愛のプレリュード
この項目では、カーペンターズの楽曲について説明しています。 |
「愛のプレリュード」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カーペンターズ の シングル | ||||||||
初出アルバム『遙かなる影』 | ||||||||
B面 | 私のすべてをあなたに | |||||||
リリース | ||||||||
録音 | 1970年 | |||||||
ジャンル | ポップス | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | A&Mレコード | |||||||
作詞・作曲 | ポール・ウィリアムズ ロジャー・ニコルズ | |||||||
プロデュース | ジャック・ドーアティ | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
ゴールド・ディスク | ||||||||
チャート最高順位 | ||||||||
| ||||||||
カーペンターズ シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
| ||||||||
テンプレートを表示 |
「愛のプレリュード」(原題: We've Only Just Begun)は、ポール・ウィリアムズ作詞、ロジャー・ニコルズ作曲の楽曲。カーペンターズのカバーで知られる。
「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」(2010年版)では414位にランクされている[2]。
概要
元々は、カリフォルニア州のクロッカー・ナショナル銀行(英語版)のCMソングとして制作され、題の通り「2人はまだ始まったばかり(We've Only Just Begun)」と結婚によって新しい人生を踏み出すことについて歌われている。リチャード・カーペンターがそのCMを見て、ウィリアムズとニコルズに「シングルにしたいんだけどフル・バージョンはあるかい?」と尋ねたが、作られていなかった。しかし、2人は「もちろんあるとも」と答えたと言う。その後、CMに使われた以外の部分を作り、それをリチャードがアレンジした。この曲は、アレンジャーとしてのリチャードの能力と、ボーカルとしてのカレン・カーペンターの能力が最も発揮されているということで、リチャードは「カーペンターズの代表曲を挙げるなら『愛のプレリュード』だな」と語っている。
1970年8月21日、シングルA面として発売[1]。B面は「私のすべてをあなたに(All of My Life)」。カーペンターズのヴァージョンは、『ビルボード』では、1970年10月31日から4週連続2位、この年の年間ランキングにおいて12位を記録した。
「遙かなる影」と共に、グラミーの殿堂入りを果している[3]。
作詞者のウィリアムズ自身のバージョンは、彼とニコルズが2人の名義で発表したアルバム『We've Only Just Begun』(1970年)とソロ・アルバム『Just an Old Fashioned Love Song』(1971年)に収録されている。
演奏者
- カレン・カーペンター - ボーカル、コーラス
- リチャード・カーペンター - コーラス、ピアノ、エレクトリックピアノ、オーケストレーション
- ジョー・オズボーン - ベース
- ハル・ブレイン - ドラムス
- ダグ・ストローン - クラリネット
- 不明 - トランペット、タンバリン
その他のカバー・バージョン
- ディオンヌ・ワーウィック - 『Very Dionne』(1970年)
- レイ・コニフ&ザ・シンガーズ - 『We've Only Just Begun』(1970年)
- ペリー・コモ - 『It's Impossible』(1970年)
- カーティス・メイフィールド - 『Curtis/Live!』(1971年)
- ラムゼイ・ルイス - 『Back to the Roots』(1971年)
- ポール・ウィリアムズ - 『Just an Old Fashioned Love Song』(1971年)
- クロディーヌ・ロンジェ - 『We've Only Just Begun』(1971年)[4]
- ジョニー・マティス - 『Love Story』(1971年)
- グラント・グリーン - 『Visions』(1971年)
- アニタ・ブライアント - 『Naturally』(1972年)
- ボビー・ウーマック - 『Home Is Where the Heart Is』(1976年)
- リン・アンダーソン - 『The Best of Lynn Anderson - Memories and Desires』(1982年)
- アンディ・ウィリアムス
- ジャック・ジョーンズ
- ヘンリー・マンシーニ
- リベラーチェ
- リチャード・クレイダーマン
- ブラッドリー・ジョセフ
- バリー・マニロウ
- 白鳥マイカ - トリビュートアルバム『イエスタデイ・ワンス・モア〜TRIBUTE TO THE CARPENTERS〜』(2009年)
- NICOTINE - カーペンターズ楽曲のカバーアルバム『GOD SAVE THE CARPENTERS』(2009年)
その他
- 同名の舞台が2011年に宝塚歌劇団・花組で上演され、この公演を最後にトップスターの真飛聖が退団した。
- スティーブン・キング原作のホラー映画『1408号室』において、ホテルの室内ラジオでエンドレスでかけられている。
脚注
先代 アン・マレー 「スノーバード」 | Easy Listening ナンバーワンシングル 1970年10月10日 - 11月21日(7週) | 次代 エルヴィス・プレスリー 「この胸のときめきを」 |
| |
---|---|
メンバー | |
スタジオ・アルバム | 涙の乗車券 - 遙かなる影 - カーペンターズ - ア・ソング・フォー・ユー - ナウ・アンド・ゼン - 緑の地平線〜ホライゾン - 見つめあう恋 - パッセージ - メイド・イン・アメリカ - ヴォイス・オブ・ザ・ハート - 愛の軌跡〜ラヴラインズ - レインボウ・コネクション〜アズ・タイム・ゴーズ・バイ |
ライヴ・アルバム | ライヴ・イン・ジャパン - ライヴ・イン・ロンドン |
クリスマス・アルバム | |
コンピレーション・アルバム | シングルズ 1969〜1973 - イエスタデイ・ワンス・モア - Interpretations - 青春の輝き〜ベスト・オブ・カーペンターズ - シングルズ 1969-1981 - 青春の輝き ベスト2〜ラヴ・ソングス - カーペンターズ 40/40 〜ベスト・セレクション |
アメリカ盤シングル | 涙の乗車券 - 遙かなる影 - 愛のプレリュード - ふたりの誓い - 雨の日と月曜日は – スーパースター - ハーティング・イーチ・アザー - 小さな愛の願い - 愛にさよならを - シング - イエスタデイ・ワンス・モア - トップ・オブ・ザ・ワールド - 愛は夢の中に - プリーズ・ミスター・ポストマン - オンリー・イエスタデイ - ソリテアー - 見つめあう恋 - 青春の輝き - グーファス - ふたりのラヴ・ソング - 星空への旅立ち (コーリング・オキュパンツ) - 微笑の泉 - スウィート・スマイル - アイ・ビリーヴ・ユー - タッチ・ミー - バック・イン・マイ・ライフ - 遠い想い出 - 恋のビーチウッド - 遠い初恋 - ユア・ベイビー - ホノルル・シティ・ライツ |
クリスマス・シングル | メリー・クリスマス・ダーリン - サンタが街にやってくる - クリスマス・ソング- リトル・オルター・ボーイ |
関連項目 | |
カテゴリ |