ファンタシースターオンライン

ファンタシースターオンライン
ファンタシースターオンライン Ver.2
ジャンル ネットワークRPG
対応機種 ドリームキャスト
開発元 ソニックチーム
発売元 セガ
シリーズ ファンタシースターシリーズ
発売日 2000年12月21日
最新版 2/ 2001年6月7日
対象年齢 ESRB:T(13歳以上)、ELSPA:11+、aDeSe:+13
売上本数 185,364本[1]
167,557本 (Ver.2)[1]
テンプレートを表示

ファンタシースターオンライン』(Phantasy Star Online)は、セガが運営していたオンラインゲーム。略称は「PSO」。開発はソニックチーム

2000年12月21日ドリームキャスト用ソフトとして初登場した。日本で初めて成功した家庭用ゲーム機用オンラインゲームと言える作品で、第5回日本ゲーム大賞を受賞した。後にバグの修正や難易度・レアアイテムなどが追加変更された『Ver.2』や、ドリームキャスト生産終了以降はプラットフォームを変えてバージョンアップ版が多数発売された。

ロールプレイングゲームファンタシースターシリーズ」の一つであるが、ストーリー内容については具体的に過去作との繋がりは薄いため、プレイしていなくても問題は無いように配慮されている。

2010年12月27日に、Windows版をはじめとする一連の『PSO』シリーズは全ての(オフィシャル)オンラインモードサービスが終了した。

なお、『ファンタシースターオンライン2』のサービス開始以降は『PSO』以降のファンタシースターシリーズ全作が「PSOシリーズ」と呼称されることもある[2]。本項では、狭義のPSOシリーズについて記述する。

概要

本作は後述の『ファンタシースターオンライン ブルーバースト』(以下、ブルーバースト)を除いて、基本的に「ネットワーク対応RPG」であり、オンラインプレイ専用ではなく、ゲームのプレイには必ずしもインターネットの接続は必要ない。『ブルーバースト』以外のタイトルにはシングルプレイ用のオフラインモードが搭載されている。

オンラインモードは大規模な世界を多人数で共有するゲームではなく、比較的小さな空間を最大4人の比較的少人数で冒険するゲームである。一時期は海外のユーザーとも共にプレイできるサーバーも存在した。ドリームキャスト時代は最盛期で同時接続者数2万6000人(国内)、登録者数30万人(国内外)だったといわれている。

一方でネットワーク環境が本格的に整備される以前に公開されたタイトルという事もあり、オフラインモード存在している。

アクションゲーム要素の強さもあり、比較的短いプレイ時間でも楽しめるボリューム内容やゲーム構成であるが、一方で容量の問題からストーリーに関する表現はかなり淡白な作りになっている。特に普通のロールプレイングゲームと違い、街は最低限の機能をもったものがひとつだけしかない。後のGC版、Xbox版に追加された新マップの拡張に伴い街が1つ追加されているが、機能的にはほぼ同一である。

ネットワーク接続することで追加クエストをダウンロードが可能となるなど拡張性を意識した作りだったが、追加されたシナリオは、特定の地点まで行ってアイテムを取ってくるといったお使いクエストが大半を占める。また、時間の概念として現地時間ではなくインターネットタイムを導入しており、インターネットタイムによって一部の武器の攻撃力が可変するといったギミックが搭載されていた。

セーブデータは、ゲーム機本体やメモリーカードなどに保管されるローカル保存形式(『ブルーバースト』より前のバージョン)であったが、そのためセーブデータの改造による不正行為が多かった。

なお本項目では、注記が無い限り基本的に「ドリームキャスト版Ver1」「ドリームキャスト版Ver2」「PC版Ver1(DC版Ver2同等)」について記述されている。また、続編である『ファンタシースターユニバース』ではロボット系のキャラクタを「キャスト」と呼んでいるが、『PSO』の世界観に基づき本項目ではあえて「アンドロイド」の表現を用いる。また、以降使われる「DC」はドリームキャスト、「GC」はニンテンドーゲームキューブを、「EP1」はドリームキャスト版Ver1・Ver2・PC版を、「EP2」はゲームキューブ版・Xbox版、そしてブルーバーストの一部仕様を指すものとする。

設定

本作はサイエンスフィクションで、特に映画「スター・ウォーズ・シリーズ」の影響を強く受けており、「ライトセーバー」のような概観の剣やエネルギーの弾丸を発射する銃などが基本の武器アイテムとして用意されている。実弾を発射する銃器や金属の刃物なども多少存在はするが、希少なレアアイテムの一部としてのみ登場する。

作品中に登場する種族はヒューマン(人間)と、その遺伝子を改造したエルフのようなとがった形状の耳を持つニューマン(新人類)、そして頭脳を含む全身を機械で作られたアンドロイドの3種族が一つの宇宙船「パイオニア2」に混在する形で同居している。ゲーム中ではオフラインクエストでニューマンについての種族差別やアンドロイドに対する規制について軽く触れるが、深いところまでは立ち入らない。

本作ではヒューマンが一番地位が高く、次いでニューマン、アンドロイドといった関係にあるようである。特にアンドロイドは、感情的な差別とは違って「社会的地位(のある職業)を持つ事」「人工皮膚を着用(して人間に近い外観を)すること」を禁じられており、明確に区別されている。

ヒューマンとニューマンの地位の差については、NPCキャラクターでもニューマンでありながら相当の権力を持つと思われるキャラクターが何人か存在するためそこまで大きな差が無いのだが、アンドロイドについてはせいぜい「実力が高く同業者からの信頼が厚いハンター」程度であり、権力的な立場を持っている個体は一切登場しない。それどころか、完全な自律型ではなくヒューマンの隊長などの指示によってのみ動く半自律型のロボットのようなキャラクターも多数存在しており、扱いはヒューマン・ニューマンと明らかに異なる。

もっとも、前述の通りこれらは基本的にオフラインクエストで軽く触れられるのみであり、本筋のストーリーには一切関与しない。

この種族設定は本作の後継作品『ファンタシースターユニバース』の差別部分を強く全面的に押し出した世界観および、『ファンタシースターZERO』以降の「絆」を前面に押し出したもののいずれとも異なる。

初の日本製コンシュマーネットワークRPGだが、海外展開も視野において作られており、絵柄こそ明るめであるものの、キャラクターの顔の造形やシルエットはアメリカンコミックのテイストが濃い。ただし、ゲーム序盤とは打って変わり軽いホラー調も盛り込まれている点もある。

これまでに発売されたバージョン

これまで以下のバージョンが発売されている。オフィシャルのオンラインモードは全て終了している(オフラインモードのプレイは可能)。

PHANTASY STAR ONLINE(DC)
2000年12月21日発売、6800円。いわゆる「無印」と呼ばれる最初期バージョン。テクニック修得は一律Lv15までで、ゲームランクはベリーハードまでしかない。また『ソニックアドベンチャー2』の体験版も同梱されていた。なお、発売時からドリームキャスト用ブロードバンドアダプタに本格的に対応を行ったゲームは本ゲームが初である。
PHANTASY STAR ONLINE Ver2(DC)
2001年6月7日発売、4800円。無印のセーブデータを引き継いでプレイできる。無印とVer.2は一部の状況下を除き、一緒にオンラインモードで冒険することも可能。
バトルモード、チャレンジモード、最高難易度のアルティメットモードが追加され、レアアイテムも増えた。その他、フォースのみテクニックをLv30まで修得できる。
PHANTASY STAR ONLINE(Windows)
2001年12月20日発売、6800円。パソコン版、Ver2と同等内容だが、グラフィック面やロード時間はドリームキャスト版に比べ多少向上している。また、ドリームキャスト版とは別のサーバーで取り扱われた。後述する『BlueBurst』サービス開始に伴い2004年1月1日にネットワークモード終了。特に大規模な拡張更新などは行われなかった。
PHANTASY STAR ONLINE Episode1&2(GC)
2002年9月12日発売、6800円。通称『EP2』。ゲームボーイアドバンスのジョイキャリーシステム対応。
新マップと新ストーリーの『EP2』が追加、選べる職業にヒューキャシール、レイマール、フォーマーが追加。
また、職業別にテクニックの修得制限が分けられる。以降のシリーズは、この分別を踏襲する形で固定される。
DC版でダウンロード配信にて提供していた一部クエストを実装。
ハードの性能を活かしオフラインモードにおいてGC1台で画面分割による最大4人のパーティプレイが可能。
PHANTASY STAR ONLINE Episode1&2 Ver1.1(GC)
2002年12月12日発売・交換開始、6800円。アイテムを無限増殖できるバグがあり、リコールで修正・配布されたバージョン。一部ゲームバランスの修正もあり、先に発売されたEP2のプレイヤーと同一のサーバーでプレイすることはできない。旧版のセーブデータを引き継いでプレイできる。
PHANTASY STAR ONLINE Episode1&2(Xbox)
2003年1月16日発売、6800円。"Xbox Liveスターターセット"同梱。オンライン・オフラインにかかわらず、Xbox Liveに会員登録しなければゲームをプレイできなかった。ボイスチャットに対応、声質を変化させる機能が搭載されている。その他は基本的にゲームキューブ版と同等だが、互いに干渉できない別サーバーで運営された。2008年3月31日(月)をもって、オンライン、オンラインサービスに関する各種BBS・みんなの広場・サポーターズリンク全てが終了した。
PHANTASY STAR ONLINE Episode1&2 Plus(GC)
2003年11月27日発売、3980円。ゲームキューブ版Ver1.1にオフラインモード用のステージを追加した最終バージョン。
ゲームバランス変更や新規アイテムの追加は行われておらず、ネットワークモードについてはVer1.1と同等である。
『EP3』を除き、現在家庭用ゲーム機として最後に発売された作品となっている(2009年5月現在)。
全オンラインサービスが終了した後、プレイ可能なオフラインの最終バージョン。
GCだけの特徴、オフラインでも画面分割により最大4人まで同時にプレイできる。
前作同様ゲームボーイアドバンスのジョイキャリーシステムにも対応しており、前作まで全てを網羅した作品になっている。
生産量も少なく現在でもオークションや店頭では高値で取引されている。
PHANTASY STAR ONLINEシリーズ完全版と位置づけられる事が多い。
PHANTASY STAR ONLINE Episode3 カードレボリューション(GC)
2003年11月27日発売、6980円。アクションRPGではなく、カードゲームとしてリリースされた。
ストーリーの時間軸はゲームキューブ版EP1&2とWindows版Blue Burst EPIVよりも後である。
PHANTASY STAR ONLINE Blue Burst(Windows)
2004年4月9日クローズドβテスト、同年5月21日〜7月5日までオープンβテスト、7月8日正式サービス開始。無料ダウンロード(レベル20に達するかアカウント登録から15日以降もプレイする場合は別途料金が発生)の他、パッケージ版は30日利用権付きで2079円、追加利用料金が30日で1260円。
オフラインモードは廃止されたが、オンラインでプレイする1人用という形で残っている。セーブデータはサーバーに保存されるので今までの作品と比べてチートされにくくなっている。1アカウントにつき4キャラまで作成可能。他にも、キャラ名に日本語等の全角の名前を付けることが可能になり、チームシステムの導入(これにより、以前は部屋名をチームと呼んでいたがパーティに変更となった)、数字キーによるアクションパレットの拡張、メインクエストの導入によるストーリー性の強化など、様々な機能がパワーアップしている。
2010年12月27日をもってサービスが終了した。
PHANTASY STAR ONLINE Blue Burst Episode4(Windows)
2005年2月3日発売。上記「BlueBurst」の拡張パック。パッケージ版は3990円、サントラCDと専用レアアイテム交換チケットが付属。サントラCDの付かないダウンロード販売版は当初は3000円だったが、2008年6月に1000円に値下げされた(特典レアアイテムチケットは価格改定後も継続)。30日利用権は含まれておらず、レベル20に達するかアカウント登録から15日以降もプレイする場合は別途料金が発生。
現在この拡張パックは無料でダウンロードできるようになっており、以前にパッケージを購入したユーザーには追加で専用のレアアイテムが配布された。これ以降、新規で購入した場合は当初付属していた特典と追加特典の両方が貰えるようになっている。
エピソード4ストーリーはエピソード2とエピソード3の間を補完するものとなっている。
2010年12月27日をもってサービスが終了した。

