メソアメリカの編年

メソアメリカの編年(メソアメリカのへんねん、Mesoamerican chronology)とは、メソアメリカ地域に栄えた古代文明の時代区分、主として考古学的な時期区分をいい、下記のように区分される。

  • パレオ・インディアン期、古インディアン期 (Paleo-Indian Period) 又は石期 (Lithic Period)
    • ca[1]. 20000 B.C.- 8000 B.C.
      この時代は狩猟採集民の時代である。北米のクローヴィス尖頭器 (Clovis) が発見される。主な遺跡はキルサイトとして知られるメキシコ盆地のサンタ・イサベル・イスパパンである。狩猟後に解体されたマンモスの骨格が発見された。
  • 古期 (Archaic Era/Period/Stage)
  • 先古典期 (Pre-Classic Era/Period/Stage) 若しくは形成期(Formative Era/Period/Stage)
    • ca. 2000 B.C. - A.D.250 (300)
  • 古典期 (Classic Era/Period/Stage)
    • A.D.250 (300) - A.D.900
  • 後古典期 (Post-Classic Era/Period/Stage)
    • A.D.900 - 1524(1542)

脚注

  1. ^ ラテン語 circa の省略形で、「約」、「およそ」を意味する
  2. ^ a b c 佐藤徹「年表」、増田義郎・山田睦男編『ラテン・アメリカ史Ⅰ』山川出版 1999年

関連項目