「東京は夜の七時〜the night is still young〜 」(とうきょうはよるのしちじ ザ・ナイト・イズ・スティル・ヤング)は、1993年 12月1日 にリリースされたピチカート・ファイヴ 5枚目のシングル 。
解説 曲名は矢野顕子 のライブ・アルバム『東京は夜の7時 』(1979年)からの引用。
ピチカート・ファイヴと渋谷系 の代表曲。
フジテレビ 系子供 バラエティ番組 『ウゴウゴルーガ2号 』オープニングのうたに採用。いくつかのヴァージョンがあり、アルバム『オーヴァードーズ』では10分を超えるヴァージョンで収録。
のちに様々なアーティストによってカバーが発表[1] 。ピチカート・ファイヴの二人も、ボーカルの野宮真貴 は自身のカバーアルバム にセルフカバー を収録、小西康陽 は女性ボーカリストをプロデュースしてリミックス・ヴァージョンを発表[2] [3] [4] 。
収録曲 CD 全作詞・作曲: 小西康陽 。 # タイトル 作詞 作曲・編曲 編曲、リミックス 時間 1. 「東京は夜の七時」 小西康陽 小西康陽 福富幸宏 (編曲)4:59 2. 「東京は夜の七時(talking toolbox mix)」 小西康陽 小西康陽 福富幸宏(リミックス) 8:15 3. 「東京は夜の七時(instrumental)」 小西康陽 小西康陽 4:59
収録アルバム
野本かりあによるカバー 小西康陽 プロデュースによる野本かりあ2作目のシングル[3] [5] 。カバーに際し、小西が歌詞を一部書き換えている。iTunes Store ほかでダウンロード配信、配信チャートで最高位4位まで上がるなど人気を得てパッケージ化[4] [6] 。2006年9月15日にアナログ限定盤の「the night is still young(東京は夜の七時)」をリリース。
収録曲 CD 全作詞・作曲: 小西康陽。 # タイトル 作詞 作曲・編曲 編曲・リミックス 時間 1. 「東京は夜の七時(the first cut)」 小西康陽 小西康陽 小西康陽 5:26 2. 「東京は夜の七時(karly mix)」 小西康陽 小西康陽 野本かりあ 6:17 3. 「東京は夜の七時 (KAGAMI mix)」 小西康陽 小西康陽 DJ KAGAMI 6:30 4. 「東京は夜の七時から七時十一分。 (extended version:karly to 524)」 小西康陽 小西康陽 小西康陽 11:35
DVD # タイトル 作詞 作曲・編曲 1. 「東京は夜の七時(the first cut)」(ミュージック・ビデオ) 2. 「東京は夜の七時(the first cut)」(予告編)
LADY BiRD feat. yula.によるカヴァー プロデューサー・ユニットLADY BiRDの3枚目のシングル。2010年に渋谷系 である同曲を「2010年渋谷代表」のLADY BiRDが「LADY BiRD feat. yula.」名義でカヴァーした[7] 。フィーチャリング・ヴォーカルにyula.の他、ソンイ と加賀美セイラ を迎えている。PV にはファッション雑誌『JELLY』のモデル山本優希 、森摩耶 、宮城舞 が出演している。
収録曲 CD # タイトル 作詞 作曲 編曲、リミックス 時間 1. 「東京は夜の七時」(feat.yula.) 小西康陽 小西康陽 LADY BiRD(編曲) 5:22 2. 「東京は夜の七時 (LADY BiRD Club Mix)」(feat.yula.) 小西康陽 小西康陽 LADY BiRD(リミックス) 5:04 3. 「東京は夜の七時 (Electro Remix)」(feat.yula.) 小西康陽 小西康陽 LADY BiRD(リミックス) 5:41 4. 「東京は夜の七時 (Trance Remix)」(feat.yula.) 小西康陽 小西康陽 LADY BiRD(リミックス) 5:43 5. 「Sweet Song (LADY BiRD Club Mix)」(feat.ソンイ ) dj TEN、Kazuhisa Hirota dj TEN、Kazuhisa Hirota Saya(コーラスアレンジ)、LADY BiRD(リミックス) 6:14 6. 「きっと…サヨナラ (LADY BiRD 125 Re-Make)」(feat.加賀美セイラ ) 加藤哉子 、松本有加LADY BiRD Kaoru Kubota (コーラスアレンジ)、LADY BiRD(リミックス)5:38 7. 「LADY BiRD 7' Non Stop Mix[注 2] 」 7:00
