有壁駅
有壁駅 | |
---|---|
駅舎(2023年6月) | |
ありかべ Arikabe | |
◄清水原 (3.4 km) (7.3 km) 一ノ関► | |
所在地 | 宮城県栗原市金成有壁上原前 北緯38度52分2.93秒 東経141度7分15.00秒 / 北緯38.8674806度 東経141.1208333度 / 38.8674806; 141.1208333座標: 北緯38度52分2.93秒 東経141度7分15.00秒 / 北緯38.8674806度 東経141.1208333度 / 38.8674806; 141.1208333 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東北本線 |
キロ程 | 437.8 km(東京起点) |
電報略号 | カヘ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
開業年月日 | 1924年(大正13年)10月16日[1] |
備考 | 無人駅[1](乗車駅証明書発行機 有) |
テンプレートを表示 |
有壁駅(ありかべえき)は、宮城県栗原市金成有壁上原前にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
歴史
- 1924年(大正13年)10月16日:開業[1][2]。
- 1982年(昭和57年)9月20日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1983年(昭和58年)2月1日:荷物扱い廃止[3]。駅員無配置駅となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[2]。
- 1998年(平成10年)駅舎改築[1]。
駅構造
単式ホーム2面2線を持つ地上駅である[1]。元は2面3線で、中線が撤去された。互いのホームは跨線橋で連絡している。
一ノ関駅管理の無人駅。乗車駅証明書発行機設置。元は開業以来の木造の大きな駅舎を持っていたが、1998年(平成10年)にコンパクトな物に立て替えられた[1]。なお、清水原駅・油島駅ほか、大船渡線の真滝駅も同時期に、同様な設計の小さな駅舎に建て替えられている。
無人化後も臨時で行っていた駅員を派遣しての出札業務は、1990年代には取りやめになり、旧駅舎の出札口も板打ちされた。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■東北本線 | 上り | 小牛田・仙台方面 |
3 | 下り | 一ノ関方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 待合室(2023年5月)
- ホーム(2023年6月)
駅周辺
有壁は旧奥州道中の宿場町だったが、現在は往時の賑わいはない。しかし、延享年間の建築である旧有壁宿本陣の建物等から偲ぶことはできる。駅は旧街道から川を渡った対岸にある。
- 有壁郵便局
- 旧有壁宿本陣[1]
- 金成自動車学校
- 栗原市役所萩野支所
- 新みやぎ農業協同組合萩野支店
- 国道4号
- 県道185号有壁若柳線
- 県道187号大門有壁線
- 東北新幹線第一有壁トンネル・第二有壁トンネル
バス路線
「有壁駅前」停留所にて、栗原市民バスが発着する。
その他
両隣の清水原駅と一ノ関駅はともに岩手県に所在する。石越 - 一ノ関間では、宮城(石越) - 岩手(油島・花泉・清水原) - 宮城(有壁) - 岩手(一ノ関)と3回県境を越える。このような例は全国でも珍しく、他に横浜線(長津田 - 相原)、武蔵野線(新秋津 - 新座)があるのみである(私鉄も含めれば京王相模原線や小田急小田原線、東急田園都市線も挙げられる。廃線には三江線(宇都井 - 香淀)が該当した)。
隣の駅
脚注
[脚注の使い方]
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、有壁駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
- 駅の情報(有壁駅):JR東日本