白蓮潟

白蓮潟(しらはすがた[1])は、新潟県信濃川中ノ口川に挟まれたエリア、現在の新潟市南区臼井地区[2]にあった広大な潟湖である。

概要

赤渋村の名主青木兵右衛門が干拓し、寛文4年(1664年)に500町の水田が開発された[3]。その後も残された部分の開発が続き寛政2年(1790年)に全面的に干拓・開発された[3]。 近隣には鎌倉潟(新潟市秋葉区鎌倉)、大月潟、楊枝潟、田潟(新潟市西区)、鎧潟など多くの潟湖が存在したが治水のため干拓されている。

出典

  1. ^ “中ノ口川と歩む進取の地 —南区の歴史—”. 新潟市のあゆみ. 新潟市. pp. 28-29. 2020年3月13日閲覧。
  2. ^ 新潟市南区による2017年4月21日のツイート、2020年3月12日閲覧。
  3. ^ a b 飛田雅孝. “近世越後平野の開発について” (PDF). 歴史地理学会. p. 33. 2020年3月12日閲覧。(5/10ページ)

関連項目

信濃川水系(一回り小さい括弧書きはより次数が大きな支川、多数ある場合は※印を付して別項目で記載)
信濃川(千曲川)
信濃川の1次支川
魚野川の支川
破間川の支川
登川の支川
鳥居川の支川
犀川(梓川)の支川
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