「東京は夜の七時 (盆踊りVersion)」 2016年6月29日に盆踊り バージョンにリニューアルされてリリースされた野宮真貴の先行配信シングル[8] 。同年7月2日に伊勢丹 新宿店本館屋上で行われたファッションデザイナー 丸山敬太 プロデュースのイベント「おしゃれ盆踊りvol.2 produced by KEITA MARUYAMA」で「東京は夜の七時音頭」として初披露された[9] [10] 。アルバム『男と女 〜野宮真貴、フレンチ渋谷系を歌う。』に収録。
収録曲 # タイトル 作詞 作曲・編曲 編曲 時間 1. 「東京は夜の七時 (盆踊りVersion)」 菊地昇二 5:26
「東京は夜の七時〜リオは朝の七時〜」 2016年のリオデジャネイロパラリンピック閉会式フラッグ・ハンドオーバー・セレモニー で、次大会東京パラリンピックのプレゼンテーション中にBGM として使用されたアレンジバージョン[11] [12] 。「東京は夜の七時〜リオは朝の七時〜」と改題[注 3] (矢野顕子の曲「東京は夜の七時」の歌い出しの歌詞の援用)、引継式のクリエイティブスーパーバイザー兼音楽監督を務めた椎名林檎 が編曲と歌詞(オリジナルへの返詞)を担当、ボーカルは東京事変 のギタリスト 浮雲こと長岡亮介[13] 。椎名が原曲の制作者である小西康陽 と何度もやり取りを重ね、本番で使用された形に落ち着いた[14] 。
その他のカバー 秋月律子 (CV:若林直美 ) アルバム『THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 10』(2007年)に収録。編曲は久米康隆 。 バニラビーンズ 野宮真貴 セルフカヴァー・アルバム『30 〜Greatest Self Covers & More!!!〜 』(2012年)に収録。編曲とプロデュースはDJ FUMIYA (RIP SLYME )。 アルバム『男と女 〜野宮真貴、フレンチ渋谷系を歌う。』(2016年)のスタジオ録音盤に盆踊りバージョン、ライブ録音盤にジャズバージョンを収録。 アルバム『野宮真貴 渋谷系ソングブック』(2018年)同曲の発売から25周年を記念して小西康陽が新たに編曲とプロデュースを手がけた特別バージョン。小西プロデュース&野宮歌唱というコラボは、2001年にピチカート・ファイヴが解散して以来初。この特別バージョンは東京タワー開業60周年記念ソングとして使用された。 Saku ミニアルバム『Bed Room e.p.』(2014年)に収録。 こんどうようぢ ロッカペラ [15] アルバム『Jams, Vol. 2』(2018年)に収録。 小西康陽とプレイボーイズ アルバム 『井上順のプレイボーイ講座12章』(2019年)にインストゥルメンタルバージョンを収録。井上順 のナレーションによる「9月 羽田の郷子 ~ 飯倉のイタリアン」のBGMとして使用されたほか、CD版にはインストゥルメンタル・トラックも収録。編曲は小西とジャズ・ギタリストの田辺充邦[16] 。2021年の東京オリンピック閉会式 において、「オリンピック旗降納及び引き継ぎ式」のセレモニー中にBGMとして使用された。 TWEEDEES Nagie Lane インディーズ1stアルバム『ナギービートで唄わせて』(2019年)に収録。また、メジャーデビューアルバム『Interview』(2021年)には「future a cappella ver.」として収録されており、アルバムからの先行配信楽曲としてもリリースされた[18] 。 フーリンキャットマーク 2023春のM3にてリリースされたアルバム『フェティッシュバニーガール』(2023年)に収録。鳴紗×うぐによるツインボーカルアキシブ系 アレンジバージョン。[19] Kono Y Los Chicos De Cuba シングル『東京は夜の七時』。スペイン語による「Tokio a las 7 de la Noche」も収録。
脚注 [脚注の使い方 ]
注釈 ^ ウゴウゴとルーガによる発声練習が導入部にある。 ^ 1. Sweet Song (LADY BiRD Club Mix), 2. 愛するひとに愛されたい, 3. きっと…サヨナラ (LADY BiRD 125 Re-Make), 4. Bitter Chocolate, 5. 東京は夜の七時. ^ 当時、リオデジャネイロ(ブラジル)ではまだサマータイムが始まる時期ではなかったため、東京(日本)との時差がちょうど12時間だったのを利用して付けられた(夏時間だと11時間差)。
