韓国鉄道公社391000系電車 (かんこくてつどうこうしゃ391000けいでんしゃ) は、西海線での運行のために導入された韓国鉄道公社の通勤形車両である。2017年8月17日から11月3日にかけて導入された7編成と大谷-素砂線の開業に備えて導入された10編成の計17編成が運行中。
概要
1次車
1次車は371000系電車をベースとしており、シーメンスのATP/ATOによるRF-CBTCを採用している。これは韓国鉄道公社の電車としては初のことである。 東芝(宇進産電)製のIGBT-VVVFを採用している。
車内
車内は381000系電車をベースとした。ドアチャイムが設置されている。
乗務設備
2次車
2次車はKORAILでは初となるタウォンシスが製造を担当し、VVVFインバーターも東芝製からタウォンシス製に変更されている。車体は宇進産電製造の車両と同じくダブルスキン構造のアルミニウム車体に変更された。先頭車両のロゴは西海線のロゴではなく、KORAILのロゴとなっている。
車内
扉上部に千鳥配置で2画面の液晶ディスプレイが設置されている。またソウル交通公社の新車同様、出入口左右にドアランプが設置されている。なお、座席は7席から6席に減少したが、311000系や341000系とは異なり、プラスチックシートではなく従来通りモケットシートとなった。つり革や座席カラーは西海線のラインカラーである黄緑と緑色のものが使用されている。
編成
車両番号 | 動力配置 |
3910xx | 制御車 (Tc) |
3911xx | 電動車・パンタグラフ付き (Mp) |
3912xx | 電動車・パンタグラフ付き (Mp) |
3919xx | 制御車 (Tc) |
運行区間
脚注
関連項目