IBM 727

IBM 704 メインフレームとIBM 727磁気テープ装置(左側)[1]

IBM 727 磁気テープ装置(アイビーエム 727 じきテープそうち、IBM 727 Magnetic Tape Unit)は、1953年9月25日IBM 701及びIBM 702専用の記憶装置として発表され、初期のIBM真空管コンピュータシステムの標準的な記憶装置となった。1971年5月12日に生産終了した。 その後発表されたIBM真空管コンピュータ及び第一世代のトランジスタコンピュータはIBM 729シリーズのテープ装置を記憶装置として用いた。

テープは、7つの並行するトラックのうち1つのトラックをパリティ・トラックとするIBM 7トラックを採用していた。

トラック 6つのデータトラック
1つのパリティトラック
記憶容量 200文字/トラック
テープの速度 75インチ/秒
巻き戻しの速度 500インチ/秒(平均)
転送速度 15,000文字/秒
開始時間 5ミリ秒
停止時間 5ミリ秒
テープの幅 1/2インチ
リールの長さ 2400フィート

脚注

外部リンク

  • IBM 727 磁気テープ装置(英語)
磁気テープ補助記憶装置のフォーマット
リニア方式
3/4インチ
(19.05 mm)
  • TX-2 Tape System (1958年)
  • LINCtape (1962年)
  • DECtape (1963年)
1/2インチ
(12.65 mm)
8ミリ
(8 mm)
  • Travan (1995年)
  • IBM 3570 MP (1997年)
  • ADR (1999年)
1/4インチ
(6.35 mm)
  • QIC (1972年)
  • SLR (1986年)
  • Ditto (1992年)
1/8 (0.15)
インチ
(3.81 mm)
細幅
(1.58–
1.9 mm)
  • Exatron Stringy Floppy (1979年)
  • ZX Microdrive (1983年)
  • Rotronics Wafadrive (1984年)
ヘリカル方式
3/4インチ
(19.05 mm)
  • Sony DIR (19xx年)
  • Ampex DST (1992年)
1/2インチ
(12.65 mm)
8ミリ
(8 mm)
  • Data8 (1987年)
  • Mammoth (1994年)
  • AIT (1996年)
  • VXA (1999年)
4ミリ
(3.81 mm)