井上トシユキ

曖昧さ回避 アニメーターの「井上俊之」とは別人です。

井上 トシユキ(いのうえ トシユキ、井上 俊幸、1964年昭和39年〉12月31日 - )は、日本フリーライター[1]

人物

ジャーナリスト[2]、ITジャーナリスト、司会コメンテーター[3]としても活動。2ちゃんねるインターネットなどでITに関して著作を持つ。

略歴

京都府京都市で生まれ、愛知県名古屋市東京都板橋区で育つ。Macintoshユーザーで、ニフティサーブパソコン通信初期の頃からQWS02556のIDで参加する。1989年同志社大学文学部教育学専攻を卒業[4]。株式会社ユー・ピー・ユーで営業や企画に従事して東京本社で営業課長を務め, 1997年に退社[5]

1997年からフリーライターを始め、以後「月刊サイゾー[6]コアマガジン、「日刊ゲンダイ」などで活動する。2001年に『2ちゃんねる宣言 挑発するメディア[7]』を文藝春秋から著す。2003年2月に編集長を務めた「電波2ちゃんねる[8]」で個人情報が漏洩して問題となる。2004年からインタビュー構成に係るようになる[9]2006年7月に山本一郎が経営するイレギュラーズアンドパートナーズ株式会社の監査役を辞任[10]2007年4月の日刊ゲンダイで、ブログ『きっこの日記』の運営者きっこを「本人はブログ上で、ヘアメークアーティストと自称しているが、それらしい人物は見当たりません。また、複数の雑誌記者が書いているのではないか」とした[11]。2010年には2ちゃんねるの高齢化について語った[12]

2024年には5ch上場の可能性について話した[13]

著書または編著

放送出演

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ “ライターの井上トシユキ氏”. internet.watch.impress.co.jp. 2024年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月3日閲覧。
  2. ^ “スティーブ・ジョブズは本当に天才だったのか”. J-CAST 会社ウォッチ (2011年10月9日). 2022年3月12日閲覧。
  3. ^ “中川翔子らがゲスト出演!“radiko映え”パーソナリティとのトークバトル『北野誠のズバリ』10時間特番”. news.radiko.jp (2020年1月31日). 2024年8月4日閲覧。
  4. ^ “井上トシユキ(いのうえとしゆき)”. www.speakers.jp. 2024年2月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月3日閲覧。
  5. ^ “消費者金融―誰もが驚く裏オモテ”. www.kinokuniya.co.jp. 紀伊國屋書店. 2024年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月4日閲覧。
  6. ^ “井上トシユキ推薦/「@nifty webメール」”. www.fujisan.co.jp. 2024年8月3日閲覧。
  7. ^ “800万人「2ちゃんねらー」必読の書!”. books.bunshun.jp. 2024年8月3日閲覧。
  8. ^ “Myblog Japan、今年最高のblogを決める「Blog of the Yeah!2003」開催”. internet.watch.impress.co.jp. 2023年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月3日閲覧。
  9. ^ “井上 トシユキ”. www.zipangu-management.co.jp. 2024年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月3日閲覧。
  10. ^ “Wikiとペンネームの話”. inoemon.com (2006年9月1日). 2008年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月3日閲覧。
  11. ^ 日刊ゲンダイ (2007年4月10日). “人気ブログ「きっこの日記」の正体”. deracine69.exblog.jp. 2013年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月3日閲覧。
  12. ^ “深刻な若者の『2ちゃんねる』離れ進む 井上トシユキ「ユーザーの高年齢化、画像アップできないのが原因」”. getnews.jp (2010年4月7日). 2024年8月4日閲覧。
  13. ^ “米掲示板サイト「Reddit」が新規株式公開 「5ちゃんねる」が上場する未来は来るか”. www.j-cast.com (2024年3月25日). 2024年8月3日閲覧。

関連項目

外部リンク

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