キャラクタークリエイション

ステージ制度

本作はバージョンによってエピソード1と2の二部構成に分かれている。各種DC版とPC版にはエピソード1のみしか含まれていないが、GC・Xbox版にはエピソード1と2の両方が含まれる。また、『ブルーバースト』ではそれに加えエピソード4が追加されている。エピソード3は本作のようにアクションRPGではなく、カードゲーム形式として発売された。

ゲームの大まかな進め方

冒険用のマップは、大小様々な部屋と通路が複数繋がって一つの大きなダンジョンとなっている。それぞれの小部屋には扉が設置されており、隣の部屋に移動するには扉のロックを解除する必要がある。ロックの解除には条件があり、基本的に扉のロックがかかっている部屋のエネミーを殲滅すれば開くようになるほか、スイッチを切り替える事で解除されるものもある。エネミー殲滅のパターンでも殲滅対象のエネミーはその部屋内にいるケースばかりとは限らず、またスイッチのパターンでも1個だけのスイッチで解除されるものもあれば、複数箇所のスイッチを全て切り替えて初めて解除となるものもある。オンラインだとさらに上に乗って踏んでいる間しか切り替えられないスイッチが登場し、複数人で同時にスイッチを操作しなければならないものもある。このため、オンラインでは一人ではクリアできないマップも多い(裏技によってクリア可能な場合もある)。

また、マップ中には様々なトラップや、スイッチ切り替えで解除されるレーザーフェンスが設置されていたり、真っ暗な部屋の場合は電灯をONにしないと視界がほぼゼロといった多彩なギミックが仕掛けられており、それをうまく活用してゲームを進める形になる。こうしたギミックやエネミーの攻撃をかいくぐり、マップの最深部に到達すると、次の階層(エリア)へ移動するためのワープポイントがあり、それに入ることで次階層へと進入することができる。最深部に居るボス敵を倒すことで、そのステージをクリアしたとみなされ、次のステージへ進むことができる(オフラインでは、総督との会話が必要な場合もある)。

これを繰り返し、それぞれのエピソードの最終ステージにいる最終ボスを倒すと、「ノーマル」→「ハード」→「ベリーハード」→「アルティメット(ドリームキャストのVer2以降)」と、さらに敵の強さがあがった高難易度のゲームモードが開放される(基本的なストーリー展開に変化はない)。オフラインモードでは上記の通りラストボスを倒す事だけが次の難易度の出現条件だが、オンラインの場合は個別に設定された制限レベルを満たしている必要があるため、オンラインになると次の難易度に挑戦できなくなる場合がある。

オフラインで一度クリアしたステージとその次のステージはゲームを終了してもまたプレイできるほか、オンラインでも行けるステージは前述の通りである。このため、オンラインしかプレイせずに育成したキャラでは、高難易度で部屋を作っても最初のステージしかプレイできない。それでも順番にクリアしていけば次のステージに行けるが、オフラインでクリアしない限りリセットされる。また、オフラインで遺跡エリアにいくためには、それ以前の各々のステージのエリア2のどこかにあるモニュメントのスイッチを全て押さねばならない。オフラインクエストに関しては、オフラインでの進行度に加え、それまでのオフラインクエストのクリア状況によって、プレイ可能なクエストが変わる。但し、ダウンロードクエスト、オンラインクエストに関しては、オフラインの進行度に関係なく、全てのエリアをプレイできる。

ストーリーとステージ構成

エピソード1

人口増加と環境破壊により母星「コーラル」は衰退し、人類は外宇宙へ移住する「パイオニア計画」を敢行。 長年の調査により移住可能な惑星「ラグオル」を発見、ただちに本格的移住の準備をすべく、先行艦パイオニア1が旅立つ。

数年後、一般移民船「パイオニア2」がラグオルの衛星軌道上に到着し、パイオニア1(セントラルドーム)との通信回線を開こうとした瞬間、ドームを中心に広範囲を被い尽くす謎の大爆発が発生し地表との通信は途絶えた。

エピソード1に登場するステージは初心者〜中級者向けを意識した難易度調整になっており、一人で冒険したとしても、比較的テンポよくゲームを進行させることができる。 しかしこれは単に難易度がマイルドな仕上がりになっているわけではなく、絶妙なゲームバランス調節による物であり、上級者でも存分に楽しむことが可能である。

森 "Forest"
ストーリー
謎の爆発から交信を絶ったパイオニア1を捜査すべく、ハンターズとして地表に降り立つ。
地表は既にテラフォーミングされており緑豊かで美しかったが、衛星軌道上からも容易に確認出来るほどの大爆発があったにも関わらず、地形も植物も一切破壊されておらず、とても静かであった。強いて言えば人工物はいくらか破損の跡がみられるものもあったが爆発によるものとは言えない程度の小規模な破損で、各種装置は殆どが問題なく稼働し続けている。
このような地形の影響の無さに反して人影は全く無かった。元からいなかったのではなく、異変直前まで人がいたのが突然消失したかのような数々の遺物が世界の異常を知らせている。
遠くには半壊したセントラルドームが冒険者を迎え、最初の試練が彼らを襲う。
ステージの特徴
物語上、プレイヤーが最初に降り立つステージであり、短めの構成でトレーニング的意味合いの強いステージ。あちこちにパイオニア1の遺物が残り、美しい景観とは裏腹に異様な雰囲気を醸している。
MAPは二面構成で、MAP1ではドーム外縁を、MAP2では雨天のなか沈黙のセントラルドームへと近づく。
登場するモンスターの属性はNative(原生動物)。
BOSS/ドラゴン(シル・ドラゴン)
ドーム地下の大空洞に巣食う伝説の幻獣ドラゴンに似た巨大生物。巨体を活かした体当たりと火炎を用い攻撃してくる。
洞窟 "Cave"
ストーリー
セントラルドーム地下に発見された空洞は、さらに巨大な洞窟へと続いていた。これらの地下施設は、事前にパイオニア1より送られてきていた開拓記録に記載されていないことが判明。
自然洞を元にしてはいるが、明らかに後から人の手が加えられ整備された洞窟と分かる。
パイオニア1の人々は此処で何をしようとしていたのか…。
薄闇の中では異様な怪物たちが跋扈し、探索は危険度を増してゆく。そして彼らハンターズが最深部で見たものとは。
ステージの特徴
ここから悪質な状態異常攻撃をもつモンスターが出現し、道中には数々の罠が張り巡らされている。
MAP構成も三面と増え、冒険者最初の難関である。MAP1は人の手が加わった溶岩洞。MAP2は静かな地下水脈。MAP3はラグオニウム採掘所となっている。
登場するモンスターの属性はA-Beast(アルタード・ビースト、変異獣)。
BOSS/デ・ロル・レ(ダル・ラ・リー)
最深部で発見された地下水路に現れたおぞましい姿の巨大な長虫。生体弾と鋭利な触手を使い攻撃してくる。
坑道 "Mine"
ストーリー
水路から流れ着いた先は巨大な地下の研究施設だった。今でも稼動するそれは、まるで意思を持つかのように探索隊に牙を剥く。
監督する主のいなくなった廃墟では、今も狂った機械たちが新たな犠牲者を求め彷徨っていた。
ステージの特徴
MAP数は2となったが、癖のあるエネミー達がプレイヤーに襲い掛かる。MAP1は現在も稼動する工場のような施設で、MAP2にはいると、爆発の爪あとの残る廃墟の研究練となっている。
登場するモンスターの属性はMachine(機械)。
BOSS/ボル・オプト(ボル・オプトVer2)
地下施設を統括する巨大コンピューター。ウィルスか何者かに乗っ取られており、多数の迎撃システムを駆使してハンターズを苦しめる。
遺跡 "Ruin"
ストーリー
伝説的なハンター・リコの軌跡を追う冒険の旅はついに終着へと至った。
最深部の採掘現場で発見された遺構の扉には、道中に散見された謎の構造物が関係していた。
封印を解いた彼らは、自分たちとは違う文明の存在を知ることになる。パイオニア1の人々、そしてリコはここへ来たのだろうか…。
ステージの特徴
MAPは三面構成。内部はコーラル文明とは明らかに異質のもので、調査の結果巨大な宇宙船であることが判明している。
そこでは生命とも無機物ともつかない深海に潜む生物のような異形の怪物が放たれていた。
MAP1、2は異星人の宇宙船だが、MAP3になると、何かに浸食され全体が巨大な生物の体内になっているかのように壁面が脈打ち胎動する。
登場するモンスターの属性はDark(闇)。
最深部では中央に巨大なコンピューターが変異したような脳を持つ構造物が立つホールがある。その先で冒険者が知る真実とは…。
BOSS/ダークファルス
遺跡は宇宙船であると共に、この存在を封印する巨大な棺であった。
辿り着いた先は青空から陽が差し、六人分の謎の墓碑と巨大なオベリスクの屹立する不思議な花園という、地下奥深くであったはずの遺跡内とは思えない空間であったが、突然一転して地獄のような世界に変貌する。
前哨戦としてダーバントという怪物が大量に発生し、それらを退けると本体のダークファルスが登場する連戦である。
「ファンタシースターシリーズ」における禍の根源であり、本作ではその姿を大きく変えたが、胸元には歴代シリーズにて確認されたDFの姿がある。
これを打倒すると仮初の肉体を脱ぎ捨て、ついにその本質を顕わにする。封印空間での最後の戦いに勝利したとき、一つの悲劇の幕が下りた。

