角記号
∠
角記号(かくきごう)は「∠」の形をした幾何学で用いられる記号である。日本語では「かく」と読む。
概要
角記号は、下線の左に接し、右上方向に伸びる斜線を引く図形を書く。
角記号のなかでも直角であることを示すために直角記号の「∟」が用いられることもある。
使用例
∠ABC = 60° (線分ABと線分BCがBの位置で接しており、その角度が60度であることを示す。)
∠ABC + ∠CBD = ∠ABD (ABとBCの間の角と、BCとBDの間の角の和が、ABとBDの間の角と等しいことを示す。)
符号位置
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
---|---|---|---|---|
∟ | U+221F | 1-13-88 | ∟ ∟ | 直角/ファクトリアル[1] |
∠ | U+2220 | 1-2-60 | ∠ ∠ ∠ | 角 |
∡ | U+2221 |
| ∡ ∡ | MEASURED ANGLE |
∢ | U+2222 |
| ∢ ∢ | SPHERICAL ANGLE |
脚注
[脚注の使い方]
- ^ “Unicode 数学記号” (2020年5月19日). 2021年4月17日閲覧。
関連項目
- 直角記号
- 角