石見都賀駅

石見都賀駅
駅入口(2008年7月)
いわみつが
Iwami-Tsuga
石見松原 (5.6 km)
(6.4 km) 宇都井
地図
所在地 島根県邑智郡美郷町都賀本郷300
北緯34度57分23.18秒 東経132度38分33.35秒 / 北緯34.9564389度 東経132.6425972度 / 34.9564389; 132.6425972座標: 北緯34度57分23.18秒 東経132度38分33.35秒 / 北緯34.9564389度 東経132.6425972度 / 34.9564389; 132.6425972
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 F 三江線
キロ程 68.4 km(江津起点)
電報略号 ツカ
駅構造 地上駅盛土上)
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
1人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1975年昭和50年)8月31日[1]
廃止年月日 2018年平成30年)4月1日
備考
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石見都賀駅(いわみつがえき)は、島根県邑智郡美郷町都賀本郷にあった、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線廃駅)である。三江線の廃止に伴い、2018年平成30年)4月1日に廃駅となった。

歴史

年表

地名の由来

下野国都賀と同じで、「の木」のあった所と言われている。駅名は所在地名が由来だが開業時には既に総武本線都賀駅千葉県千葉市若葉区)が存在していたため旧国名を冠した。

駅構造

島式ホーム1面2線を持ち、列車交換設備を有する無人駅浜田鉄道部管理)であったが、2010年3月13日のダイヤ改正では当駅での列車交換は設定されなかった。地上駅であったが、ホームは築堤の高いところにあった。西側に入口があり、そこから築堤下のトンネルにある階段でホームまで登ることができた。なお、自動券売機などは設置されなかった。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 F 三江線 上り 浜原江津方面
2 下り 三次方面
  • 2017年3月時点で駅掲示時刻表にのりば番号が記載されている。入口側(上り)が1番のりばとなっており、列車運転指令上の番線番号(下りが1番線)とは逆転している。
  • 駅入口。待合室は残存しているが、ホームは立入禁止であった(2019年9月)
    駅入口。待合室は残存しているが、ホームは立入禁止であった(2019年9月)
  • ホーム(2008年7月)
    ホーム(2008年7月)

利用状況

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。なお、1994年度は35人、1984年度は63人だった。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 23
2000 25
2001 23
2002 29
2003 27
2004 20
2005 20
2006 17
2007 12
2008 6
2009 5
2010 5
2011 4
2012 4
2013 2
2014 3
2015 3
2016 2
2017 1

駅周辺

駅周辺(2019年9月)

かつては山陰合同銀行島根中央信用金庫の支店(山陰合同銀行は代理店[2])も近隣にあったが、ともに閉店した。

その他

  • 三江線活性化協議会により、石見神楽の演目名にちなんだ「髪掛けの松」の愛称が付けられていた[3]

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
F 三江線
石見松原駅 - 石見都賀駅 - 宇都井駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、333頁。ISBN 978-4-533-02980-6。 
  2. ^ “都賀代理店の廃止について” (PDF). 山陰合同銀行 (2014年2月5日). 2022年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月30日閲覧。
  3. ^ 三江線神楽愛称駅名・大型愛称駅名板・神楽演目解説 (PDF) - 三江線活性化協議会。

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、石見都賀駅に関連するカテゴリがあります。

外部リンク

  • JR西日本(石見都賀駅) - ウェイバックマシン(2018年3月27日アーカイブ分)
  • ぶらり三江線WEB:石見都賀 - 三江線改良利用促進期成同盟会・三江線活性化協議会 - ウェイバックマシン(2017年7月3日アーカイブ分)
西日本旅客鉄道 三江線(江の川鉄道・廃線) F