藤原 行縄(ふじわら の ゆきただ)は、平安時代初期の貴族。藤原北家、下野守・藤原城主の子。官位は従五位下・大蔵少輔。
承和7年(840年)正月に正六位上から従五位下に叙爵し、石見守に任ぜられる。さらに同年6月縫殿頭に転任した。承和9年(842年)承和の変の直後に大蔵少輔に任ぜられるが、その後の消息は不明。その他に伊賀守を務めたという。
注記のないものは『続日本後紀』による。