JXビル
「日石本館」、「日石ビルディング」、あるいは「大手門タワー・JXビル」とは異なります。 |
JXビル | |
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情報 | |
旧名称 | 新日鉄ビルヂング |
用途 | オフィス |
設計者 | 三菱地所 |
構造形式 | 鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造 |
敷地面積 | 3,353 m² [1] |
延床面積 | 63,066.07 m² |
状態 | 解体 |
階数 | 地上20階・地下5階 |
高さ | 84m |
エレベーター数 | 乗用12台、貨物用1台 |
着工 | 1967年9月7日 |
竣工 | 1970年2月25日 |
解体 | 2017年 |
所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-3 |
座標 | 北緯35度41分3.3秒 東経139度46分12.8秒 / 北緯35.684250度 東経139.770222度 / 35.684250; 139.770222 (JXビル)座標: 北緯35度41分3.3秒 東経139度46分12.8秒 / 北緯35.684250度 東経139.770222度 / 35.684250; 139.770222 (JXビル) |
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JXビル(ジェイエックスビル)は、東京都千代田区大手町二丁目にあったオフィスビルである。
概要
当初は歩行者用通路を挟んだ西側の日本ビルヂング別館のテナントビルとして、「日本ビル別棟」の名称で計画されていたが、着工準備段階の1967年(昭和42年)6月に八幡製鐵が本社ビルとして1棟全面使用することが決定した。1967年9月7日に着工。建設中の1968年4月17日に、八幡製鐵は富士製鐵との合併を発表。建物名は新会社の新日本製鐵に合わせ、新日鐵ビルヂング(新日鉄ビルヂング)となった。1970年2月25日に完成し、同年3月21~22日に八幡・富士の両社は旧本社から移転を行った。3月31日には、本ビルにて新会社発足の記念式典が行われた[2]。
新日本製鐵は2009年に丸の内パークビルディングに移転した[3]。その後、全館改修工事[4]を行ったうえで2010年に新日本石油と新日鉱ホールディングスの統合持株会社として発足したJXホールディングスが入居し、ビルの名称もJXビルに改められた。それまで西新橋にあった新日本石油本社前には、同社100周年を記念して1988年に火の神プロメーテウスの像が建立されたが、像はJXビル脇に移された[5]。
JXホールディングスは、新日本石油当時の2010年2月に大手町一丁目のりそな・マルハビルの区分所有権を取得し[6]、三菱地所と共同で建替え事業を行っており[7]、2015年11月に「大手門タワー・JXビル」として竣工され、2015年12月に本社を同ビルに移転した(プロメーテウス像も同ビル内に移動)。
その後、三菱地所による常盤橋地区再開発事業に伴い、2017年より解体工事に着手した[8]。2018年時点で解体が完了した。尚、JXビルと一体化された地下駐車場および東京電力常盤橋変電所は解体対象とならず、再開発プロジェクトにおいて改修の上C棟として竣工する。
建築
新日鉄の希望により同社の特殊鋼材を使用して仕上げ精度を上げ、室内照明は一般のオフィスビルを上回る1000ルクスとした。地下には、常盤橋街区の他のビルと一体で日本パーキングセンターが設けられた[2]。
関連項目
- TOKYO TORCH - 当地周辺で進行中の再開発地区。
- 常盤橋タワー - 当地に建設された超高層ビル。
脚注
- ^ 物件情報(三菱地所)
- ^ a b 三菱地所『丸の内百年の歩み 三菱地所社史下巻』1993年3月6日、227-232頁。
- ^ 『本社移転のお知らせ』(プレスリリース)新日鉄住金、2007年4月20日。http://www.nssmc.com/news/old_nsc/detail/index.html?rec_id=3148。2014年10月15日閲覧。
- ^ “JXビルのロングライフ”. 三菱地所設計. 2015年1月4日閲覧。
- ^ プロメテウスの遷座(西新橋通信)
- ^ 『固定資産の取得に関するお知らせ』(プレスリリース)JXホールディングス、2010年2月26日。http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/noc/2009/20100226_07_0952366.html。2014年10月15日閲覧。
- ^ 『「りそな・マルハビル」・「三菱東京UFJ銀行大手町ビル」の建替「(仮称)大手町1-1計画」について』(PDF)(プレスリリース)三菱地所、2012年6月11日。http://www.mec.co.jp/j/news/pdf/mec120611_1.pdf。2014年10月15日閲覧。
- ^ “【現場最前線】「常盤橋街区再開発プロジェクト」始動! 1964年誕生の日本ビルヂング、2020年に向け生まれ変わる”. 建設通信新聞公式ブログ (2016年11月5日). 2017年8月12日閲覧。
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