛けてきたギルバートとサリヴァンだったが、期待の最新作は“マンネリ”と厳しい評価を受けてしまう。サリヴァンはもう喜歌劇の作曲に情熱を失い、芸術性の高い正歌劇へ志向し、コンビは解散の危機に陥る。サリヴァンを何とか引き留めたいギルバートではあったが、彼もまた自らの創作活動に行き詰まりを感じていた。そんなある日、ギルバートは妻の執拗な誘いに負け、当時万博で大評判を呼んでいた日本展に足を運ぶ。彼はそこでこれまでに見たこともない異質な文化に触れ、『ミカド』の着想を得るのだった。
キャスト
- ジム・ブロードベント - W・S・ギルバート
- ロン・クック(英語版) - リチャード・ドイリー・カー(英語版)
- アラン・コーデュナー(英語版) - アーサー・サリヴァン
- エレノア・デヴィッド(英語版)
- デクスター・フレッチャー
- ヴィンセント・フランクリン(英語版)
- レスリー・マンヴィル
- ティモシー・スポール
- マーティン・サヴェッジ(英語版)
- ドロシー・アトキンソン
- ルイーズ・ゴールド(英語版)
- シャーリー・ヘンダーソン
- ケヴィン・マクキッド
- ウェンディ・ノッティンガム
- キャシー・サラ
- アンディ・サーキス
- トーゴ・イガワ
- 森尚子
- マイケル・シムキンズ(英語版)
- スキー・スミス(英語版)
- アシュリー・ジェンセン(英語版)
- サム・ケリー(英語版)
- ブリッド・ブレナン(英語版)
製作
撮影は1998年6月29日にロンドンのスリー・マイルズ・スタジオ(英語版)で始まり[3][4]、10月24日に鑑賞した[5]。
評価
2008年に『エンパイア』が発表した歴代の偉大な映画500本では481位となった[6]。
受賞とノミネート
映画祭・賞 | 部門 | 対象 | 結果 |
---|---|---|---|
アカデミー賞[7] | 脚本賞 | マイク・リー | ノミネート |
衣裳デザイン賞 | リンディ・ヘミングス | 受賞 | |
メイクアップ賞 | クリスティン・ブランデル、トレフォー・プラウド | 受賞 | |
美術賞 | イヴ・スチュワート、ジョン・ブッシュ | ノミネート | |
英国アカデミー賞 | 英国作品賞 | 『トプシー・ターヴィー』 | ノミネート |
主演男優賞 | ジム・ブロードベント | ノミネート | |
助演男優賞 | ティモシー・スポール | ノミネート | |
オリジナル脚本賞 | マイク・リー | ノミネート | |
メイクアップ&ヘアー賞 | クリスティン・ブランデル | 受賞 | |
ヴェネツィア国際映画祭 | 金獅子賞 | マイク・リー | ノミネート |
男優賞 | ジム・ブロードベント | 受賞 | |
ニューヨーク映画批評家協会賞 | 作品賞 | 『トプシー・ターヴィー』 | 受賞 |
監督賞 | マイク・リー | 受賞 |
参考文献
- ^ “Budget”. The Numbers. 2006年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年7月3日閲覧。
- ^ “Topsy-Turvy”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2013年6月3日閲覧。
- ^ “Filming date”. 2006年7月3日閲覧。
- ^ “Filming locations”. 2006年7月3日閲覧。
- ^ TCM Misc notes
- ^ “The 500 Greatest Movies of All Time”. 500–401. Empire. 2011年7月16日閲覧。
- ^ “The 72nd Academy Awards (2000) Nominees and Winners”. 映画芸術科学アカデミー. 2013年6月3日閲覧。
外部リンク
- トプシー・ターヴィー - allcinema
- Topsy-Turvy - IMDb(英語)
- Topsy-Turvy - オールムービー(英語)
- Topsy-Turvy - TCM Movie Database(英語)
- Topsy-Turvy - Rotten Tomatoes(英語)
- Topsy-Turvy - Metacritic(英語)
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