ホンダ・ジョルノクレア
ジョルノクレア(giornoCrea)は、かつて本田技研工業が製造販売したオートバイである。
概要
型式名BA-AF54[1]。ジョルノの後継機種となる排気量49㏄のスクーターである。車名はイタリア語で挨拶を意味するBUONGIORNOと英語のCREATIVEとCLEANを合わせた造語を組み合わせたものである[1]。
車両解説
クリーン・エコノミー・サイレント・タフをキーワードに開発された[1]。
車体デザイン面では、レッグシールドなどレトロ系デザインのジョルノをほぼ継承するが、バーハンドル・メッキ処理別体メーター・マルチリフレクタヘッドライトレンズなど独自のデザインを持つ。
メカニメル面では以下に示すいくつかの特徴的な機構が見られる[1]。
- 水冷4ストローク横型シリンダーSOHC2バルブ単気筒エンジン
- 同社の原動機付自転車クラスのスクーターとして、水冷方式は1983年のビート以来16年ぶり、4ストロークエンジンは1986年のタクトアイビー以来の13年ぶりの採用
- クランク軸直結ラジエーターファン
- エンジンユニットの3モジュール分割
- エンジン部[注 1]
- CVT変速機構+カバーのスイングアーム部
- リヤホイール支持部
これらの結果、自動車排出ガス規制規制値の約1/2レベルを達成し、従来の2ストロークエンジンに比べ約30%の燃費向上が図られた。
遍歴
- 1999年6月8日発表[1]
同月9日 スタンダード発売
- 以下の車体色を設定
- サンドストームシルバーメタリック(A [注 3])
- ベガブラックメタリック(A[注 3])
- モスタルダベージュ(B[注 3])
同年7月7日 デラックス発売
- アイドリングストップシステム[注 4]を2輪車で初搭載
日本国内販売目標はシリーズ合計で25,000台/年、消費税抜希望小売価格はスタンダード189,000円/デラックス199,000円[注 5]とした[1]。
- 2000年6月
車体色にシャスタホワイトを追加
- 2001年1月18日発表 同月19日発売[2]
車体色をマイルドグレイメタリックxロッシュグレイとした5,000台限定モデルのスペシャルを追加
製造中止
脚注
[脚注の使い方]
注釈
出典
- ^ a b c d e f g 1999年6月8日プレスリリース
- ^ 2001年1月18日プレスリリース
関連項目
- ホンダ・ジョルノ
- ホンダ・ジョルカブ
- ホンダ・クレアスクーピー
- ホンダ・ゼスト - 当車と同様に、浜崎あゆみがキャラクターに起用されたことがある。
外部リンク
- 本田技研工業公式HP
- 2輪製品アーカイブ ジョルノクレア
- FACTBOOK ジョルノクレア
- BBB The History
- File №241 ジョルノクレア
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