トロ・ロッソ STR11
カテゴリー | F1 | ||||||||||
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コンストラクター | トロ・ロッソ | ||||||||||
デザイナー |
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先代 | トロ・ロッソ STR10 | ||||||||||
後継 | トロ・ロッソ STR12 | ||||||||||
主要諸元 | |||||||||||
エンジン | フェラーリ 060 1.6L V6ターボ | ||||||||||
タイヤ | ピレリ | ||||||||||
主要成績 | |||||||||||
チーム | スクーデリア・トロ・ロッソ | ||||||||||
ドライバー | マックス・フェルスタッペン カルロス・サインツ ダニール・クビアト | ||||||||||
出走時期 | 2016年 | ||||||||||
通算獲得ポイント | 63 | ||||||||||
初戦 | 2016年オーストラリアGP | ||||||||||
最終戦 | 2016年アブダビGP | ||||||||||
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トロ・ロッソ STR11 (Toro Rosso STR11) は、スクーデリア・トロ・ロッソが2016年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである。
概要
2016年2月22日、バルセロナの合同テストにて初披露。前年、兄チームのレッドブルがルノー製パワーユニット(以下、PUと略す)の性能の低さに業を煮やし関係が悪化した影響を受け、フェラーリの2015年型PU(060)を使用することになった[1]。PUの決定が2015年12月5日と遅れたため、週7日、1日24時間体制のシフトを組む突貫工事[2]で合同テストに間に合わせた。ルノーより長いフェラーリのPUに合わせるため、前年のSTR10に比べロングホイールベース化している[3]。
2016年シーズン
シーズン序盤は前年同様、マックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツの若手コンビとなったが、第5戦スペインGPからフェルスタッペンがレッドブルに昇格し、ダニール・クビアトが降格する形で2年ぶりに復帰した。同GPでクビアトがファステストラップを記録した。前半戦はコンスタントに入賞を重ねていったが、後半戦は入賞が激減し尻すぼみな結果に終わった。
スペック
- シャシー コンポジット・モノコック構造
- ギアボックス スクーデリア・トロ・ロッソ アルミニウム合金 油圧式8速(レッドブル・テクノロジーより供給)
- ホイール アップテック マグネシウム合金
- タイヤ ピレリ
- サスペンション
- フロント カーボンファイバー製ダブルウィッシュボーン プッシュロッド トーションバースプリング アンチロールバー
- リア カーボンファイバー製ダブルウィッシュボーン プルロッド トーションバースプリング アンチロールバー
- ブレーキ
- ブレーキパッドおよびブレーキディスク ブレンボ
- ブレーキワイヤー スクーデリア・トロ・ロッソ
記録
年 | No. | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | ポイント | ランキング |
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AUS | BHR | CHN | RUS | ESP | MON | CAN | EUR | AUT | GBR | HUN | GER | BEL | ITA | SIN | MAL | JPN | USA | MEX | BRA | ABU | |||||
2016 | 33 | フェルスタッペン | 10 | 6 | 8 | Ret | 63 | 7位 | |||||||||||||||||
26 | クビアト | 10 | Ret | 12 | Ret | Ret | 10 | 16 | 15 | 14 | Ret | 9 | 14 | 13 | 11 | 18 | 13 | Ret | |||||||
55 | サインツ | 9 | Ret | 9 | 12 | 6 | 8 | 9 | Ret | 8 | 8 | 8 | 14 | Ret | 15 | 14 | 11 | 17 | 6 | 16 | 6 | Ret |
脚注
ウィキメディア・コモンズには、トロ・ロッソ STR11に関連するカテゴリがあります。
[脚注の使い方]
- ^ “トロ・ロッソ、2016年にフェラーリの2015年型エンジン使用を正式発表”. F1-Gate.com (2015年12月5日). 2016年8月26日閲覧。
- ^ “トロ・ロッソ、STR11を初テストまで24時間体制で準備”. F1-Gate.com (2015年12月11日). 2016年8月26日閲覧。
- ^ “トロ・ロッソ STR11、ロングホイールベース化でフェラーリエンジンに対応”. F1-Gate.com (2016年1月5日). 2016年8月26日閲覧。
- ^ "STR11". Scuderia Toro Rosso. 2016年12月31日閲覧。
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