鈴木隆司
鈴木 隆司(すずき たかし)は、日本の眼科医師、馬主。兵庫県神戸市出身[1]。兵庫県神戸市灘区の鈴木眼科クリニック院長を務める[1]。
馬主活動
日本中央競馬会(JRA)に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は阪神タイガースとイタリアのサッカーチームをモチーフに[2]黒、白縦縞、袖赤一本輪、冠名には娘の名前より[1]「カレン」を用いる。
幼い頃から馬が好きで、母親に園田競馬場によく連れていってもらっていた[2]。その後騎手を志すも体格が大きくなったことで断念した[2]。ロングエースが制した1972年の東京優駿(日本ダービー)を観たことで競馬に携わろうと思ったという[2]。
来歴
- 1998年[2]または2000年[1] - 馬主資格取得[注 1]。
- 2000年 - 10月15日の2歳新馬をカレンカブリオールが制し、初勝利。
- 2011年 - 阪神牝馬ステークスをカレンチャンが制し、重賞初制覇。さらに、この年のスプリンターズステークスを同馬が制し、GI級競走初制覇[3]。なお、このレースがGI初挑戦であった[3]。
主な所有馬
GI級競走優勝馬
- カレンチャン(2011年阪神牝馬ステークス、函館スプリントステークス、キーンランドカップ、スプリンターズステークス、2012年高松宮記念、スプリンターズステークス2着)
- カレンブラックヒル(2012年ニュージーランドトロフィー、NHKマイルカップ、毎日王冠、2014年ダービー卿チャレンジトロフィー、2015年小倉大賞典)
重賞競走優勝馬
その他の所有馬
- カレンブーケドール(2019年スイートピーステークス、優駿牝馬2着、秋華賞2着、ジャパンカップ2着、2020年京都記念2着、オールカマー2着、2021年日経賞2着、天皇賞・春3着)
- カレンモエ(2021年京阪杯2着、2022年オーシャンステークス2着、函館スプリントステークス2着)
- カレンシュトラウス(2022年メイステークス)
脚注
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注釈
- ^ それぞれの出典において、馬主資格を取得したとされる年が異なっている。
出典
- ^ a b c d “【有馬記念】鈴木オーナーの悲願 カレンブーケドール、グランプリ男・池添騎手と重賞初制覇だ”. スポーツ報知 (2020年12月23日). 2023年2月16日閲覧。
- ^ a b c d e “「仕事柄、目の輝きも決め手に…」鈴木隆司さんが語ったカレンブーケドールとの出会い【天皇賞・春・馬主直撃】”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 中日新聞Web (2021年5月1日). 2023年2月16日閲覧。
- ^ a b “【スプリンターズS】鈴木オーナー感涙初GI”. ウマニティ (2011年10月3日). 2023年2月16日閲覧。
外部リンク
- 鈴木眼科クリニック
- 鈴木眼科クリニック | 六甲本通商店街