村上文
村上 文(むらかみ あや、1954年(昭和29年)8月7日 - )は、日本の元労働官僚。現在は帝京大学法学部法律学科教授。
経歴
1977年(昭和52年)、東京大学法学部第一類(私法コース)を卒業し労働省入省。労働省婦人局婦人福祉課長、厚生省老人保健福祉局老人福祉振興課長、介護保険実施推進本部員、内閣府男女共同参画局推進課長、埼玉労働局長、財団法人21世紀職業財団専務理事を歴任。2011年(平成23年)、帝京大学法学部法律学科教授に転じ現在に至る。この間、法制審議会幹事(2001年9月~2003年4月)、佐賀県立男女共同参画センター・生涯学習センター館長(2012年4月~2015年3月)、地方公務員災害補償基金審査会委員(2010年2月~2019年2月)、社会保険労務士試験委員会委員(2015年2月~2019年1月)、東京地方最低賃金審議会委員(2015年5月~)、清水建設株式会社社外取締役(2015年6月~2021年6月)[1]を勤める。
官僚としての経験から、専門は労働法・社会保障法であり、特に女性の労働、男女共同参画、ワーク・ライフ・バランス、介護保険についての提言が多い[2][3][4][5]。
主な著作
- 『ワーク・ライフ・バランスのすすめ』(法律文化社、2014年12月) ISBN 978-4-589-03644-5
- 『大学1年生からの社会を見る眼のつくり方』(大月書店、2020年3月)ISBN 978-4-272-41242-6 - 分担執筆(「働くことと労働法」担当)
脚注
外部リンク
- 研究者総覧-村上文帝京大学
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