エピソード2のステージ

エピソード4のステージ

コミュニケーション

各種家庭用ゲーム機版の本作ではキーボード入力による日本語変換は独自の物(Xbox版はモバイルWnnを採用している)を用意しており、「なか」と入力して変換すると「中裕司」「社長」に変換できるといったジョークも組み込まれている。この独自辞書には変換ミスも多く、有名なものではゲームに登場するキャラクタ"リコ"のニックネーム「赤い輪のリコ」を最後まで無変換で入力し 最後に変換すると「赤岩紀子」と表示されるものなどがある。

最初に発売されたドリームキャスト版はキーボードが別売りのオプション(ドリームキャストにはPS2のようにUSB端子が付属しておらず、独自規格のコネクタしかなかった)だったため、プレイヤー間でコミュニケーションをいかにして行うかが開発時に問題となっていたようである。画面にキーボードを表示して文字をカーソルで選択する「ソフトキーボード」も用意されているが、このゲームではそれにとどまらず、以下のキーボードを必要としないコミュニケーション手段が用意されている。

ワードセレクトシステム

画面で必要な文型と単語を選択することで文章を構成することができる。この時に表示される定型文は現在の状況を多少反映しており、他のプレイヤーが最後に使ったワードセレクトの内容などによってトップに来る定型文が変わる事がある。できあがる文章は機械的でぎこちなく、独特である。

例:(助けてくれ、死にたかねえよ>みんな)(ツインブランド+99欲しい>みんな)等

本作では発売された地域に関係なく表示言語を「日本語」「英語」「フランス語」「スペイン語」「ドイツ語」にそれぞれ変更することができ、ゲーム中のあらゆる表記(キャラクタの台詞やアイテム名など)が設定した言語のものになり、外国のゲームをプレイしているような雰囲気を味わう事もできる。ワードセレクトで作った定型文もこの設定によって自動的に翻訳されて表示されるので、簡易ではあるが 異国のプレイヤーとのコミュニケーションを行うことができた。(Xbox版、BB以外)。

シンボルチャット

外形(丸や四角)に線や点、吹き出しのマークや効果音などを組み合わせて表情などを作っておいて 簡単なショートカットから感情表現として表示することができる。作れる画像は顔に限らず、組み合わせの自由度が高いため、「ねそべっているドラえもん」や「を背景に佇むのシルエット」など 想像力次第で様々なアートワークを作り出す事が出来、手の込んだシンボルを作る事を目標とするシンボルチャット職人と呼ばれるプレイヤーも存在した。

ゲームシステム

なお、以下の説明は多くがGC版以降に基づいており、特記無い限りはDC・PC版とは異なる事が多い。

アクションパレット

本作が初めてリリースされたドリームキャストのボタンは4ボタン、スタートボタン+LRトリガーで、メインで使うボタンは4つの色(赤・青・緑・黄)に着色されていた。

画面の右下にはそれと同じ配列と同じ色の"パレット"が表示されており、そこに"アクション"を振り分けて「同じ色のボタンを押す=そのアクションを起こす」といった視覚的なユーザーの誘導が行われている。

この「アクションパレット」は一部を除いた3つのボタン プラス特定のキーを押しっぱなしにしているときだけ姿を出す「裏パレット」にも登録する事で 最高6個のアクションを登録する事ができる。例えば従来のRPGであれば「メニューを開いて回復薬を選択し、使う」という三重構造だったが、アクションパレットにあらかじめ回復薬を登録しておけば ボタン一つでいつでも回復アイテムを使う事ができるようになる。アイテムを使い切ってもパレットからは消去されないので、同じ回復薬を冒険中に拾えば またアイテムを登録しなおす事はない。

しかし複数の特殊能力を使う「フォース系」のキャラクターには絶対的にボタンとパレット数が足りないといった問題があり、赴くステージによって いちいちパレットをカスタマイズする手間があった。

この問題は、続編のドリームキャスト版Ver.2において裏パレットを開いた状態で上パレットボタンを押してショートカットウィンドウを開くことができるようにすることで改善された。その後、最新バージョンであるWindows版「ファンタシースターオンライン ブルーバースト」ではキーボードの数字キー(設定次第ではテンキー)にアクションパレットを割り当てる事でさらに拡張されている。

通常攻撃

本作では「ノーマルアタック」「ヘビーアタック」「エクストラアタック」の3種類攻撃方法を使い分けて戦いを進める。

「ノーマルアタック」は命中率が高いが威力が弱く、「ヘビーアタック」は攻撃力が高い代わりに隙が大きく命中率が低い。「エクストラアタック」は後述するエレメントの発動に使い、隙が大きく命中率は非常に低い。

通常攻撃はタイミングよくボタンを押すと最高3連続攻撃を出す事ができ、段階を踏むごとに命中率に補正がかかるようになっている。基本的に初段はノーマルアタックで牽制(けんせい)し、さらにノーマルアタックに繋げるかヘビーアタックに繋げる事になる。もちろん初めからいきなりヘビーアタックやエクストラアタックで攻撃を仕掛けても良いが、攻撃を外してしまうと反撃を受けるリスクがあるためギャンブル的な戦いになってしまう。堅実に戦うのなら初段はノーマルアタックが基本となる。

また、武器によって攻撃速度や回数が異なり、種類によっては同じタイミングでボタンを押しても敵に割り込まれたりするため、一種類の武器に固執して戦うのではなく、相手や状況によって武器を素早く切り替えて戦うのが武器戦闘の基本である。

テクニック攻撃

テクニックとは他のゲームでいう「魔法」にあたる能力で テクニックポイントを消費して発動する。これらを得意とするのはニューマン系の種族である。

詳細は「#テクニック」を参照

トラップ攻撃

トラップはDC版Ver2では難易度アルティメットでのみ、それ以降のGC版・Xbox版では全ての難易度において、アンドロイド系のキャラクターだけが使えるようになった特殊攻撃で、Ver1には存在しない。"テクニックが使えない代わり"の機能である。

トラップには「ダメージトラップ」「フリーズトラップ」「コンフューズトラップ」の3種類があり、一度の冒険で使える個数には限りがあるが 冒険途中にある回復ポイントに立ち寄るか 一度 街に戻ってメディカルセンターで回復すれば最大値までチャージされる。また、自分のレベルが上がれば、トラップを持てる最大値があがって行く。これらは設置するとプレイヤーキャラクターの頭上に現れる。起爆反応後一定時間が経つか 自分、もしくは仲間がそのトラップを破壊すれば効果を発動させる事ができる。EXアタックやテクニックと違い、効果は100%発動するので重宝する(ただし、キャラクタ特性によって効果の無い相手もいる)。

これとは別にダンジョンに最初から設置してあるものも存在し、こちらは反応後時間経過で起爆した場合は敵味方関係なく効果を及ぼすが、攻撃して破壊した場合には誰にも影響を及ぼさない。また至近距離に近づくまで隠れて目視できないようになっている。これを遠距離から見破るにはトラップを見破る効果を持ったアイテムを使用するか、そういう効果を持った装備品を身につけるかする必要がある。目視出来る状態にならなければトラップに攻撃して破壊・除去する事も出来ない。 なお、アンドロイドにはその機能が標準搭載されているため、特に何もしなくても隠されているトラップを見破る事が出来る。

トラップとは名ばかりで、ゲームのシステム上、乱戦状態で相手の目の前に置く→即自分で攻撃して発動させる、というのが基本的な使い方である。特に高難易度のステージにおける「フリーズトラップ」と「コンフューズトラップ」の利用頻度は高く、アンドロイド系のキャラクターならば扱いこなせるようになるのは必須であると言える。また、混乱と凍結は同時にかからないため、パーティにアンドロイドが複数いる時はお互いの意思の疎通ができないとトラップが無駄になる可能性がある。