出典 ^ “ピチカート・ファイヴの『東京は夜の七時』で主人公は「あなた」に「逢えた」のか?”. UtaTen(うたてん). (2016年2月25日). https://utaten.com/specialArticle/index/661 2017年9月25日 閲覧。 ^ “野宮真貴30周年アルバムに小山田、ヒャダイン、□□□ら”. 音楽ナタリー (2011年11月30日). 2017年9月25日 閲覧。 ^ a b “野本かりあ、「東京は夜の七時」のリミックスを発表”. BARKS (2006年3月15日). 2017年9月25日 閲覧。 ^ a b “野本かりあ、小西康陽プロデュースの新曲を配信!”. BARKS (2006年4月27日). 2017年9月25日 閲覧。 ^ “第6回 ─ 渋谷系(4)”. TOWER RECORDS ONLINE . (2006年8月3日). https://tower.jp/article/series/2006/08/03/100046739/100046742 2017年9月25日 閲覧。 ^ “野本かりあ版「東京は夜の七時」がCD+DVD作品としてパッケージ化!”. CDジャーナル. (2006年5月16日). https://www.cdjournal.com/main/news/-/11666 2017年9月25日 閲覧。 ^ “LADY BiRD、ギャルを巻き込み「東京は夜の七時」大盛況”. BARKS . (2010年7月8日). https://www.barks.jp/news/?id=1000062532 2011年8月5日 閲覧。 ^ “「東京は夜の七時」「スウィート・ソウル・レヴュー」がリニューアルされて先行デジタル配信中!”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. (2016年6月30日). https://www.universal-music.co.jp/nomiya-maki/news/2016-06-30_download/ 2017年9月26日 閲覧。 ^ “伊勢丹新宿の“盆踊り”初週に早見優&水谷千重子が登場、野宮真貴と初共演”. Billboard JAPAN (2017年7月3日). 2017年9月26日 閲覧。 ^ “野宮真貴×横山剣が“おしゃれ盆踊り”でコラボ、盆踊り版ピチカート動画公開も”. 音楽ナタリー (2016年6月23日). 2017年9月26日 閲覧。 ^ “パラ閉会式「東京は夜の七時」に感激の声 ピチカート野宮も「嬉しい」”. デイリースポーツ. (2016年9月19日). https://www.daily.co.jp/general/2016/09/19/0009504384.shtml 2016年9月20日 閲覧。 ^ “パラ閉会式で「東京は夜の七時」に再注目 元「ピチカート・ファイヴ」野宮真貴も「嬉しい気持ち」”. J-CASTニュース . (2016年9月19日). https://www.j-cast.com/2016/09/19278426.html 2017年9月25日 閲覧。 ^ “パラ閉会式「東京は夜の七時」で淡い思い出暴発!”. NEWSポストセブン . (2016年9月22日). http://www.news-postseven.com/archives/20160922_450765.html 2017年9月25日 閲覧。 ^ “リオ・パラリンピック閉会式の「東京は夜の七時」 小西康陽の思いは”. withnews (朝日新聞 ). (2017年7月7日). https://withnews.jp/article/f0170707003qq000000000000000W01110501qq000015516A 2017年9月25日 閲覧。 ^ Tokyo Wa Yoru No Shichiji (東京は夜の七時) | ROCKAPELLA ^ “井上順と小西康陽、令和盤プレイボーイ講座で共演”. BARKS (2019年11月7日). 2021年8月8日 閲覧。 ^ “「DELICIOUS.」ジャケット&収録楽曲公開”. TWEEDEES公式サイト (2018年9月25日). 2022年11月18日 閲覧。 ^ “Nagie Lane、メジャーデビューアルバムより「東京は夜の七時 (future a cappella ver.)」先行配信”. OK Music. 2023年2月15日 閲覧。 ^ “東京は夜の七時【PIZZICATO FIVE】(Cover)アキシブ系”. YouTube. 2023年6月20日 閲覧。