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花氷(はなごおり)は、中に花を入れて凍らせた氷の柱。氷柱、氷中花ともいう[1]。夏の季語。
冷房機が普及していなかった時代、装飾と涼を得る目的をかねてデパートやホテル、レストランなどに置かれたもので、冷房が普及した現在でもイベントやパーティ用に注文される。
氷に不純物が混ざらないよう、水をかき混ぜながら凍らせるため、制作には1週間を費やす[2]。花以外にも彫刻や玩具などを入れた「物入り氷」もある。
関連項目
脚注
- ^ 『俳句歳時記 第四版 夏』 角川文庫、2007年、p85。
- ^ 花氷:色とりどり、涼しさひときわ 福岡(毎日新聞) 2017年9月5日閲覧。