上記のアンドロイド用トラップに加え、バトルモードでは「スロートラップ」「ソナートラップ」の2種類が存在し、ダメージトラップを除いた残りの2種類と合わせた4種類を、全てのキャラクターが使う事が出来る。スロートラップは通常冒険でダンジョンに設置してある物と同様で、作動すると範囲内のキャラクターを一定時間スロー状態にする。ソナートラップは作動すると音が鳴る警報機のようなもので、どこに隠れているか分からない相手の居場所を知る手がかりになる。

状態異常

何らかの有害な物質を体の中に送り込まれた状態。徐々にHPが減っていく。ただし、減少は1で止まり、毒によって死亡はしない。アンティドート、ソルアトマイザー、アンティで治療可能。アンドロイド系の種族には無効。麻痺と同時にはかからず、後からかかった状態異常が優先する。
感電
痺れて移動とアイテム使用しか出来なくなる。ソルアトマイザー、アンティ(GC版以降はLv2以上)で治療可能の他、時間経過でも治る。アイテムが無いと自力治療が出来ないが、放っておけばすぐ治るので、余程切羽詰った戦闘中になったりしない限り、さほど支障は無い。DC版ではアンドロイド系のみなった状態異常だが、以降のバージョンで他の種族もなるように変更された。エネミーの場合はmachine属性のもののみに有効で、一定時間一切の行動が不能になる。
麻痺
体が思うように動かない状態。麻痺毒や超音波、強烈な打撃など要因は様々であるが、状態異常としてはどれも同じで、移動とアイテムの使用しか出来なくなる。アンティパラライズ、ソルアトマイザー、アンティ(GC版以降はLv3以上)で治療可能。感電と異なり時間経過では回復しない。性質上、ソロプレイ時にこれにかかり、回復アイテムを持っていない場合シティまで戻る(テレパイプも無い場合歩いて引き返す羽目に)事になる地味に嫌らしい状態異常。なお、麻痺にかかる寸前にアンティを詠唱し、かかった直後に効果が発動するようにすれば、自力で治療することは可能。アンドロイド系の種族には無効。毒とは同時にかからないのでポイゾナスリリーから麻痺を受けた場合、わざと毒を食らってアンティをかける手もある。エネミーにかかった場合は凍結と同じ効果で一定時間行動不能になるが、時間経過で回復してしまう。ボスおよびマシン属性、浮遊中のエネミーにはかからない。
混乱
目が回って真っ直ぐ歩けなくなる。ソルアトマイザー、アンティLv4以上で治療可能。時間経過でも治る。武器攻撃も見当外れの方向になるが、対象の位置を中心に発動するタイプと全方位攻撃タイプのテクニックは影響を受けずに攻撃出来る。凍結と同時にはかからない。また、エネミーにかかった場合は一定時間、一番近くにいる対象を敵味方関係なく攻撃する。エネミーの攻撃力が高いアルティメットでは混乱での同士討ちを狙うだけで難所を超えられる場合もあり、重宝する。ボスエネミーにはかからない。
スロー
動きが鈍くなった状態。移動や武器(素手)攻撃の動作がゆっくりになってしまう。ソルアトマイザー、アンティ(GC版以降はLv5以上)で治療可能。時間経過でも治る。アンドロイド系の職業には無効。
シフタ
攻撃力が上昇した状態。厳密には状態「異常」ではないのでアンティなどで治療されてしまう事は無い(ただし、メディカルセンターでは消されてしまう)。時間経過で元に戻る。(GC版以降では、より高レベルの)ジェルンをかけられる事で上書きされて消える。(GC版以降では、より高レベルの)シフタでも上書き可能。
デバンド
防御力が上昇した状態。厳密には状態「異常」ではないのでアンティなどで治療されてしまう事は無い(ただし、メディカルセンターでは消されてしまう)。時間経過で元に戻る。また、より高レベルのザルアをかけられる事で上書きされて消える。(GC版以降では、より高レベルの)デバンドもで上書き可能。シフタとデバンドはセットでかける事が多いため、シフタとデバンドをひとまとめにして「シフデバ」と呼ぶ場合がある。
ジェルン
攻撃力が低下した状態。ソルアトマイザー、アンティ(GC版以降ではLv6以上)、(GC版以降ではより高レベルの)シフタによる上書きで治療可能。時間経過でも治る。
ザルア
防御力が低下した状態。ソルアトマイザー、アンティ(GC版以降ではLv6以上)、(GC版以降ではより高レベルの)デバンドによる上書きで治療可能。時間経過でも治る。プレイヤーに対する異常としてかかる事は少ないが、プレイヤーがエネミーに対してかける場合はジェルンとザルアがセットである事が多いので、ひとまとめに「ジェルザル」「ジェザル」などと呼ばれる場合がある。
凍結
一切の行動が出来なくなる。アンティ(GC版以降ではLv7以上)でのみ治療可能、一定時間が経過しても回復するが、コントローラーのアナログキーを振ること(所謂レバガチャ。4往復)を行うと即座に回復できる。この状態で攻撃を受けた場合、ダウンせず、自動防御も起きず、ダメージ後に無敵時間も発生しないため、複数のエネミーに取り囲まれた場合、一気に倒されてしまう可能性がある。混乱と同時にはかからない。また、ボスエネミー、ナノノドラゴおよびエピソード4で登場するドルフォン、ズーなど一部エネミーにはかからない。
拘束
グラスアサッシンの吐く糸に絡みつかれた状態で、移動、ショートカットウィンドウからのアイテム使用、武器変更、攻撃/テクニック以外での方向変更ができなくなる。他の状態異常と異なり、それを示すアイコンは表示されない。時間経過で治る。
テクニック使用不可
全てのテクニックが使用不可となる。他の状態異常と異なり、それを示すアイコンは表示されない。クエスト内の特定の状態や、特定の攻撃を受けた場合にのみに起きる。その状態を抜け出すか、固有の回復ポイントに到達した時に治る。

デスペナルティ

ゲーム途中で死んでしまうとその場にとどまるか、パイオニア2へ戻るか選択を迫られ、パイオニア2へ戻った場合はメディカルセンター(病院)に戻される。ステージ内の進行状況はそのままであるため、死んだ場所まで歩いて戻れば続けてプレイが可能となっている。ネットワークモードならば、その場にとどまり続けてテクニックやアイテムで蘇生してもらえばその場で復活する事もできる。

ドリームキャスト版Ver1・Ver2・PC版
「装備していた武器をその場に落とす」「メセタを全額その場に落とす」
メセタについては容易く大量に手に入っていたため、例え手持ちの全額を失っても大した痛手ではなかったが、武器を落とすという事は他プレイヤーが即座に拾える状態になるという事であるため、落とすのを狙ってわざと足を引っ張り、死んだところで武器を回収してゲームを終了させ、持ち逃げを図る者が散見され、またバグを利用した技によって直接他プレイヤーを攻撃し文字通りの強奪をする者まで現れたため、後に修正される事になる。
GC版(Ver1.0、Ver1.1、Plus) Xbox版
Blue Burst

BGM

本作にも他のゲーム同様にBGMが流れているが、本作では一つのミュージックデータに複数のループポイントが設定されており、エネミーとエンカウント(近寄ったり、攻撃を受けたり)するとシームレスに戦闘用にアレンジされたBGMに切り替わるという特徴を持つ。BGMのシームレス変化は『時の継承者 ファンタシースターIII』の時点で存在した演出で、それを踏襲したものである。

ビジュアルロビー

オンラインモードのサーバー(本作ではSHIP、船と呼ぶ)に接続すると最初に降り立つ場所はパイオニア2の街中ではなく、ビジュアル・ロビーに転送される。このビジュアルロビーはバージョンによって異なるが、一度に数十人のプレイヤーが混在することができ、プレイヤーが満員だった場合は同じサーバーの別の階層に転送される。また、階層ごとにロビーのグラフィックと形状は微妙に異なる。

季節別ロビー

GC版以降、季節によってビジュアル・ロビーの装飾が変更されるようになった。装飾の内容や装飾の続く期間はバージョンや年度ごとに若干違う。また、ネットワークモードに接続している場合のみ、パイオニア2のシティ(ビジュアルロビーではなく、冒険エリアに突入するための準備用エリア)にも雪だるまといった装飾がされる。

  • お正月 - 平均1月1日〜 正月飾りがされる。
  • バレンタイン - 平均1月29日〜 バレンタインの装飾がされる。
  • ホワイトデー - 平均3月8日〜 ホワイトデーの装飾がされる。
  • 春装飾 - 平均3月22日〜 ビジュアルロビーに桜の木が植えられ、花びらが舞う。
  • 紅白装飾 - 平均3月29日〜 桜に加え、紅白の垂れ幕が下がる。
  • イースター - 平均4月5日〜 聖誕祭仕様。色つき卵が装飾される。
  • ウェディング - 平均6月7日〜 ロビーの音楽が変わり、装飾がされる。
  • 紅葉 - 平均9月27日〜 ビジュアルロビーが紅葉装飾される。
  • ハロウィン - 平均10月11日〜 ハロウィン装飾がされ、音楽が変わる。
  • クリスマス - 平均12月1日〜 クリスマスツリーや雪だるまが装飾され、音楽が変わる。

DC版では、パイオニア2のシティにオブジェが現れるだけとなっている。

ゴーゴーボール

一部の階層にはボールが出現してサッカーをプレイできるサッカーロビーが存在する(Ver2以降)。このサッカーロビーは厳密に決められたルールの元に稼動しているわけではなく、単に玉(プレイヤーが触れる事で蹴って転がせる)とゴール(玉を重ねるとスコアが加算されるポイント)が設置されているだけであり、どのように遊んでも基本的に自由である。玉には数種類のパターンがあり、形状によって飛距離が異なる。また、しばらく蹴らないでほうっておくか、一定時間がたつとマップの中心にリセットされる。しかしゲームシステムの仕様上、ボールやプレイヤーの位置などに同期ズレが発生しやすく、多少遊びにくい。

