ブラッド・ミルズ (内野手)

この項目では、MLBに在籍経験があり、引退後に監督も務めた内野手について説明しています。MLB及びNPBに在籍していた投手については「ブラッド・ミルズ (投手)」をご覧ください。

ブラッド・ミルズ
*Brad Mills*
基本情報
クリーブランド・インディアンスでのコーチ時代 (2015年4月)
国籍	アメリカ合衆国
出身地	カリフォルニア州トゥーレアリ郡エクセター（英語版）
生年月日	(1957-01-19) 1957年 1月19日（67歳）
身長体重	6' 0" ＝約182.9 cm 195 lb ＝約88.5 kg
選手情報
投球・打席	右投左打
ポジション	三塁手
プロ入り	1979年 MLBドラフト17巡目
初出場	1980年6月8日
最終出場	1983年10月2日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
選手歴エクセター高等学校（英語版）セクアイアス大学（英語版）アリゾナ大学モントリオール・エクスポズ（1980 - 1983）監督・コーチ歴フィラデルフィア・フィリーズ (1997 - 2000) モントリオール・エクスポズ (2003) ボストン・レッドソックス (2004 - 2009) ヒューストン・アストロズ (2010 - 2012) クリーブランド・インディアンス (2013 - 2019)
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ジェームズ・ブラッドリー・ミルズ（James Bradley Mills, 1957年 1月19日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州トゥーレアリ郡エクセター（英語版）出身の元プロ野球選手（三塁手）、監督。右投左打。

息子のボー・ミルズも元プロ野球選手（内野手）である。

経歴

セクアイアス大学（英語版）在学時の1977年1月、MLBドラフト16巡目（全体212位）でミネソタ・ツインズから指名されたが、この時は契約しなかった。

その後、アリゾナ大学へ転校し、同大学では後にも同じチームでタッグを組むテリー・フランコーナとチームメイトだった。

1979年のMLBドラフト17巡目（全体426位）でモントリオール・エクスポズから指名され、プロ入り。

1980年6月8日にメジャーデビューを果たす。1983年までメジャーを経験した。

その後、シカゴ・カブスの傘下マイナー、コロラド・ロッキーズの傘下マイナー、ロサンゼルス・ドジャースの傘下マイナーで監督を歴任した。

1997年から2000年の間にはフィラデルフィア・フィリーズにて盟友であるフランコーナの下で一塁コーチを務め、2003年にはエクスポズでベンチコーチを務めた。

2004年から2009年には、ボストン・レッドソックスでフィリーズでも一緒だったフランコーナが監督に就任した縁もあってベンチコーチを務めた。

2009年10月27日にデーブ・クラーク（英語版）の後任としてヒューストン・アストロズの監督に就任することになった。

2012年8月18日に成績不振で解任された。

オフの10月31日に2013年シーズンよりクリーブランド・インディアンスの三塁コーチに就任することが発表された。また、新しく監督になったのはフランコーナであり、共に同じチームでタッグを組むのは2009年のレッドソックス以来で実に4年ぶりであった^[1]。2014年からはベンチコーチへ配置転換された。2020年シーズンは7月に新型コロナウイルスへの懸念からシーズン不参加を表明した^[2]。シーズン終了後、退任が発表された^[3]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
1980	MON	21	66	60	1	18	1	0	19	8	1	0	1	5	1	6	0	.300	.348	.317	.665
1981		17	23	21	3	5	1	0	6	1	0	0	0	2	1	1	1	.238	.304	.286	.590
1982		54	73	67	6	15	3	1	21	2	0	1	0	5	0	11	3	.224	.278	.313	.591
1983		14	22	20	1	5	0	0	5	1	0	0	0	2	0	3	0	.250	.318	.250	.568
MLB：4年		106	184	168	11	43	5	1	51	12	1	1	1	14	2	21	4	.256	.311	.304	.615

背番号

54（1980年）
2（1981年、2004年 - 2018年）
24（1982年 - 1983年、2006年 - 2007年）
9（1997年 - 2000年、2003年）
00（2019年）

