私の小さな人生

「私の小さな人生」
チューリップシングル
A面 私の小さな人生
B面 コケッカキの住む沼
リリース
規格 EPレコード
ジャンル フォーク
レーベル リバティレコード
作詞・作曲 財津和夫
チューリップ シングル 年表
柱時計が10時半
1971年
私の小さな人生
1971年
魔法の黄色い靴
1972年
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私の小さな人生」(わたしのちいさなじんせい)は、チューリップの曲[1]。幻のデビュー・シングル、1971年7月5日発売。B面は「コケッカキの住む沼」。

概要

この曲はまだ第1期のメンバーではない財津和夫、末広信幸、宗田慎二(以上アコースティック・ギター)、吉田彰(ベース)のメンバーで録音された。B面と共に財津ら3人のアコースティック・ギターと吉田のアコースティックベースによる、フォーク色が強い作品である。チューリップを見出した新田和長のプロデュースにより、東芝音楽工業の内包レーベル・リバティレコードから発売された。しかし、発売直後に末広と宗田が将来に不安を覚えて脱退し、福岡県へ帰郷してしまったため、幻のデビュー曲と化した。

メンバーを再編成して翌1972年にリリースした公式のデビューアルバム『魔法の黄色い靴』では、アコースティックギターに加えてピアノ安部俊幸によるエレキギターがフューチャーされたロック色が強いアレンジへと変更されている。さらに、歌詞の最後が一部変更されている。

娘が嫁ぐ朝』などを先取りした、老成した内容の歌詞が特徴である。B面は、河童を思わせる架空の生き物を題材とした曲。

オリジナル版は、デビュー35周年の企画として2007年に限定生産された、全シングル曲を収録した『これこそが「TULIP ポップ」だ!The Complete Single Box』に、付録のアナログレコードとしてB面と共に収録された。その後もCD化はされていなかったが、デビュー50周年となる2022年6月1日に発売される『魔法の黄色い靴』の「超豪華 Super Deluxe」に、オリジナルのEP版と、初のCD版(1970年のライブ録音「ちぃほあき森 梟のうた」を収録)が収録された[2]

収録曲

  1. 私の小さな人生
    • 作詞・作曲:財津和夫
    • テープの回転速度を早くしているので財津和夫のボーカルの音程が高くなっている 
  2. コケッカキの住む沼
    • 作詞:宗田慎二 作曲:財津和夫

脚注

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出典

  1. ^ “ニュース&コラム”. 歌謡ポップスチャンネル. 2022年2月23日閲覧。
  2. ^ 祝!チューリップ! デビュー50周年!!1972年のデビューアルバム「魔法の黄色い靴」の超豪華 Super Deluxeが発売、ユニバーサルミュージック、2022年4月8日、2022年6月1日閲覧
チューリップ
シングル
  • (私の小さな人生)
  • 魔法の黄色い靴
  • 一人の部屋
  • 心の旅
  • 夏色のおもいで
  • 銀の指環
  • 青春の影
  • ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜
  • サボテンの花
  • 悲しきレイン・トレイン
  • 娘が嫁ぐ朝
  • 風のメロディ
  • ブルー・スカイ
  • WELCOME TO MY HOUSE
  • 夕陽を追いかけて
  • 約束
  • 虹とスニーカーの頃
  • I am the Editor〜この映画のラストシーンは、ぼくにはつくれない〜
  • さよなら道化者
  • ふたりがつくった風景
  • We Can Fly
  • 星空の伝言
  • 夏の夜の海
  • たったひとりのオーディエンス
  • 愛の迷路
  • it WAS love
  • もっと幸せに素直になれたら
  • アイ・アイ・アイ
  • 涙のパーティー
  • くちづけのネックレス
  • 愛の風
  • Morning Squall/愛になりたい
  • 抱きあって
  • 真っ赤な花と水平線
  • ストロベリー・スマイル
  • We believe in Magic
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  • この愛は忘れていいよ
  • あなたのいる世界
  • hope
  • 青春の影 vs 心の旅 2006 Anniversary Mix
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