アイテム

通常の汎用グラフィックの武器には複数のランク分けがされている。 例えば「セイバー」の上位ランクは「ブランド」で、同系種の下位ランク武器に比べ 威力や命中率などが高くなっている。また、武器のベースカラーは 強さの順に 「緑」→「青」→「紫」→「赤」→「黄」→「金」となっており、後者になるほど高ランクの武器となる。なお、ベースカラーが金色の武器は通称「S武器」と呼ばれ、後述のチャレンジモードの最高ランクの景品でのみ手に入る。

剣系

セイバー系
片手用の剣で、ライトセーバーの概観そのままの武器。一回の攻撃で一回の打撃を試みる。隙が少なく基本性能が高いが、単体の相手にしか攻撃できない。レア武器の中には三体に同時に攻撃可能なものも存在する。
ソード系
ハンター専用の巨大な剣。一部レア武器の中にはレンジャー・フォースでも装備可能なものもある。広範囲にいる複数のエネミーをなぎ払う事ができ、威力だけ見れば最高クラスの破壊力。一方で命中率が低く 隙も大きい。DC版ではハンターのメイン武器だったが、GC、Xbox版以降、性能や攻撃モーションの変更など、多数の下方修正がかけられた。
パルチザン系
ハンター・レンジャー専用の矛。GC以降はレンジャーも装備できるようになった。一部レア武器の中にはフォースでも装備可能なものもある。ソード系と同じく複数のエネミーをなぎ払う事ができ、命中は勝り、隙も少なくリーチも多少長い。
ダガー系
ハンター専用の小刀。両腕に持ち、一部のレア武器を除いて逆手に刃が形成されている。単体攻撃に対して複数回攻撃できるが、一発一発の威力は低いものの、連続攻撃系武器の中ではモーションの隙が最も少ない。ただ、短い間隔で連打を加えるという性質上「ノックバックキャンセル」(前の攻撃によるノックバックが終わらないうちに次の攻撃が当たってしまい、起こるはずだったノックバックが起こらずにエネミーが本来より早く姿勢を立て直してしまう事)が起こりやすい。ヒューキャシールのみ専用のモーションを持ち、速度も速い。
スライサー系
全職業装備可能な投刀。刃をブーメランのように飛ばして中距離の敵を複数なぎ倒す事できる。威力は低い。フォマールは素早く投げる事ができる。DC版から変更され、GC、Xbox版ではすぐ近くにある上下角度のターゲットにも命中するようになった。
アギト系
Ver2まではセイバー系と同じモーションだったが、以降のバージョンからは独自モーションが採用されている。これに属する一部のレアアイテムはVer2までその入手確率が天文学的確率だったため 所持している事自体がセーブデータの不正改造の証などと言われてしまうほど入手困難だったが、後のバージョンで出現率は緩和され、それなりに努力は必要だが、比較的簡単に入手できるようになった。なお、GC版のトライアルでは現在あるDBの剣やフロウウェンの大剣のレプリカのようなランクの低いアギト系の武器が10種類前後あったが、製品版での採用は見送られた。GC版以降は「秋子おばさんのフライパン」のモーションがアギト系となったので、低レベルでもアギト系モーションを見ることができる。
ダブルセイバー系
一つの柄の両端に刃のあるレア系のみの武器。モーションの関係上、ダガー系のようなノックバックキャンセルも起こりづらい。 当初から存在していた共通のグラフィックを持つ3種類に関しては、汎用武器のようなフォトン部分の色分けがされているが、性能に関しては汎用武器のような色の法則にしたがっている訳ではない。また、一部を除きすべての職業が装備できる。
ムサシ系
ハンター専用のレア系武器。二刀流武器で、単体に対して連続攻撃を仕掛ける。攻撃力も高く、ダブルセイバーやダガー系よりも一撃あたりのダメージは多い。しかし一刀引くところにもう一刀を振り下ろすモーションは出し切るまで時間がかかり、隙が大きい。初登場はGC、Xbox版以降。
クロー系
ハンター専用の爪系武器。初期のファンタシースターシリーズから存在する武器である。片手に装備し、威力もそこそこ高いがレア系専用。
ナックル系
全職業装備可能なレア専用武器。攻撃モーションが素手攻撃とまったく同じ武器で、そのほとんどが固有グラフィックを持たない。単純に攻撃力が上乗せされただけの素手だが、この系統に属する武器全般に攻撃スピードを高める効果があるため、実際はただの素手より若干モーションが速い。

銃系

ハンドガン系
片手用の短銃。全ての職業が装備でき、かなり長いレンジを持つ。モーションもコンパクトで扱いやすく、レンジャーだけではなく他の職業のサブウエポンとしても重宝されている。レイマールのみ専用の片手撃ちのモーションになり、他の職業より速い。
ライフル系
レンジャー専用の銃。一部レア武器の中にはハンター・フォースでも装備可能なものもある。同レベルのハンドガン系武器と比較して威力・命中率・射程全てで上回りながら使い勝手は殆ど変わらない。左右のロックオン範囲がハンドガンよりも狭い。
ショット系
レンジャー専用の銃。中距離にいるエネミーを複数攻撃できるものの、同時ロックオン数に限りがあり、あまり早く連射もできない。ごく一部のレア武器に全職業装備可能なものがある。
ランチャー系
レンジャー専用の銃。肩に抱える大砲のような武器で巨大な弾丸を発射する。ライフル並のレンジと、上空を飛ぶ敵を狙うこともできる射角を持ち、ある程度の貫通能力を持つ。攻撃範囲が狭いが連射性があるものと、単発だが広範囲のヒット判定を持つものが存在する。レア専用。初登場はGC、Xbox版以降。
なおショット系基本武器に「ランチャー」という武器があるが、ランチャー系とは全く関係が無い。
マシンガン系
両腕に装備するサブマシンガン。装備してもほとんど攻撃力や命中は上がらず、銃器にしては短すぎるリーチと攻撃前後の長い硬直があるが、一度に3連射、合計9回もの連続攻撃を繰り出すことができる。特性上攻撃と命中が十分に無ければ使い物にならないが、それらが揃えば対単体相手ならすさまじい火力を出すことが出来る。レア武器にライフル並の長射程を持つものや攻撃力の高い物がある。

杖系

ケイン系
フォース専用の片手杖。一部レア武器の中にはハンター・レンジャーでも装備可能なものもある。セイバーの性能をやや落としたもの。武器の性質として回避力が上昇し、レア武器の中には同時に精神力や特定のテクニックの威力を高めるものが多い。
ロッド系
フォース専用の両手杖。一部レア武器の中にはハンター・レンジャーでも装備可能なものもある。単体攻撃で、威力も高くない。武器の性質として防御力が上昇し、レア武器の中には同時に精神力や特定のテクニックの威力を高めるものが多い。
ウォンド系
フォース専用の片手杖。射程が短いが、装備中は精神力が上昇する。なお、精神力は素のパラメータ(ゲーム内での()内の数値)として付加されるため、テクニックを覚えるための必要精神力を一時的に満たすために装備する使い方もある。レア武器の中には同時に精神力や特定のテクニックの威力を高めるものも多い。
タリス系
レア系専用。カードのような武器で、飛ばして攻撃する。弾道は連続攻撃の1、2段目は正面に1発、3段目には3発の弾が直線的に飛ぶ。モーションが遅い。GC、Xbox版初登場。
マージ系
厳密には武器ではなく、盾である。そのため、杖を含む他の武器と併用して装着することができ、独自のグラフィックを持つ。マージ系の盾はテクニックの効力を上昇させる(補助・回復系テクニックの場合有効範囲が広くなる)効果があり、「レッドバリア」「ブルーバリア」「イエローバリア」「アシストバリア」「リカバリバリア」のいずれかに対応する「アンプ」と呼ばれるアイテムを組み合わせると作ることができる。組み合わせたバリアとアンプの種類によって、決められたテクニックの性能が強化される。GC、Xbox版で追加された。

スペシャルウェポン

独自のグラフィックを持つ武器、いわゆるレアアイテムで、その大半は一般的な武器に比べて強力である。お店にある"鑑定屋"で鑑定してから初めてその効果をフル発揮させる事ができるが、鑑定しなくても装備したり、攻撃する事も可能である。基本的にスペシャルウェポンに添付されている#エレメントは固定で決められている。

初期のDC版では、ドラゴンスレイヤーやブレイドダンスといった、汎用グラフィックの最上位武器もスペシャルウェポンとして出現していたが、ver2においてスペシャルウェポンでは無くなり、全て鑑定済みの状態で出現するように変更された。さらにGC版でこれらの最上位武器全てに固有グラフィックが与えられると共に、再びスペシャルウェポン扱いに変更された。 Ver2まで、スペシャルウェポンでも性能に応じた価格でゲーム中の店で売ることができ、それなりに高価格になるため、メセタ余りの現象が起きたが、後のGC版以降は鑑定後のスペシャルウェポンの売値が(その武器の性能にかかわらず)一律10メセタになるよう仕様変更された。

スペシャルウェポンと言っても性能はピンキリで、主に「準レア」と「レア」に分けられる。準レアの特徴としては、エクストラアタックがノーマル武器と同じ扱い(武器によって1/2や1/3補正がかかる)の物を指し、頻出度も高い。一方レアは出現度が低く、エクストラアタックも独自の物や準レアのように制限されることが無い物を指す。下記の「周回」プレイは、主に後者のレアを指している。

また、スペシャルウェポンはDC版まで通常のグラフィックと変わらない箱型アイテムとして出現していたが、GC版以降は深紅のアイテムボックス(通称赤箱)に変更され、即座に識別できるようになった。この仕様変更によりレアアイテムが出ても拾った当人にしか分からないという事態をある程度避けることが可能になった。