脚注

^ http://cleveland.indians.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20121031&content_id=40131716&vkey=news_cle&c_id=cle%7Ctitle=Familiar　Familiar faces among Francona's coaching staff
^ Mandy Bell (2020年7月5日). “Tribe notes: Mills leaves team; camp ramps up” (英語). MLB.com. 2021年4月20日閲覧。
^ Mandy Bell (2020年10月30日). “Mills won't return as Tribe's bench coach” (英語). MLB.com. 2021年4月20日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
監督の通算成績と情報 Baseball-reference.com

ボストン・レッドソックス 2004年のワールドシリーズロースター

選手
03 ポーキー・リース
07 トロット・ニクソン
11 ビル・ミラー
12 マーク・ベルホーン
13 ダグ・ミントケイビッチ
15 ケビン・ミラー
18 ジョニー・デイモン
19 ゲーブ・キャプラー
20 ケビン・ユーキリス
24 マニー・ラミレス（シリーズMVP）
28 ダグ・ミラベリ
29 キース・フォーク

30 カート・レスカニック
31 デーブ・ロバーツ
32 デレク・ロウ
33 ジェイソン・バリテック
34 デビッド・オルティーズ
36 マイク・マイヤーズ
38 カート・シリング
43 アラン・エンブリー
44 オーランド・カブレラ
45 ペドロ・マルティネス
49 ティム・ウェイクフィールド
50 マイク・ティムリン
61 ブロンソン・アローヨ

監督
47 テリー・フランコーナ

コーチ
02 ブラッド・ミルズ（ベンチ）
17 デーブ・ウォレス（投手）
22 ロン・ジャクソン（打撃）
35 リン・ジョーンズ（一塁）
41 デール・スウェイム（三塁）
54 ユークリデス・ロハス（ブルペン）

ボストン・レッドソックス 2007年のワールドシリーズロースター

選手
07 J.D.ドリュー
10 ココ・クリスプ
12 エリック・ヒンスキー
13 アレックス・コーラ
15 ダスティン・ペドロイア
17 マニー・デルカーメン
18 松坂大輔
19 ジョシュ・ベケット
20 ケビン・ユーキリス
23 フリオ・ルーゴ
24 マニー・ラミレス
25 マイク・ローウェル（シリーズMVP）

28 ダグ・ミラベリ
31 ジョン・レスター
32 ボビー・キールティ
33 ジェイソン・バリテック
34 デビッド・オルティーズ
37 岡島秀樹
38 カート・シリング
39 カイル・スナイダー
46 ジャコビー・エルズベリー
48 ハビアー・ロペス
50 マイク・ティムリン
58 ジョナサン・パペルボン
83 エリック・ガニエ

監督
47 テリー・フランコーナ

コーチ
02 ブラッド・ミルズ（ベンチ）
16 ルイス・アリセア（一塁）
29 デーブ・マガダン（打撃）
35 ディマーロ・ヘイル（三塁）
52 ジョン・ファレル（投手）
57 ゲイリー・タック（ブルペン）

表話編歴ヒューストン・アストロズ歴代監督
ハリー・クラフト 1962-1964 ラム・ハリス 1964-1965 グレイディ・ハットン 1966-1968 ハリー・ウォーカー 1968-1972 ソルティ・パーカー 1972 レオ・ドローチャー 1972-1973 プレストン・ゴメス 1974-1975 ビル・バードン 1975-1982 ボブ・リリス 1982-1985 ハル・ラニアー 1986-1988 アート・ハウ 1989-1993 テリー・コリンズ 1994-1996 ラリー・ダーカー 1997-2001 マット・ガランティ 1999 ジミー・ウィリアムズ 2002-2004 フィル・ガーナー 2004-2007 セシル・クーパー 2007-2009 デーブ・クラーク 2009 ブラッド・ミルズ 2010-2012 トニー・デフランセスコ 2012 ボー・ポーター 2013-2014 トム・ローレス 2014 A.J.ヒンチ 2015-2019 ダスティ・ベイカー 2020-2023 ジョー・エスパーダ 2024-

ヒューストン・アストロズ歴代監督