糸島市コミュニティバス
糸島市コミュニティバス(いとしましコミュニティバス)は、福岡県糸島市が昭和自動車(昭和バス)に委託して運行しているコミュニティバスである[1]。
「はまぼう号」の愛称が付けられている。
概要
2010年に糸島市が発足した際、前原市が運行していたコミュニティバスを引き継いで運行している。
筑前前原駅を中心にした運行体系となっており、かつて昭和バスが運行していた旧前原市域南部の山間部の長糸・雷山、瑞梅寺、川原地域から市街地へ南北に伸びる路線が運行されている[2]。糸島市発足時に前原市と合併した志摩町・二丈町はコミュニティバスを運行していなかったが、現在は筑前前原駅と旧志摩町・旧二丈町中心部を結ぶ路線も運行されている。また九州大学伊都キャンパスと筑前前原駅を結ぶ路線もある。
運行路線
- 白糸線(筑前前原駅 - 白糸)
- 雷山線(筑前前原駅 - 雷山観音前)
- 曽根線(有田経由)(筑前前原駅 - 有田 - 曽根グラウンド)
- 曽根線(波多江経由)(筑前前原駅 - 波多江 - 曽根グラウンド)
- 井原山線(筑前前原駅 - 井原山入口)
- 川原線(筑前前原駅・周船寺駅・九大学研都市駅 - 雷山の森)
- 前原北原線(筑前前原駅 - 北原 - 九大学研都市駅)
- 初深江線(初 - 筑前前原駅 - 一貴山駅 - 筑前深江駅)
- 九大線(筑前前原駅 - 泊 - 九大伊都キャンパス)
- 産業団地線・篠原線(筑前前原駅 - 産業団地)
- 芥屋線(筑前前原駅 - 加布里 - 松原 - 岐志 - 芥屋)
- 船越線(筑前前原駅 - 初 - 志摩中入口 - 船越)
- 野北線(筑前前原駅 - 野北 - 伊牟田 - 伊都営業所)
運賃
1乗車一律200円。小学生・幼児・障がい者は半額。1歳未満の乳児は無料。
九大線のみnimocaなどの交通系ICカード(10カード)が使用可能。他の路線では交通系ICカードは利用できないがPayPayが利用可能。
車両
小型バス(日野・ポンチョ、日野・リエッセ、トヨタ・コースター)が使用される。車両のデザインはかつては数種類存在したが、糸島市発足後、現在では黄色地に糸島市のマスコットキャラクター「いとゴン」と糸島市の市花であるハマボウの花のイラストを入れたデザインに統一されている。
オンデマンドバス
2021年3月、高齢者や移動困難者への移動手段提供を目的としたオンデマンドバス「よかまちみらい号」の運行を開始した[1]。使用車両は8人乗りのハイエース、アイシン精機が提供するデマンド型交通サービス「チョイソコ」を採用している[1]。
脚注
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注釈
出典
- ^ a b c “第20回 糸島市:地元のモビリティ事業者が中心となったプロジェクトで市の課題解決を支援”. 新・公民連携最前線. 日経BP (2021年10月5日). 2024年2月27日閲覧。
- ^ “第1章 糸島市の公共交通の現状と課題” (PDF). 糸島市. 2024年2月27日閲覧。
外部リンク
- 糸島市内バス路線
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