ファンタスマゴリー

曖昧さ回避 この項目では、18世紀末の幻灯機ショーについて説明しています。
  • 1908年のアニメーション映画については「ファンタスマゴリー (1908年の映画)」をご覧ください。
  • 2022年の映画については「ファンタスマゴリー ザ・ゴーストショー」をご覧ください。
18世紀のファンタスマゴリー

ファンタスマゴリーフランス語: Fantasmagorie英語: Phantasmagoria, Fantasmagoria)は、18世紀末にフランスで発明された、幻灯機を用いた幽霊ショーである。ベルギーリエージュ出身の物理学者エティエンヌ=ガスパール・ロベール、通称エティエンヌ・ロベルトソン(1763年 - 1837年)がパリで行った興行によって有名となり、ヨーロッパ、とくにイギリスで、19世紀を通して流行した。

幻灯機によって、壁、煙、半透明の幕に画像を映写した。しばしば後ろ側から映写し、幻灯機を動かすことで画像を動かし、複数の幻灯機を使用することで画像の瞬時の切り替えを行った。映写されたのは、骸骨悪霊亡霊などの画像で、降霊術に深く関わるものであった。

語源

ギリシア語: φαντασμα(幻影)と αγορευειν(公言)から作られた。

関連項目