田口尚幸
田口 尚幸(たぐち ひさゆき、1964年3月 - )は、日本の国文学者。愛知教育大学教育学部国語教育講座教授。
人物情報 | |
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別名 | 田口 尚之 (読み同じ・本名) |
生誕 | 日本・岐阜県土岐市 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 慶應義塾大学文学部 慶應義塾大学大学院文学研究科 |
学問 | |
研究分野 | 日本文学 国語教育 |
研究機関 | 愛知教育大学 |
学位 | 文学修士 (慶應義塾大学) |
学会 | 中古文学会 日本歌謡学会 |
公式サイト | |
田口研究室 | |
脚注 田口尚幸 - researchmap | |
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経歴
岐阜県土岐市出身。本名は、尚之(ひさゆき)。岐阜県立多治見北高等学校、慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科国文学専攻修士課程修了。上代・中古・中世・近世に時代区分される古典文学のうち、上代では万葉集の山部赤人、中古では伊勢物語、近世では箏曲・地歌の歌詞を研究対象とする。
伊勢物語の研究では、通説と称されることもある三段階成立論を多角的に検討し、批判的立場に立つ。章段どうしを相互補完的につないで通読する「相補論」=「つなぎ読み」を展開。「伊勢物語対話講義」「伊勢物語で遊ぼう」も、無料公開している。
山部赤人に関しては、作者による周到な計算にもとづく表現方法の解明につとめる。
箏曲・地歌に関しては、歌詞解説の立場から、演奏家と組んで活動することもある。
著書
- 『伊勢物語相補論』(おうふう、2003年9月)
- 『伊勢物語入門 ミヤビとイロゴノミの昔男一代記』(鼎書房、2004年6月)
- 『読めて書ける伊勢物語 四十五首の恋心』(日本習字普及協会、2008年3月)
- 『万葉赤人歌の表現方法 批判力と発想力で拓く国文学』(鼎書房、2010年3月)
- 『箏曲地歌五十選 歌詞解説と訳』(邦楽ジャーナル、2009年1月)
脚注
外部リンク
- 田口尚幸 - researchmap
- 田口尚幸 - J-GLOBAL
- 愛知教育大学研究者総覧
- 愛知教育大学田口研究室
- 伊勢物語対話講義
- 伊勢物語で遊ぼう