正春寺
正春寺 | |
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所在地 | 東京都渋谷区代々木3-27-5 |
位置 | 北緯35度41分02.9秒 東経139度41分29.7秒 / 北緯35.684139度 東経139.691583度 / 35.684139; 139.691583座標: 北緯35度41分02.9秒 東経139度41分29.7秒 / 北緯35.684139度 東経139.691583度 / 35.684139; 139.691583 |
山号 | 柴山[1] |
院号 | 安養院[1] |
宗派 | 真宗大谷派系単立(浄土真宗東本願寺派) |
本尊 | 阿弥陀如来[1] |
創建年 | 元和6年(1620年) |
開山 | 正入[1] |
開基 | 梅園局 |
法人番号 | 4011005000427 ![]() |
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正春寺(しょうしゅんじ)は、東京都渋谷区にある真宗大谷派系(浄土真宗東本願寺派)の単立寺院。
歴史
1620年(元和6年)、土井昌勝・初台局夫妻の娘である梅園局の開基。初台局は自分の知行地に菩提寺の建立を願っており、娘の梅園局の息子で、僧侶の正入がいる湯島の天台宗寺院「専西寺」を移転させるという体裁で当地に創建した。なお、湯島の専西寺も何故かそのまま残り、結果として湯島と代々木に二つの専西寺が置かれることになった[2]。
1627年(寛永4年)、浄土真宗に転宗した。1682年(天和2年)に湯島の専西寺が火災で焼失し、代々木の専西寺に一本化された。1692年(元禄5年)に「正春寺」に改称された[2]。
山号の「柴山」は梅園局の嫁ぎ先の柴山氏に[1]、院号の「安養院」は初台局の戒名に、寺号の「正春寺」は梅園局の戒名に、それぞれ由来する。
境内には、歌舞伎劇場の座主(経営者)だった田村成義の銅像がある。1911年(明治44年)の還暦祝いで建てられた寿像(対象者の生前に建てられた像)である[3]。
専西寺寺伝による異伝
専西寺に伝わる寺伝によると、専西寺の由来は下記の通りという[4]。
専西寺は元々鎌倉雪ノ下にあり、当初から浄土真宗の寺院であった。1627年(寛永3年)、正入によって江戸湯島に移転したものという。
1682年(天和2年)の火災で一時廃寺となったが、1692年(元禄5年)に駒込で再興された。1719年(享保4年)に向丘の現在地に移転した。
交通アクセス
- 鉄道 - 初台駅より徒歩8分。
- バス - 西参道停留所(京王バスなど)
ギャラリー
- 南側から見る。高層ビルは新宿パークタワー。
脚注
[脚注の使い方]
- ^ a b c d e 新編武蔵風土記稿 代々木村.
- ^ a b 渋谷区 編『新修渋谷区史 (中巻)』渋谷区、1966年、1189-1211p
- ^ 佐藤昇 著『渋谷区史跡散歩 (東京史跡ガイド13)』学生社、1992年、72-73p
- ^ 本郷仏教会寺院誌編纂委員会 編『本郷の寺院―街と寺誌』本郷仏教会、1984年、158-160p
参考文献
- 渋谷区 編『新修渋谷区史(中巻)』渋谷区、1966年
- 本郷仏教会寺院誌編纂委員会 編『本郷の寺院―街と寺誌』本郷仏教会、1984年
- 佐藤昇 著『渋谷区史跡散歩(東京史跡ガイド13)』学生社、1992年
- 「代々木村 正春寺」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ11豊島郡ノ3、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763977/6。
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