通常こうしたレアアイテムは、普通にプレイしていても偶発的に手に入るが、ゲームの仕様上、エネミーやステージごとに、どのレアアイテムが出現するかは完全固定で決められているという特長があり、欲しいアイテムを手に入れるために、目当てのアイテムを持っているエネミーが多く出現するクエストやマップを選んで(そのアイテムが出現するまで)何度も同じステージをクリアするというプレイ方法、通称「周回」が行われることがあった。 Ver2まで、クエストではレアアイテムが出現しないようにされていたが、GC版以降クエストでも出現するようになったため、特定のエネミーが多数出るクエストでの狙い周回も可能となった。

また、セクションIDによっては絶対に手に入らないスペシャルウェポンもあり、そうしたアイテムがどうしても欲しい場合は他のプレイヤーと交換したり、自分と異なるセクションIDのユーザーが作成した冒険部屋に参加したり、自ら新規に別のセクションIDのキャラクターを作ってその欲しいアイテムが出るまで「周回」するしかない。

なお、スペシャルウェポンの中には使用すること自体が敬遠されがちな物もあり、以下のようなものが該当する。敬遠される理由のほとんどは「天文学的確率で出現するアイテムがそう簡単に世の中に出回るはずがない、不正利用者とは遊びたくない」という事と、「威力が高すぎてゲームバランスが破綻する」の二種類に分かれていた。なお、ここで掲載した他にも多数の不正品の疑いがあり、敬遠されたアイテムは存在した。

Sランク武器

前述の通り、Sランク武器はオンラインチャレンジモードの最高位の景品であり、一定時間内にクリアすると1キャラにつき一つまで入手できる。EP1と2で入手できる種類が異なり1キャラにつきEPの違いにより一つずつ入手でき、EP1はセイバーやハンドガンといった基本系統の武器のみ、EP2ではスプレッドニードルなどのレア専用のSランク武器が手に入る。

Sランク武器には数字や記号を含まない大文字アルファベットで8文字までで自由に命名でき、名前が赤く表示される。例えばセイバーにPSO SABERといった名前が付けることができる。基本能力は低いもののグラインダーでの強化は異常に高く、数十から数百まで強化可能であり、一部条件を満たすと自由にエレメントをつけることもできる。当然減衰しないため組み合わせによっては非常に強力であるがヒット属性は付かないので命中の低いキャラは活用が難しい。装備の必要条件は高く、一部職業ではたとえ能力がカンストしていても装備できない。また属性はオールゼロであり、強化することも不可能である。

Sランク武器に付けられるザルアのレベルは何故かレベル33とフォースの限界レベルより高く非常に強力であったが、BBでは弱体化され20前後となった。

防具とスロット

防具には「鎧」と「盾」があり、レアの盾の中には固有のグラフィックを持つものがあったり、鎧には特殊なエフェクトが出るものなどがある。特に鎧には「スロット」というものが開いていることがあり、最高で4個所まで拡張する事ができる。スロットには「ユニット」と呼ばれるアイテムを装着することができる。ユニットにはキャラクターのステータスを上げたり、特定のステータス異常を無効化するものの他、攻撃速度を上げるものなどもある。

このスロットは後から追加する事はできず、たとえレアな鎧だったとしてもスロットの数で劣っていれば初期装備クラスの防具にも利用価値的に劣る傾向がある。たとえ何万分の一の確率で手に入る鎧であっても、スロットが1つも開いていなかったがために使われることなく処分される事が起こる。

なお、ゲームキューブ版以降ではスロットを1つ増やす消費アイテム「アドスロット」が追加され、これを使えばどの鎧でもスロットを4つまで増やせることができる。

また、一部のレア盾は攻撃力や命中率を強化するものがあるが、これは能力限界を超えて上昇する。ただし能力そのものは上がらないのでカンスト値以上が必要条件となっている武器は装備できない。しかし精神力、幸運は最大値を上回ることはない。一部リング系は同じリングを装備しているプレイヤーは近くにいるとさらに強化されることがある。

属性とエレメント

武器には「属性」と「エレメント」が付加されている事がある。これらがあるとゲームを有利に展開させる事ができる。武器を拾うとまれに名前が緑色や青色のアイテムがあり、緑色は属性つき、青色はエレメント付きのアイテムとなる。

名前が青色の武器は街にある店で鑑定すると「○○セイバー」など、エレメント名+ベースアイテム名になる。この時点で属性が付いていなければ白で、属性がついていれば名前が緑色になる。エレメントや属性は鑑定するごとに変動し、納得できる結果がでるまで吟味することができる。セクションIDによって異なる鑑定士によって得意不得意もあり、最大レベルの鑑定結果を手に入れるために別のIDのキャラを利用するなどが行われる。レアアイテムの場合はエレメントは固定である。

属性

本作の属性はいわゆる「火水風土」ではなく、「エネミーの種族」がそれに該当する。「Native(原生生物)」「A.Beast(突然変異種)」「Machine(機械)」「Dark(D型生命体)」の4種と、後述の「Hit」の計5種類が存在する。

属性はパーセンテージで表記され、例えば「Native 30%」なら「Native」のエネミー全般に本来与えるはずのダメージに30%のダメージボーナスをつけることができる。逆にマイナス属性が付く事もあり、それは本来与えるはずのダメージよりも少ないダメージになってしまう。

ダメージボーナスの属性のほかに「Hit」という属性が極稀に付加されていることがある。 表示上は%となっているが、実際にはその数値分だけ命中力の数値が上がり、場合によっては普通の属性よりも良いとされる。

未鑑定の状態で属性がついている場合、鑑定時にプラスマイナス10%の振れ幅が出る。気に入らない数値だった場合は鑑定をキャンセルして再び鑑定を繰り返す事で、例えば本来Native10%しかない武器を、Native20%に引き上げるなどといった事もできる。これは未鑑定のスペシャルウェポンも同様である。

なお、DC版では手に入る武器につく属性は-50%〜50%(鑑定による触れ幅を入れると-60%〜60%)の間だったが、GC版以降、0%〜90%(-5%〜100%)に修正された。またDC版では(キャラの攻撃力+武器の攻撃力)*(1+属性数値)の計算だったが、GC版以降は武器の攻撃力のみが補正対象となり、効果は大きく落ちた。

エレメント

エレメントはアクションパレットの「エクストラアタック」に付加される特殊能力で、炎のダメージを与えたり エネミーを一撃で殺したりできるなど 通常攻撃にはない効果を持つ。通常攻撃などで効果は発揮されない。また、同じ炎属性の攻撃でも、カテゴリ毎に複数のランクが存在し、例えば「ヒート」よりも「バーニング」のほうが与える炎属性の威力は高い。エクストラアタックの命中率は通常攻撃に比べて大幅に下方修正されており、エレメントの大半が「設定ミスではないか」と勘ぐりたくなるほど威力が低いために使い物にならないなど、"属性"に比べてその存在価値は低い。

しかし「HP吸収」等の有効なエレメントと「高ヒット属性」が同時に付加した場合は強力なアイテムに化ける事がある。エレメント武器は、鑑定すると「エレメント」のクラスが上下することがあり(この触れ幅はバージョンによって異なる)、結果が気にいらない場合はキャンセルすることでエレメントが変わる事がある。

エレメントが付くとそのランクに応じてレアリティの☆が1〜4つ追加される。元々のレアリティが☆×5の武器に最上位のエレメントが付くと☆×9となり、レア武器となって文字が黄色く表示されるようになる(文字が黄色くなるだけであくまで通常武器。スペシャルウェポンになったりはしない)。

ダガー系のような1回で2発攻撃する武器の場合、エレメントの効果(成功率や吸収量)が半減する。マシンガン系のような1回で3発攻撃する武器やパルチザン系・ショット系などの複数に攻撃できる武器の場合、効果が1/3になる。しかし、「準レア」と呼ばれる各種武器の低級の3種を除いたスペシャルウェポンはこの影響を受けないため、有用な最上位エレメントの付くレア武器は実用性が突出することになる。

強化

一部を除いた武器は「モノグラインダー」などの強化アイテムを使って強化することができる。強化した武器の名前の後ろには「+1」などの表記が付き、この数値に比例して威力が上昇する。強化には上限があり、種類ごとに上限は異なる。また、強化に失敗は無く、武器が消滅することも無い。

一般的には低ランクの武器ほど上限が高く、高ランクの武器ほど上限が低くなっている。例としてセイバー系最低ランクのセイバーは+35まで可能だが、セイバー系最上位のグラディウスは+18まで。レア武器になるとこの法則を逸脱するものがいくつか存在し、例えば赤のセイバーはレア武器の中でも屈指の性能を持つが、+78まで強化が可能である。一部の武器はバージョンごとに強化可能な上限が違う。

特殊防具「マグ」

PSOでは特殊な防具として「マグ」という物が存在する。これは一度に一つだけ装備することができ、ステータスを上昇させる事ができる。

マグはすべてのキャラクタに初めから与えられており、肩の周辺にふわふわと漂う形でプレイヤーについてくる。すべてのマグの初期能力は同じであるが、「エサ」を与える事でステータスが上昇する。エサは回復アイテムであれば何でもよく、種類によって上昇する能力は異なる。 例えば体力回復アイテムである「モノメイト」を与えると攻撃力が上がり、TP回復アイテムである「モノフルイド」を与えれば精神力が上がる。それぞれのステータスが一定まで上がるとマグは進化し 形が変わる。進化は職業とIDと与えてきたアイテムによってさらに変わり、GCとXbox版以降では特定の条件を満たした場合にのみ進化する「レアマグ」が追加された。

また、マグにはステータス上昇効果のほかにIQ(知性)とシンクロ(親密度)値がある。これについては後述する。

基本的にマグの名称の多くはインド神話ヒンドゥー教の名前を冠している。

フォトンブラスト

マグは進化するとフォトンブラストを覚える事がある。フォトンブラストを習得したマグを装備している状態でダメージを受けたり与えたりするとゲージが溜まり、プレイヤーの体が光ると同時に「裏パレット」がフォトンブラスト専用パレットに置き換わる。 この状態で街に戻るか、死亡するか、フォトンブラストを開放しなければ裏パレットに登録した項目は使えない。

