内藤元長
内藤 元長(ないとう もとなが、1584年 - 1600年)は、安土桃山時代の武将[1]。
解説
慶長5年(1600年)、父家長らとともに伏見城に籠城し、小早川秀秋の軍勢と伏見城西の丸にて対峙し、壮烈果敢に奮戦するが力尽き、父家長、鳥居元忠らとともに戦死した。享年16。
この伏見城の戦いは、9月15日に行われる関ヶ原の戦いの前哨戦となり、西軍は伏見城に10日以上期間をかけたことから展開の遅れにつながった。
延岡市の亀井神社には、内藤家長・元長親子を讃え、没後300年を前にした明治32年(1899年)に旧延岡藩士らにより建立された「英霊気節厳霜烈日」と書かれた石碑がある[2](延岡藩主内藤家は政長を祖とする)。