川之江三島バイパス

一般国道
国道11号標識
川之江三島バイパス
国道11号バイパス
地図
地図
路線延長 10.1 km
制定年 1972年(昭和47年)
開通年 1985年(昭和60年)
起点 四国中央市川之江町
終点 四国中央市具定町
接続する
主な道路
(記法)
国道192号
国道319号
愛媛県道5号標識
愛媛県道5号川之江大豊線
愛媛県道9号標識
愛媛県道9号大野原川之江線
愛媛県道333号標識
愛媛県道333号三島川之江港線
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川之江三島バイパス(かわのえみしまバイパス)は、愛媛県四国中央市内を東西に貫く、国道11号のバイパス道路。

概要

概説

北に瀬戸内海、南に四国山地が迫り、南北に平野部が狭い地形のため、今まで国道11号以外に大きな幹線道路がなく慢性的な交通渋滞が発生していた。その解消策としての一環として1972年度に川之江三島バイパス事業に着手し、1985年3月に最初の開通区間となる国道192号から県道上分三島線と接続する一貫田交差点迄1.4km区間の供用が始まった。以後は順次暫定2車線での供用と4車線拡幅が進められ、2009年3月迄に全長10.1kmのうち四国中央市上分町から四国中央市具定町までの終点側6.5kmが供用され、うち3.5kmが4車線の完成区間となっている。

一方、未供用区間として残る起点側3.6kmでは、当初の計画ルート上にあった四国地方最大級の長方形墳である宇摩向山古墳2011年度に国の史跡に指定された事から、道路の事業主体である国土交通省松山河川国道事務所と四国中央市はルート変更する方針を2017年3月に示した[1]。また、併せて市道川之江山田井線との交差点を立体交差から平面交差に変更する事も公表されている[1]。 これらの計画は2018年10月の愛媛県都市計画審議会にて都市計画の変更案が承認されており、2020年度現在、これらの変更を踏まえた調査設計業務が松山河川国道事務所により行われている。

道路諸元

  • 構造規格:第4種第1級[2]
  • 車線数:4車線(一部暫定2車線)[2]
  • 道路幅員:30.0m,25.0m(一部12.0m)[2]
  • 車線幅員:3.5m[2]
  • 設計速度:60km/h[2]
  • 延長:10.1km[2]
  • 制限速度:60km/h(暫定2車線区間は50km/h)

沿革

  • 1972年(昭和47年):事業に着手する[3]
  • 1979年(昭和54年):測量に着手する[3]
  • 1982年(昭和57年):工事に着手する[3]
  • 1985年(昭和60年)3月27日:四国中央市上分町(国道192号交点) - 四国中央市下柏町(愛媛県道124号交点)間の1.6km、暫定2車線で開通[4]
  • 2007年(平成19年)3月20日14時:四国中央市中曽根町(国道319号交点) - 四国中央市中之庄町間、550mが開通。
  • 2009年(平成21年)3月20日16時:四国中央市上分町(愛媛県道5号交点 - 国道192号交点間)600mおよび四国中央市中之庄町 - 四国中央市具定町900mが開通。これにより終点部が国道11号と接続した。

沿線

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b 国道11号川之江三島バイパスのルート、道路構造の変更について(松山河川国道事務所・四国中央市)2017年3月21日 (PDF, 907 KB)
  2. ^ a b c d e f 松山工事四十年史、社団法人四国建設弘済会、昭和60年10月発行、342頁
  3. ^ a b c 松山工事四十年史、社団法人四国建設弘済会、昭和60年10月発行、340頁
  4. ^ 松山工事四十年史、社団法人四国建設弘済会、昭和60年10月発行、341頁

関連項目

外部リンク

  • 川之江三島BP - 国土交通省 松山河川国道事務所
通過市町村
徳島県
香川県
愛媛県
交差点
バイパス

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道路名・愛称
道の駅
自然要衝
構造物
旧道
関連路線
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