フォトンブラストによって引き出される映像は「フォトンミラージュ」と呼ばれており、モンスターのような外見の召喚生物が現れてエネミーを撃退したり、ステータスを一時的に上昇させてくれる。 このフォトンミラージュの召喚生物は6種類あり、いずれもラストダンジョンに現れるエネミーのような形をしているが、これは"マグ"の核に使われている"D細胞"がラストステージのエネミーのものと同一である事が由来となっている。

マグの自発的行動

マグの種類と形態により、体力が大幅に減ったり、フォトンブラストゲージが最大値になるなどの条件を満たすと、マグが自発的に行動をとる場合がある。これらの行動はIQとシンクロの数値が関係し、両方が高ければ高いほど自発行動を発揮する可能性は高くなる。マグの種類によってどの行動を取るのかが異なっており、「ボス戦突入でシフデバ、HP減ったらレスタ」等とバランスよく行うものも居れば、何があってもとにかくレスタ、というような特化型も存在する。(死亡時にリバーサーをするのだけは全てのマグで共通)

チェインとディバイド

オンラインモードでは同時に、もしくは近い時期に複数のプレイヤーのフォトンブラストのゲージがMAXになることがあり、この状態でタイミングよく示し合わせてフォトンブラストを発動させると「チェイン」となり 効果が増大したり、複数の仲間に恩恵が得られたりする。また、ゲージが中途半端にしか溜まっていないプレイヤーも、他のプレイヤーのフォトンブラスト発動中に特定のキーを押す事で自分のフォトンブラストのエネルギーを発動者に送ることができ、少なからずフォトンブラストの能力が向上し、自分にも恩恵を受ける事ができる「ディバイド」をすることができる。特に4人全員でチェインしたマイラ&ユウラはLv80相当という桁違いのシフタ・デバンド効果が得られる。チェインは同じフォトンブラストを連続して発動しても繋がらない(しかし連続しなければ繋げることは可能である。A,A,Bというフォトンブラストでチェインをするとして、A,B,Aといった順番で発動すれば可能である)。また、発動者が同じ部屋に居ないとチェインは繋がらない(ディバイドする場合は同じエリアに居れば違う部屋でも可能)。更に、装備していると氷結状態になる武器等を装備したままチェインを行い、フォトンブラストの発動中に状態異常になってしまった場合チェインが中断されてしまうので(単体で発動した場合も勿論中断される)装備品を変更する、状態異常を回復するアイテムを装備するといった対策が必要である。

カスタマイズ性

前述のように、マグはプレイヤーが与えた餌の種類によって防御性能のほかに攻撃力、精神力、命中力といった基本ステータスも可変させる性質を持っている。

PSOではプレイヤーキャラクタのステータスの上昇率は完全に固定してあり(マテリアルというキャラクターステータスそのものを上昇させるアイテムも用意されているが)、キャラクター能力の具体的な差別化を形作るのは実質的にマグとなっている。マグを換装することで容易にステータスを変更させることが可能である。また、元から持っている以外にもマグは比較的簡単に入手可能であり、複数のマグを同時進行で育てる事で、同一のキャラクタでありつつも多様なステータススタイルを試すことが可能である。

また、マグには装備制限が無く、ステータスの高いマグをレベルの低いプレイヤーが装備すれば、いきなり高難易度のステージに突入してもある程度戦うことが可能である。

マテリアル

マテリアルは、使用することでキャラクターのステータスを上げることができるアイテムである。ただし、キャラクターごとに決められたステータスの限界値を超えることは出来ない。ショップでは売っておらず、ダンジョン内の敵や箱から入手が可能。

使用限度数に関して、GC以降はマテリアルの使用に限度数が定められており、ヒューマンは250個、ニューマンとアンドロイドは150個となっている。HP、TPマテリアルは別枠でそれぞれ125個ずつ使用可能(アンドロイドのTPマテリアルの使用は不可能)。又、カンスト値を超えて使う事も出来ない。一度振るとその回数分は二度と取り戻せない(リセット出来ない)ので、マテリアルの使用は計画的に行う必要がある。GC以降ではHP、TPマテリアルの使用限度数に制限が掛かったのに引き換え、HP、TPのカンスト値がなくなったため、最高レベルで限界までマテリアルを使用し、更にアイテムで底上げするといった事も可能である。

なお、Ver.2までは使用制限が無かった為に、マテリアルさえあれば容易に全能力値をカンストさせることが出来た。GC版以降は使用限度数がもうけられることとなった。

またVer.2までは「ヒットマテリアル」と言う物が存在した。これはパラメータ的に上げにくい命中を2も上げると言う劇的な効果があり、これはマグのDEX4つ分に相当した。GC版以降はヒットマテリアルは廃止された。

テクニック

テクニックとは、伝説や物語に登場するような「魔法」を科学技術によって再現したもの。科学技術によって再現とはいうものの、術者の精神力によって行使されるという点は変わっておらず、その関係で精神力を持たないアンドロイドは使用することができない。逆に、精神力が高められているニューマンはテクニックを得意とする傾向が強い。

フォースはテクニックの使用に重点を置いた職業である。フォース以外の職業でもテクニックは使えるが、フォースの方がより高度なテクニックを行使出来る。DC版Ver1ではフォースの方が精神力の限界値が高いという点以外差がなかったが、Ver2からフォース系のみL30まで修得できるよう差別化され、ゲームキューブ版以降では使用可能なテクニックレベルや種類まで細かく差別化が図られた。

  • フォース全般…全てのテクニックをLv30まで使用可能
  • ハニュエール・レイマール…グランツ・メギド・リバーサーを除いた全てのテクニックをLv20まで使用可能。
  • ヒューマー…グランツ・メギド・シフタ・デバンド・リバーサーを除いた全てのテクニックをLv15まで使用可能。アンティはLv5まで使用可能。
  • レイマー…グランツ・メギド・ジェルン・ザルア・リバーサーを除いた全てのテクニックをLv15まで使用可能。アンティはLv5まで使用可能。

テクニックを習得するには、ショップで購入したり冒険の途中で拾ったりして入手した「ディスク」を使う事で初めて使えるようになる。ほとんどのテクニックディスクには「フォイエLv5」などレベルも設定されているが、条件を満たしていれば以下のレベルのテクニックを習得していなくても飛び級で習得することもできる。また、プレイヤー自身のレベルが上がってもテクニックのレベルは上がらない。炎、雷、氷の3種類のテクニックにはそれぞれ初級・中級・上級のテクニックが存在するが、階級ごとに別の種類のテクニックとして扱われる。

また、GC版以降Lv30のディスクは一部を除いて激レア扱いとなっており、大体はLv28~29で打ち止め、テクニックブーストのユニットを装備してLv30にするのが一般的である。全てのLv30ディスクを拾えればユニットなしでも可能だが、それは超級レアを十数個集めることに等しい労力と途方も無い時間が必要な為、実現はほぼ不可能である。ただし回復・補助系テクニックのみ最大レベルのディスクも入手しやすいため、物理攻撃もするフォースでユニットの容量を無駄にしたくないときは困らない。

ゲームモード

オンラインモードでは通常の冒険のほかに、いくつかのゲームモードが存在する。 なお、バトルモードとチャレンジモードは通常冒険とは別のオリジナルマップで行われ、マップ中で手に入れたアイテムは基本的に手元に残らない。

『ブルーバースト』において追加されたゲームモードについては、ファンタシースターオンライン ブルーバースト#ゲームモードを参照。

通常冒険

通常同様ゲームをプレイする基本モード。同じ難易度の同じエリアでも、オンラインでは複数人による協力プレイが前提となっているため、オフラインよりもエネミーが多少強化されている。一度に出現するエネミーの数もオフラインの同場面に比べて多い。

また、オンラインでは「複数人が同時に踏まないと作動しないスイッチ」が登場する。オフラインでも複数のスイッチを踏んでロックを解除する扉はあるが、オンラインではこれの一部が踏んでもスイッチの上から退くとスイッチが戻ってしまい、全ての箇所のスイッチを同時に踏まないといけないようになっている。

洞窟エリアと遺跡エリアでは、次のエリアに進むために必ず通る事になる扉の開閉スイッチに「複数人で同時に踏まなければならないスイッチ」があるため、一人では最後までエリアを踏破出来ない。

バトルモード

Ver2以降に導入された、他のプレイヤーと戦うことのできるゲームモード。現在のレベルやアイテムを持ち越して戦うモードや、全員特定のレベルまで一時的に戻って同じ敷布で戦うモードがあり、互いに当たり判定がある状態でラグオルを冒険する事もできる。

単純なバトルのほか、マップ中に落ちているお金を拾って、もっとも所持金額の多い者が勝つなど ルールも多様である。

チャレンジモード

Ver2以降に導入されたモードで、全員が限られたレベル、装備、アイテムで出された課題をクリアーするゲームモード。誰かが一度でも死ぬとその場でゲーム終了になり、また、ゲームバランスや謎解きなど、通常冒険とは大きく異なる。マップのグラフィック自体と、ダメージ後の無敵時間の長さはアルティメットのもの、エネミーは基本的にオンラインのノーマルのものとなっている。

合計クリアタイムでランクが変わり、タイムを一定以下にすると専用のレアアイテムがもらえる。また、タイム制度という特徴と各ステージごとの最速タイムも記録されるようになっていたことから、より短い時間でクリアを目指す"タイムアタック"も盛んに行われていた。後継作品である「ファンタシースターユニバース」では素の状態でこのチャレンジモードに近いルール設定がされている。

