丸亀港
丸亀港(まるがめこう)は、香川県の丸亀市にある地方港湾である。また、香川県によって防災機能強化港に指定されている[1]。
概要
江戸時代に金刀比羅宮の玄関港として四国一の港として栄え、城下町と共に発展した歴史を持つ。 現在は蓬莱町に臨海工業地帯が開発されたことで、大型船が行き交う工業港の性格が強くなっている。また塩飽諸島へのフェリーが発着する重要な旅客港としての役割も担う。
施設
- 蓬莱町 - 東ふ頭、西ふ頭、南ふ頭
- 昭和町 - 昭和町ふ頭、東ふ頭、造船所、丸亀港昭和町防波堤灯台
- 福島町 - フェリーバース、丸亀港合同待合所、みなと公園、太助灯籠
旅客航路
- 本島汽船
- フェリー「ほんじま丸」:丸亀港 - 本島
- 旅客船「にじまる」:丸亀港 - 牛島 - 本島
- 港内風景
- 丸亀港合同待合所
- 京極大橋を望む
- 灯りのともる太助灯籠と京極大橋
交通アクセス
歴史
鎌倉時代には、既に丸亀浦として成立していた。 江戸時代中期以降、金比羅宮の玄関港、大坂への綿の積出港として、大坂港との間に定期の月参船、廻船が運航された。 1806年(文化3年)には福島湛甫、1833年(天保4年)には新堀湛甫と、大規模な港の整備拡張が行われ、四国一の港といわれるようになる。
太助灯籠
新堀湛甫整備の際に灯台として建設された大型の銅灯籠。 現在は、寄進者である塩原太助に因んで太助灯籠と呼ばれ、丸亀のシンボルの一つとなっている。
周辺情報
脚注
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、丸亀港に関連するメディアがあります。
- 太助灯籠(丸亀市のサイト)
座標: 北緯34度18分15秒 東経133度47分20秒 / 北緯34.30417度 東経133.78889度 / 34.30417; 133.78889
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