奥坂まや

奥坂 まや(おくざか まや、1950年7月16日 - )は、俳人。本名、中山和子[1]東京都生まれ。立教大学文学部文化人類学専攻卒。

1986年俳句結社「鷹」入会、藤田湘子に師事。1987年鷹新人賞、1989年鷹俳句賞、2003年鷹春秋賞。1995年第一句集『列柱』により第18回俳人協会新人賞を受賞。代表句に「地下街の列柱五月来たりけり」「万有引力あり馬鈴薯にくぼみあり」など。2008年より鷹同人会会長。俳人協会日本文藝家協会会員。

著作

句集

  • 『列柱』(花神社、1994年)
  • 『縄文』(ふらんす堂、2005年)
  • 『妣の国』(ふらんす堂、2011年)
  • 『うつろふ』(ふらんす堂、2021年)

評論

  • 『鳥獣の一句』(ふらんす堂、2014年)
  • 『飯島晴子の百句』(ふらんす堂、2014年)

作品

  • 奥坂まや 「番号順」(週刊俳句 2008年7月20日掲載)
  • 奥坂まや 「苛立つ」(詩客 2012年8月10日掲載)

作品鑑賞

  • 奥坂まやの句の鑑賞 - ウェイバックマシン(2014年4月7日アーカイブ分)(『増殖する俳句歳時記』)
  • 滝の前だんだんわれの居なくなる 奥坂まや(スピカ 座談会。2011年8月20日掲載)
  • 坂道の上はかげろふみんな居る 奥坂まや(同上。2011年8月27日掲載)

句集の書評

  • 坂口昌弘著『平成俳句の好敵手』文學の森
  • 奥坂まや作品をめぐって(句集『縄文』) - ウェイバックマシン(2008年8月20日アーカイブ分)(吉野裕之
  • ぜつめつ にんげん みんな(神野紗希
  • 奥坂まや句集『妣の国』(関悦史

出典

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.445
  • 表示
  • 編集
典拠管理データベース ウィキデータを編集
  • ISNI
  • VIAF