また、チャレンジモードのステージを一つでもクリアするとビジュアルロビー中、名前が表示される部分に専用の称号が表示されるようになる。この称号は到達したステージの数によって変化するため、もしも自分と同じ称号のプレイヤーがいれば、それは自分と同じステージまで到達したプレイヤーであると言える。

チャレンジモードで手に入るアイテム

チャレンジモードで最高のSランクを取ると、刃の部分が金色の通常グラフィックの武器、通称「S武器」がもらえるようになっている。また、S武器は「プレイヤーが自由につけられる名前+武器名」となっており、たとえば名前を「PSO」にし、ソード系の武器(SWORD)を選んだ場合は「PSO SWORD」となる。

またGC版以降では、S武器は一部のオンラインモード用クエスト中で条件を満たせば用意された中で好きなエクストラアタックを一つだけセットすることもでき(武器の種類によってセットできるエクストラアタックは異なり、エレメントの種類によって付加条件も異なる。またアンドロイドは精神・TPに関連したエレメントをセットすることは出来ず、セットした武器を装備する事も出来ない)、ある意味で完全オリジナルの自分専用武器を作ることが可能である。 基本的には、金色のフォトンの付いた汎用武器のグラフィックなのだが、一部にはレア武器のグラフィックもある。見た目が通常クエストで入手できる武器と同じでも、職業制限が異なる場合があるので注意が必要である。

オフラインチャレンジでは、景品としてランクに応じて防具が貰える。EP1では盾、EP2ではリングとなっている。

主な登場人物

用語

フォトン
新しく発見された、非常に高いエネルギーを持つ粒子。そのままでもエネルギー源として有用であるが、収束させることで物理的な影響力を持たせる事が可能であり、結晶化させることも出来る。
空間に存在する未知のエネルギーをフォトンジェネレータによって1つのエネルギー粒子に変換することによって得られ、その性質上無限に近いエネルギーを得られる。本星では行き詰まりかけていたエネルギー問題を一挙に解決する画期的な新技術だったが、「エネルギーとして利用する技術」だけが先んじて発見・発展してしまったため、更なる新技術の開発で国家が競争する構図を生み出す原因ともなった。
最初期は特定の鉱石をフォトンジェネレータの触媒として使用していたが、次第にもっと効率が良く扱いやすいジェネレータが開発されて行き、今では鉱石を使用したフォトンジェネレータは伝統工芸として僅かに残すのみとなった。なお、ラグオルにもフォトンジェネレータの触媒に適した鉱石が存在するようである。
パイオニア1
人間を未開の自然豊かな異星に移住させる「パイオニア計画」のため建造された超大規模の宇宙船とその艦隊の第1陣。先住者の可能性を考慮し軍人と武器が豊富に搭載され、また環境開発のための技術者が多数搭乗していたとされており、これらを考慮すればゲーム中ラグオル地表で豊富に手に入る武器やアイテムはパイオニア1の人々が残したものと考える事ができる。
パイオニア2
パイオニア1と同じく、大規模移住計画「パイオニア計画」における超大規模宇宙艦隊の第2陣。パイオニア1によってある程度以上開発され安全が確保された星に向かうと言う前提であったため、移住する一般民間人が多数搭乗している一方で軍人の搭乗者数は少なくなっており、有事の際にはすぐに戦力不足に陥った。
ブルーバースト
エピソード1のパイオニア2着陸直前に発生した大爆発に対して、後に名づけられた。衛星軌道上からでも確認できるほどの大爆発だったにも関わらず、地形や建造物に一切の被害が見られない事から、その詳細は一切不明。オープニングムービーでは爆発の瞬間、半透明なダークファルスの姿が見える。
D因子
フォトン技術における国家競争が激しくなっていた頃に飛来した隕石から発見された因子。高いエネルギーを保持する粒子であり、フォトンと非常に良く似た性質を持っている。が、フォトンと決定的に違う点として、それ自身が意思を持っているかのように、他の生命体に対して侵食・融合を行うという点である。因子自身が融合することによって侵食をするのは生命体だけであるが、非生命体であるコンピューター等に対しても何らかの影響力を持つようである。
D細胞
D型寄生細胞とも呼ぶ。D因子によって侵食された生物細胞の事。マグは、これを核にして作られている。飛来した隕石より発見されたD因子は絶対量が少なく、マグ等の「パーツ」になるような細胞しか作られなかったが、人間などのある程度の大きさを持った生物を侵食しつくしたりすればD因子の意思によって生命体が活動し始める。その生命活動は極めて特殊であり、ヒースクリフ・フロウウェンをして「奴らは死という概念自体がない」と言わしめるほど強靭な生命力を持つようである。
エモーショナルAI
D因子の働きを制御する事を目的として開発されたシステム。
MOTHER計画
D因子の飛来に始まり、D因子の解明からその技術利用を目的とした一連の計画。オスト博士とモンタギュー博士が先頭に立って推し進められてきたが、二人が目指す方向性が一致せず、パイオニア1の出発を機に計画が分裂する。
オスト博士はD細胞を利用した新生物の創造を目指し、その過程でデ・ロル・レを生み出し、ガル=ダ=バル島の施設では同じく超高性能AIオル・ガとD細胞の融合を果たし、プロトファルスを倒した際、D因子による「生きた傷」に侵されたフロウウェンの体を媒介に新たな侵食遺伝子を生み出すに至る。
モンタギュー博士はD因子の動きを制御するシステムの開発を目指し、エモーショナルAIを完成。試作機が製作されたところで軍の介入がありモンタギュー博士が失踪したため、頓挫している。

受賞歴

他、計18個の受賞。[3]

オンラインサービス廃止の歴史

  • 2004年1月1日  Windows版「PHANTASY STAR ONLINE」
  • 2007年4月1日
    • ドリームキャスト版「PHANTASY STAR ONLINE」
    • ドリームキャスト版「PHANTASY STAR ONLINE ver.2」
    • ゲームキューブ版「PHANTASY STAR ONLINE EPISODE I&II (Ver1.1)」
    • ゲームキューブ版「PHANTASY STAR ONLINE EPISODE I&II Plus」
    • ゲームキューブ版「PHANTASY STAR ONLINE EPISODE III C.A.R.D. Revolution」
    ※当初は2007年3月31日23時59分にサービス終了とアナウンスされていた。最終的には少し遅れ、4月1日0時10分に終了。
  • 2008年1月31日(23時59分) (初代)XBOX版「PHANTASY STAR ONLINE EPISODE I&II」
  • 2010年12月27日(24時00分) WINDOWS版「PHANTASY STAR ONLINE BLUE BURST」
    ※当初は16時00分にサービス終了とアナウンスされていた。その後、同年12月14日に上記時刻に終了時刻の変更が告知された。

関連する人物

多数の著名人がPSOをプレイしていると公言していたため、その一部を記載する。

  • 永野護[4] - 初期からのユーザーで、本作を「セガの中でも『バーチャファイター2』と並ぶ最高傑作だ」と評価している[5]。Ver.2では永野デザインの武器が登場。各プラットフォームごとにFSSロビーと呼ばれる永野ファンが集うロビーがあった[5]
  • 田中理恵 - 20時間連続してのプレイ経験があり、そのことで見吉ディレクターと意気投合。オーディションで次作PSUのヒロインの声優に選ばれる。PSO発売5周年を迎うイベントであるPSO5周年記念大感謝祭では、ストリーミング番組「ゲストとPSO BB!」に出演し、PSOBBをプレイする様子を披露した。田中いわく、PSOは相当やりこんだと語る[要出典]

以下はその他にもプレイしていた著名ユーザー。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

出典

  1. ^ a b 週刊ファミ通』2018年12月6日号、KADOKAWA、2018年、45頁。
  2. ^ “お知らせ | 『ファンタシースターオンライン2』プレイヤーズサイト”. SEGA. 2017年1月17日閲覧。
  3. ^ PSO受賞内容 『PSOが今まで受賞させていただいた各賞(ノミネート含む)』
  4. ^ a b c d e f g h i j ファンタシースターオンライン完全設定資料集 The book of Hunters(角川書店)2001年3月27日発行
  5. ^ a b 永野護(2001年2月16日).“特別レビュー”. GAME Watch. 2001年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月17日閲覧。
  6. ^ “オンラインRPG『PHANTASY STAR ONLINE 2』ドラマCD第二弾キャストインタビュー:カスラ役・神谷浩史さん”. アニメイトタイムズ. 2017年1月17日閲覧。
  7. ^ DENGEKI COLUMNS「ターゲット・ロックオン!!」『電撃PlayStation』Vol.442、アスキー・メディアワークス、2009年。

関連項目

外部リンク

  • 株式会社セガ
  • ソニックチーム(開発)
  • ファンタシースターシリーズ 公式ポータルサイト
  • ファンタシースターオンライン 公式ウェブサイト - ウェイバックマシン(2012年9月21日アーカイブ分)
  • ASCII24 2002年3月2日 「PHANTASY STAR ONLINE」成功を支えたバックエンド(後編) - ウェイバックマシン(2009年7月8日アーカイブ分)
  • 「PSO BB」サービス終了のお知らせ
ファンタシースターシリーズ
ゲーム
4部作
本編
外伝
移植・リメイク
オンライン
PSO
本編
外伝
PSO2
本編
外伝
ユニバース
PSU
PSP
メディア
映像化
漫画
舞台
ネットテレビ
商品とサービス
用語
共通
オンライン
PSO
ユニバース
楽曲
サウンドトラック
  • オリジナルサウンドトラック
主題歌・挿入歌
関連項目
人物
会社
作品
カテゴリ カテゴリ
日本ゲーム大賞 年間作品部門 大賞
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
1997年は「CESA大賞」作品賞、1998年・1999年は「CESA大賞」大賞、2002年 - 2005年は「CESA GAME AWARDS」最優秀賞。
カテゴリ
典拠管理データベース ウィキデータを編集
国立図書館
  • フランス
  • BnF data
その他
  • MusicBrainzシリーズ